渋谷区の株式会社トシ・ランドスケープのブログ
2021年8月16日
最近では個人のお客様のお庭や
マンションの植栽管理と合わせて、
樹木医による樹木診断のご依頼を
多く頂いております。
特に皆様の関心も高いサクラ類の
ご相談が多く、
樹木自身の寿命というよりも
下記の原因による衰退が見受けられます。
・負担の大きな時期や強い剪定などの
不適切な管理
(枯れ、腐れによるキノコの発生など)
・不良土壌(植栽基盤)による樹木の異常
・敷地内や近隣での工事が原因での、
根の切断や越境部分の剪定
樹木医が診断を行う事で、
・危険な樹木
・注意が必要で経過観察を推奨する樹木
・健全な樹木
を明らかにして今後のリスク判断が
可能になります。
そのような中で今回は、
渋谷区と中野区の個人邸のお客様から
サクラの診断と今後の管理の方針に
ついてのご相談を頂きましたので
ご紹介いたします。
コフキタケやベッコウタケなど
樹木の腐朽を進行させる
キノコの発生が確認された為、
機器診断(レジストグラフ)
IML RESI PD600
も実施しました。
診断カルテ様式は今年に改訂された
「令和3年度 東京都街路樹診断マニュアル」
に準拠しています。
お客様にとって思い入れのある
大切な樹木ですので、
今後の最善の管理をご提案させて頂きます。
樹木診断の流れとしまして、
①外観の目視や打診等による診断
②機器診断(精密診断)
の流れで樹木医による診断を行いました。
また弊社では樹木の状態、
規模により複数名の樹木医が診断を行い、
①、②と合わせて総合的に判断する事で、
樹木の現状を正確に把握する事が出来ます。
渋谷区恵比寿の現場では、
こどもたちに間近で樹木診断の様子を
見学してもらいました。
「あれを木にくっつけて何してるの?」
「何がわかるの?」
「なんで木が腐っちゃうの?」
「針みたいの出てきたけど何これ?」
と興味津々でした!
ご依頼いただきありがとうございました。
店長:中村雅俊
個人邸の庭木の手入れ、マンションの植栽管理を、丁寧な仕事とわかりやすい説明を心がけています
<関東>
東京都
神奈川県