人生の教科書

2021年8月2日

実は私、趣味が「釣り」と「読書」なんです。

ちなみに少し前までは休日というと、
「お酒を飲む」「食べ歩き」「タバコ一日４箱」
「麻雀」「競艇」「パチンコ」「テレビゲーム」
と言わずと知れた自滅コースまっしぐらの時間と
お金の使い方をしていました。

今ではまったくと言っていいほど、そういうことはしません。

そんな前振りから、最近読んだ本の中に、
「あと２０年早く読むべきだった」
と心に染みた本があったので、紹介します。

本のタイトルは「精神科医が見つけた３つの幸福」
という本です。

簡単にようやくすると、脳が感じる幸せ物質には、
３つの脳内物質があり、
・ドーパンミン（成功体験的幸福）
・オキシトシン（つながりや愛の実感の幸福）
・セロトニン（メンタルと健康の実感の幸福）
に分けられ、それぞれの優先順位を間違えると、
それは不幸になり、
正しい、優先順序を大切にすると、幸せの感じ方も
増え、よりよい結果に進んでいく。ということです、

この構造を知らないと、「脳」はドーパミン的幸せを求め、
破滅的行動とネガティブ的思考回路となりやすいというものです。

本当に大切なことは、自分を大事にし、家族を大切にし、
その上で成功を求める。
ということです。

思い返せば、２０代～３０代前半は、日が変わるまで仕事に追われ
時間がないが故に「本当にやりたいこと」をあきらめ、
やりたいことがないが故にどうでもいいことにお金を使い、
どうでもいいことにお金を使った結果、お金を増やすことに執着し、
常に競争環境に身を追き、いつも「出し抜くこと」
ばかりを考えていました。

その結果、あまり、幸せというものを感じたことがなかったかもしれません。

今は、職場の仲間の協力もあってのことですが、夜の仕事の予定がないときは、
どんなに遅くても６時には家に帰り、子供と一緒にお風呂に入り、
お風呂に入ったあとは１時間前後の時間を使って子供を寝かせつけています。

考え方を変えれば、創業５年目の大借金まみれの中小企業の社長であり、
従業員の生活を守るべき立場でもあり、
その上、４０歳という人生のターニングポイントである、今、この大事な瞬間を
「子供がふろに入る時間だから先に帰るね」と
６時以降は仕事をしないと言っているんだから、「人として終わってるな。」
という考え方もあります。

事実、そのとおりだと思います。

心から尊敬する先輩方のお話を伺うと、
「３０代～４０代全般の時期は一番脂が乗っていて、全集中力をもって仕事に
邁進したから今の自由がある。」
というお話をよく聞きます。

それでも僕はこう思っています。

「家族を大切にし、自分自身も大切にするけど、事業も必ず成功させてやる」

と、正直、欲張りな考え方をもっています。
でも、それでいいと考えているから、毎日そのように過ごしています。

健康があって、家族がいて、仲間がいて、
だからこそ、「挑戦することに夢中になれる」

そんなことを教えてくれる一冊です。

また、おすすめの本、紹介させて頂きます！

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