堺市美原区の株式会社 ヤマト白蟻研究所のブログ
2021年3月18日
シロアリ防除施工は、大きく分けて3つの作業があります。
①床下作業
②床上作業
③建物外周作業
今回は②の床上作業について説明させて頂きます。
基本は、床下から土台などの地面に近い材木に薬剤処理しますが、土間(タイル部分)付近は床下が無く、吹き付けできない壁や木枠に対して穴あけ、注入作業が必要になります。
新築時は柱や間柱などむき出し状態の時に吹き付け処理するので、穴あけの必要が無いのですが、建築後は壁が出来上がり、壁の中の土台、柱、間柱、壁材へは直接吹き付けする事ができなくなります。
しかし、壁をめくって薬剤吹き付けするのは大変なので、3.5mmの穴を開けて、拡散ノズルを差し込み注入し、仕上げに防水処理を壁の色に合わせて補修します。
壁の色がピンクや緑など色合わせが難しい時もありますが、一般的な白やベージュやグレーや茶色などであればほぼ分からない仕上げになります。
お客様が、外壁補修用ペイントを持っている場合は、お借りして綺麗に補修できます。
その穴をあける場所を参考に紹介します。
○床下が無い玄関タイル土間付近の壁
○ポーチ壁
○木枠
○タイル造りの浴室壁
○タイル造りのトイレ壁
○土間の勝手口
○ガレージ壁
○外部物入れ
お客様の家によって構造が違う為、どの場所のどの辺りに穴を開けるのかは、訪問させて頂いた時に確認しながら説明致します。
薬剤を入れる方法をお伝えします。
★壁★
土台より上のできるだけ目立たない場所に、直径3.5mmの穴をあけて、3.4mmの拡散ノズルを差し込んで注入します。
最後に色を合わせてモルタルやパテで補修します。
★木枠★
3.5mmか6mmの穴をあけて、木枠の下に薬剤を注入し、同じ大きさの木栓に色をつけて補修します。
★コンクリート土間★
土間下の土の部分に、6mmの穴を約40cmほど打ち抜きし、薬剤を注入します。
補修は木栓を奥に叩き込んで、色を合わせたモルタルで綺麗に仕上げます。
施工前にもっと具体的にイメージするには、こちらの動画を見ていただければイメージしやすいと思います。
https://smart.shiroari.jp/flow_gallery/gallery-1992.html?flow_gallery=1992&item=94963
店長:堀西 正一郎
大阪府堺市で創業39年以上の実績と信頼!安心の完全自社施工!年間1000件以上の白蟻対策経験を活かして丁寧に対応します!
<近畿>
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県