春日部市のオークスケア合同会社のブログ
2023年9月15日
先日、東芝製のドラム式洗濯機をクリーニングしたところ、まだ乾燥が不十分とのご連絡をいただきました。
東芝製の場合、乾燥経路も分解して丸洗いできますし、洗濯槽も固着により外れないということはほぼないので(2010年代前半あたりの古いモデルは除く)、内部に関しては綺麗にクリーニング出来るのですが、ヒートポンプが構造的に手を出しづらい位置にあり、クリーニングの対象外となっております。
その為、このヒートポンプが汚れていたりすると掃除をしたのに乾燥がイマイチ、ということが起こりえます。
パナソニックのVXシリーズなんかは洗濯機の上部にあって分解が容易なのでヒートポンプも綺麗にすることが出来るのですが、この辺が東芝製のちょっとモヤっとするところです。
ですがこちらのお客様宅は洗濯機が床に直置きで、設置スペース的にも洗濯機を動かせる余裕があったので、背面のヒートポンプを確認してみることにしました。
この背面下部のボックスの中に入っているのがヒートポンプです。
洗濯機が洗濯パンやゴム台に乗せられていたり、動かすと作業スペースがなくなってしまうような設置状況だとここに手を出すのは至難の業です。
中を覗いてみると、熱交換器がびっしりと汚れで覆われていました。
これだけ汚れで覆われていると熱交換器を空気が通らなくなってしまうので、熱交換の効率が失われてしまいます。
これを空気が通れるように出来る限り汚れを取りました。
細かい汚れは残っていますが、これだけ熱交換器を露出させれば乾燥具合もだいぶ変わるはずです。
ちなみにこの箇所のクリーニングを行う業者さんもおられますが、対応可能な業者さんが少ない上、オプション料金¥10000前後が相場となる作業になります。
当店も対応したいところですが、設置状況などで大幅に作業難易度が変わってしまうのが悩みどころです。
店長:折笠 純一
大手清掃会社で役職経験あり、第二種電気工事士資格有、日本エアコン・ハウスクリーニング協会所属、温和な性格の店長です!
<関東>
茨城県
栃木県
埼玉県
千葉県