ウッドデッキが腐食した！DIYでの補修方法・補修依頼先について紹介

目次

1. 1）ウッドデッキの腐食とはどんな症状か
2. 　1-1）まずは「補修」か「木材交換」か判断
3. 　1-2）部分的なヒビや腐食には「補修」処置
4. 　1-3）腐食が全体に広がっていたら「木材の交換」
5. 2）ウッドデッキの補修をDIYでやりたい！道具・手順
6. 　2-1）ウッドデッキ補修に必要な道具
7. 　2-2）ウッドデッキの補修をDIYで行う手順
8. 　2-3）補修のあとには塗装も一緒に行う
9. 3）外構工事を行う事業者に「補修」「交換」を依頼できる
10. 4）ウッドデッキの補修はプロに依頼！

ライター：イシバシユウリ
フリーランスで活動するwebライター。一人暮らし当初のズボラな生活を改め、掃除・炊事等の家事全般を叩き上げで習得してから早数年が経ちました。現在の趣味は料理とDIY。日々の経験を元に、実践しやすいくらしの知恵をお届けします。

1）ウッドデッキの腐食とはどんな症状か

ウッドデッキの腐食に適切に対処するには、まず「腐食」がどういう症状なのかを知る必要があります。

腐食とは、木材の内部で腐朽菌が繁殖することにより木が腐り、ボロボロと表面が崩れたり、強度を失ってしまう症状です。

この状態を放置してしまうと、上の画像のように使おうとしたときに底が抜けたり、繁殖した菌が人に影響したりといった問題が浮かび上がります。

使用しているウッドデッキに腐食の症状が見られる場合には、はやめに「補修」や「交換」などのメンテナンスを行い、本来の機能を取り戻すことが大切です。

1-1）まずは「補修」か「木材交換」か判断

ウッドデッキに腐食の症状が見られる場合、まずは対処法として「補修」と「木材交換」のどちらが適しているのかを考える必要があります。

今回の記事で解説している「補修」という処置は、ウッドデッキの腐食が部分的に見られる場合に適しており、全体的にすっかりボロボロになってしまったものをきれいに蘇らせるような効果はありません。

1-2）部分的なヒビや腐食には「補修」処置

木材に腐食やそれに伴うヒビが部分的に見られる場合には、補修というメンテナンスで対処が可能です。

エポキシ樹脂材などの木工用パテは接着剤として使われることが多く、木材のヒビを埋めるのに役立ちます。ただし、補修部分が広すぎると効果が発揮できません。

1-3）腐食が全体に広がっていたら「木材の交換」

ヒビや腐食の症状が部分的であればエポキシ樹脂材による補修で対応できますが、全体に広がっている場合やすでに木材が折れている場合は、木材自体を交換する必要があります。

交換する木材を他のパーツを接続している釘やネジを抜き、木材も取り取り外して交換する流れになります。

サイズがあらかじめ整えられていない木材を使用する場合は、もとのパーツに合うサイズにカットしなければなりません。症状が重い分、作業も手がかかるようになってしまいます。

2）ウッドデッキの補修をDIYでやりたい！道具・手順

ウッドデッキの部分的な補修であっても、自分で行うのは大変です。腐食した木材の切り取りは力仕事になりますし、釘がなかなか外れないこともあります。

また、作業自体を進めることができたとしても、もとの美しい見た目を再現できるとは限りません。

それでも腐食箇所が狭く、限られた範囲であれば、自分で補修したいと思う方もいらっしゃるでしょう。そこで補修の作業はどのように進めればいいかをご紹介します。

2-1）ウッドデッキ補修に必要な道具

ウッドデッキの補修に必要な道具は、以下のとおりです。

• 軍手
• 補修用パテ（エポキシ樹脂剤など）
• ノコギリやノミ、ワイヤーブラシ（腐食部位を削りとるもの）
• サンダー（表面を削る）
• ハンマー
• ドライバー
• バール　など

木材の腐食箇所を切除するためには、ノコギリやノミ、ワイヤーブラシが必要です。腐食部分に釘がある場合は、抜く作業のためにドライバーやハンマーを用意しておきましょう。

2-2）ウッドデッキの補修をDIYで行う手順

ウッドデッキ補修の作業は大きく分けて次の2つの工程に分かれます。

• 腐食部分を取り除く作業
• 木材補修用のパテで接着・補修する作業

まずは木材の腐食部分を取り除く作業です。腐朽菌によって細胞が破壊された木材は、樹脂で結合させても強く結びついてくれないため、この作業を必ず行います。

また、木材の中に残った腐朽菌がまた簡単に繁殖を始めてしまうというリスクもあるため、ボロボロと崩れるような部分は必ず取り除きましょう。

腐食部分を取り除いたら、いよいよ補修の作業に入ります。使用する商品の説明をよく読み、補修用パテでひび割れた部分を接着・修復します。

しばらく時間を置いてパテが乾いたら、サンダーで表面をなめらかに整え、最後に再び塗装をして仕上げましょう。

2-3）補修のあとには塗装も一緒に行う

ウッドデッキ用の塗料は、木材の劣化・腐食を防止する効果があり、表面の傷や色褪せをカバーすることもできます。

腐食部分を補修した際にも、元の木材とパテ部分をきれいに馴染ませる役割を担ってくれる上、メンテナンの効果も相乗効果で高めることができます。

DIYで補修したあとには、塗装も行いましょう。

こちらの記事では、ウッドデッキ塗装を自分で行うのに必要な道具や作業手順を解説していますので、併せて御覧ください。

ウッドデッキの塗装を自分でやりたい！必要な道具と手順を解説【プロに依頼もおすすめ】

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3）外構工事を行う事業者に「補修」「交換」を依頼できる

ここまで補修作業についてご紹介してきましたが、木を使用したDIYを普段からやっている方でない限りは、作業は難しく感じられるでしょう。また、そもそも道具を持っていないという方も多いのではないでしょうか。

こういった補修やメンテナンスは、詳しい事業者に相談するのがおすすめです。ウッドデッキのメンテナンスは、外構工事を専門としている事業者などに依頼することができますよ。

経験が豊富で木の状態を熟知しているプロなら、あなたの家のウッドデッキに必要なメンテナンスを見極めてくれるでしょう。

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4）ウッドデッキの補修はプロに依頼！

この記事では、ウッドデッキが腐食した場合の補修作業についてご紹介してきました。腐食部分をDIYで補修する方法もありますが、時間も手間もかかるため、経験が豊富な事業者に依頼するのがおすすめです。

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