渋谷区の株式会社トシ・ランドスケープのブログ
2020年4月11日
最近ではマンションの植栽管理、樹木診断の
コンサルティングのご依頼を多く頂いております。
今回は、今年度より植栽管理の年間契約を頂いた
マンション様から危険木の抽出と今後の植栽管理の方針についてのご相談を頂きました。
過去に大型台風通過時に高木が数本倒木している経緯があり、管理組合様も不安視されてらっしゃいました。
その為、
①外観の目視や打診等による診断
②機械診断(精密診断)
の流れで樹木医による診断を行いました。
①、②と合わせて総合的に判断する事で、
正確な樹木の現状を把握する事が出来ます。
機械診断の診断器具を様々なものがありますが、
レジストグラフ PD500
を使用しました。
レジストグラフとは、樹幹に細いキリを挿入して、材の健全度を測定する診断機器で、直径1.5mmの細いキリを樹幹に挿入し、キリにかかる抵抗値を測ります。
抵抗値が実寸で記録されるため、解析しやすいことが大きな特徴で、樹木の倒伏危険度診断における国際的なオソライザーであるドイツ、マテック博士推奨の国際的な標準機です。
都市樹木の倒伏危険度診断だけでなく、木製遊具の安全管理、木造建物の強度管理など幅広く活用されています。
キリを挿入した際の抵抗が大きければ、樹木は健全です。しかし抵抗が弱かったり、あるいは殆んど抵抗がない場合は、腐朽しているか空洞化している恐れが十分あるため、注意が必要になります。
※日本緑化センターより引用
マンションの植栽管理に豊富な経験と知見がありますので、植栽についてなんなりとご相談ください。
株式会社トシ・ランドスケープ
中村雅俊
店長:中村雅俊
個人邸の庭木の手入れ、マンションの植栽管理を、丁寧な仕事とわかりやすい説明を心がけています
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