渋谷区の株式会社トシ・ランドスケープのブログ
2019年5月31日
植え替え作業
掘ってみるとなかなか根がありません。
何故でしょうか?
幹の部分が20cmほど土に埋まっていました。
地面(GL)の高さより根鉢の部分を深く植えてしまう「深植え」という状態です。
掘ってみると根はほとんどが腐っていました。
深植えを行うと、根に必要な酸素が不足してしまい、根が健全に生育できません。
根には水が一番重要だと思われがちですが、実は酸素が一番重要です。
人間と同じように根も呼吸しています。
人間も少しの間でしたら水分は我慢できても呼吸は我慢できません。
樹木も同じです。
水鉢をつくるお客様にもこの水鉢の部分に水やりをお願いしますと説明もしやすいです。
お客様にもしっかりそういった説明を行い、植栽初年度の夏場は水やりのご協力を頂いております。
初年度お客様のご協力によりしっかり生育できた樹木はそのあと何年もすくすく元気に生育していくことと思います。
少しの気遣いでその後何年も樹木が生育することが可能となります。
1Fの目隠しの植栽にはレイランディ(レイランドヒノキ)を、玄関前は矮性ローズマリーを植栽しスッキリと仕上げました。
店長:中村雅俊
個人邸の庭木の手入れ、マンションの植栽管理を、丁寧な仕事とわかりやすい説明を心がけています
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