目次
- 1）浴槽塗装は難易度が高い
- 2）浴槽塗装をDIYする最大のメリットは費用の安さ
- 3）浴槽塗装のデメリットは綺麗に長持ちさせるのが難しいこと
- 4）DIYで浴室塗装を行うときの注意点
- 丁寧な下地処理は仕上がりを左右する
- 適切な塗料を選ぶ
- ホーロー素材の浴槽は追い炊き機能に注意する
- ゆとりを持ったスケジュールを立てる
- 5）浴槽塗装は無理せずプロに依頼しよう
浴槽塗装の料金・口コミを見る
1）浴槽塗装は難易度が高い
浴槽の塗装は簡単に見えますが実は難易度が高く難しい部類になります。
綺麗に仕上げて長持ちさせるには専門性や経験が必要となるため、結論を言うとDIYで行うのはあまりおすすめしません。
これは浴槽塗装だけに限ったことではありませんが、塗料の性能を100%発揮し長持ちさせられるかどうかは塗装技術次第です。
したがって塗装のやり方次第では耐用年数が数カ月と短くなってしまうことも、反対に10年以上長持ちすることもあります。
2）浴槽塗装をDIYする最大のメリットは費用の安さ
施工が難しい浴室塗装ですが、DIYで行う場合は下記に挙げるようなメリットがあります。
浴槽塗装をDIYするメリット
- 費用を安く抑えることができる
- 自分の都合の良い日程や時間で作業できる
作業をプロの事業者に依頼した場合、浴槽のサイズや素材によって料金は異なりますが、一般的に100,000円前後の費用がかかります。
一方、DIYの場合は塗料や必要な道具を揃えるだけですので、数千円から3万円程度で済むこともあります。
浴槽塗装をDIYで行う最大のメリットはその安さと言えるでしょう。
3）浴槽塗装のデメリットは綺麗に長持ちさせるのが難しいこと
浴室塗装をDIYで行う場合の主なデメリットには以下のようなことが挙げられます。
浴槽塗装をDIYするデメリット
- 綺麗に仕上げるのが難しい
- 長持ちしないことがある
浴槽塗装のプロは高性能なコンプレッサーとスプレーガンを使って塗装を行ったりしますが、DIYの場合はハケやローラーを使用することが多いです。
これはスプレー塗装には高い技術が必要になるからですが、ハケやローラーの場合は均一に塗るのが難しく色ムラや光沢がでないことがあります。
また、FRP素材の浴槽に水性アクリル塗料など、不適切な塗料を塗ったりすることで長持ちしない可能性があることもデメリットに挙げられます。
ちなみに足付け研磨や脱脂処理などの下地処理が不完全になりがちなことも、短期間で塗料が剥がれる原因の一つです。
このように綺麗な仕上がりで長持ちするような塗装を行うのが難しいことが、DIYの最大のデメリットになります。
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4）DIYで浴室塗装を行うときの注意点
施工が難しい浴室塗装ですが、実際にチャレンジする場合には特に以下のようなことに注意しましょう。
DIYで浴室塗装を行うときの注意点
丁寧な下地処理は仕上がりを左右する
塗料を塗る前の下地処理は丁寧に行いましょう。
この作業をずさんにした場合、上手く塗料がのらなかったり短期間で剥がれてしまう原因になります。
水アカや石鹸アカは丁寧に除去し、傷や割れた部分などはパテなどでしっかりと補修を行う必要もあります。
適切な塗料を選ぶ
どんな塗料を選ぶかは浴槽の素材によっても異なりますが、ホームセンターやネットショップなどで購入する場合は必ず「浴室用」と記載のあるものを購入しましょう。
ちなみに一般的な浴槽に多く見られるFRP素材の場合、プロは水性アクリル系塗料は使いません。二液性アクリルウレタン樹脂系の塗料を使うことがほとんどです。
ホーロー製の浴槽は追い炊きができなくなる可能性がある
浴槽の素材がFRPではなくホーローの場合は、塗装によって追い炊き機能が正常にできなくなる可能性がありますので注意しましょう。
ホーロー製浴槽の追い炊きに関しては高度な専門知識が必要となりますので、DIYを行うのはおすすめしません。
ゆとりを持ったスケジュールを立てる
浴槽塗装は意外と時間がかかります。
これは下地処理に必要な手間の度合いなどによっても変わりますが、下塗り剤や塗料を塗ったあとの乾燥時間が主な理由です。
その日の天気や気温、また塗料の種類によって乾燥までの時間は変わりますが、1回塗料を塗ったあとは約8時間ほど乾燥させることも普通ですので、二度塗りなどを行った場合は最低でも2日以上かかります。
作業にイレギュラーが起こると余計に時間がかかりますので、週末を利用してDIYしようと考えている方は時間が足りなくなることも想定したゆとりのあるスケジュールを立てましょう。
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5）浴槽塗装は無理せずプロに依頼しよう
今回は浴槽塗装をDIYで行う場合のメリットやデメリット、また注意点などをお伝えしました。
塗装関係のDIYの中でも浴槽塗装は難易度が高く、綺麗で長持ちするように仕上げるのは簡単ではありません。さらに失敗してしまうと自分で塗った塗装を剥がしたり、塗料を再購入してもう一度やり直すなど余計な手間や出費がかかってしまいます。
そんな事態を避けるために、おすすめなのはプロに依頼することです。
プロであれば確実な施工で美しく仕上げてくれるのはもちろん、耐久性も高く結果的に長く使えて長期的に見ると安上りになることも少なくありません。
浴槽塗装を検討している方はプロに依頼することをおすすめします。
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まとめ
浴槽塗装はDIYできますか？
浴槽塗装は難易度が高く、綺麗に仕上げて長持ちさせるためには専門性や経験が必要です。専門知識やDIY経験がない場合、浴槽塗装のDIYはあまりおすすめできません。
DIYで浴槽塗装を行う場合の注意点はありますか？
DIYで浴槽塗装を行う場合は、下地処理を丁寧に行い、浴槽塗装専用の塗料を選びましょう。また浴槽塗装は作業工程と合わせて乾燥時間がかかります。DIYを行う場合やゆとりのあるスケジュールを立てましょう。
ライター：KIKUCHI
フリーランスのWEBライター。“できることは自分でやってみる”をモットーに、料理や掃除など暮らしに関わる全般から、モノづくりのDIYまで何でもチャレンジ。これまで得てきたノウハウやコツをシェアすることで、皆さんのお役に立ちたいと思っています。
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