渋谷区の株式会社トシ・ランドスケープのブログ
2024年12月10日
子どもが自然の中でのびのびと遊び、学ぶ姿は、何よりの喜びですよね。このたび杉並区内の幼稚園で進めていた園庭改修工事が完成し、そんな願いを叶えてくれる素敵な空間が誕生しました。この園庭は、子どもたちや先生方の声を大切にし、「日常の中で四季や自然と触れ合える場所」というテーマで設計されています。私たち親としても、「こんな場所で遊んで育ってほしい」と心から感じられる園庭です。ここでは、その魅力をご紹介します!
①自然と遊びを融合した「築山アスレチック」
子どもたちのリクエストに応える形で、園庭の中心に完成した築山アスレチック。アンケートで上位に挙がった「滑り台」「秘密基地」「山」がしっかりと取り入れられています。
滑り台で思いっきり遊んだり、秘密基地でワクワクしたり、まさに子どもたちの夢が詰まった場所です。さらに、園にあったタイヤを再利用して作られた「タイヤの階段」には、ただ登る楽しさだけでなく、リサイクルの大切さも感じられる工夫がされています。親として、こうした教育的な取り組みもうれしいポイントです。
②四季を感じる果樹の林
築山の周りには、ヤマモモやさくらんぼ、びわなどの果樹が植えられ、季節ごとに子どもたちが実りを楽しめるようになっています。「今日、さくらんぼが赤くなってたよ!」なんて嬉しそうに話してくれる姿が目に浮かびます。また、低木にはユキヤナギやラズベリー、ミントなど、普段の生活でも親しみやすい植物が選ばれており、子どもたちが植物に触れる第一歩を後押ししてくれる工夫がされています。
③食べる楽しさを育む「畑」
園庭の一角には、子どもたちが自分たちの手で育てる「畑」も設けられました。収穫して「自分で作った野菜」を食べる体験は、食への関心を高め、自然への感謝を育んでくれますよね。土の手触りや植物が育つ様子を間近で感じられるのは、親としても貴重な経験だと思います。
④木のぬくもりを感じる「飛び石」や「ウッドデッキ」
園庭には、木のぬくもりを感じる飛び石やウッドデッキも設置されています。ここでは、子どもたちが植物や虫の図鑑を読んだり、友だちと楽しくおしゃべりしたりする姿が見られます。私たち親も、そんな穏やかな時間を過ごす子どもの姿を思い浮かべるだけで心が和みます。このウッドデッキや椅子には、地域で伐採された木材が使われており、環境への配慮も感じられる設計になっています。
⑤「野の花マット」で季節の彩り
園庭全体には四季折々の花々が咲き誇る「野の花マット」が使用されています。春には明るい花が咲き、夏には緑の茂みが広がる――子どもたちが季節の変化を肌で感じられる工夫がいっぱいです。「今日は何が咲いているのかな?」と園庭を見るたびに発見があるのは、子どもたちだけでなく親としてもワクワクします。
子どもたちの笑顔が広がる園庭へ
完成した園庭では、子どもたちが土や木に触れ、築山を駆け回り、果樹や虫を観察する姿が早速見られています。この園庭が、子どもたちの「学び」と「遊び」の拠点となり、たくさんの思い出を育む場所になることでしょう。
親として、このような素晴らしい環境で育つ我が子の未来が楽しみです。このプロジェクトにご尽力くださった先生方、関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。これからも、この園庭で子どもたちの笑顔と楽しい時間がどんどん広がりますように!
店長:中村雅俊
個人邸の庭木の手入れ、マンションの植栽管理を、丁寧な仕事とわかりやすい説明を心がけています
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