堺市美原区の株式会社 ヤマト白蟻研究所のブログ
2020年9月10日
イエシロアリは、床下だけではなく天井裏まで被害を出すことが多いです。
それは、イエシロアリが自分で水道パイプのような水取り蟻道という道を構築でき、100万匹のシロアリを維持するのに、大量の材木を食害しなければ生存できない理由があります。
もちろん、巣から近い床下に多大な被害を出しているお家も多いですが、天井には昔から梁(ハリ)という写真のような太い材木を使います。
この材木は、シロアリの大好物な【松】を使用している為、シロアリが活性化してスカスカにしている事例をよく見かけます。
先日のお客様の屋根裏では、松を使用した梁(ハリ)が根こそぎイエシロアリに食べられ、天井板に落下していました。
材木もスカスカですが、繋ぎの部分を食害されると重みに耐えられなくなり、早い段階で落下したものと思われます。
シロアリ被害を受けた事がないお客様だと、「なんでもっと早く対策せーへんねやろ?」と思うかもしれませんが、たまたま生活していて見える所に蟻土があったり、羽アリが出てくれないと意外と気付かないものなんです。
梁(ハリ)がスカスカになると、補修費用は100万円単位になることもあります。
大きい被害になる前に、定期的に床下や外回りをプロに見てもらい、早期発見や予防対策をしましょう。
店長:堀西 正一郎
大阪府堺市で創業39年以上の実績と信頼!安心の完全自社施工!年間1000件以上の白蟻対策経験を活かして丁寧に対応します!
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