宝塚市のきものまなびや庸子着付教室のブログ
2022年4月13日
次なる機会!いざ着ようと思って久しぶりに出してみると、なぜか黄ばんでいたり、なかったはずのシミがついていたりと、大切にしまっていたはずの一張羅が肝心なときに着られなかったとならないために、、、
干す‼︎
これが大事
着物の大敵は、湿気。カビや虫食いも湿気が原因です。大切な着物を湿気から守る方法ですね
では、
干し方は
着物着た日から
2~3日晴天が続いた後のお天気のよい日の10時から14時頃までの間に干します。
一時的な作業なので、着物専用のハンガーがなくても普段お使いのハンガーに干していただいて大丈夫です。
注意点は、直射日光の当たらない風通しのよい場所に干すこと。直射日光に当たると色焼けしますから注意しましょう。干す時間は、2~3時間程度です。
ポイント
風通しの良いところとは?
現代の住まいでは
・和室の鴨居にかける(写真1)
・洋室のドアを開けて、上枠にかける
(写真2)
やっちゃいけない‼︎は
・壁に着物をくっつけて干すこと!
これでは、壁にベッタリと着物が当たっていては、風が通り抜けません!
シワが気になる場合は、着物の裏側に当て布をして、軽くアイロンをかけましょう。
その後、専用ブラシでホコリを落とします。専用ブラシがない方は、丸めたタオルなどを使い、布目に沿って襟、肩、裾の順に軽くなでるようにしてホコリを払い、全体にシミなどがないかをチェックします。問題なければ着物をたたみ、たとう紙に収納して、虫干しは完了となります。
なお、たとう紙が黄ばんでいたり、紐が外れている場合は新しいモノに交換します。たとう紙の黄ばみが着物に移ることもあります。少しでも変色していたら、新しいたとう紙を用意して、最適な状態で着物を保管するようにしましょう。
店長:河関庸子
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