2024年の母の日はいつ?
母の日の由来やカーネーションの
色別の花言葉もご紹介

2024年の母の日はいつ?母の日の由来って?
母に日にまつわる疑問を解決!カーネーションの色別の花言葉から、プレゼントにおすすめの色・避けたほうがよい色もご紹介します。

2024年の母の日はいつ?

5月12日(日)です。

母の日は毎年5月の第2日曜日にやってくるため毎年日付が変わります。

母の日の由来・起源

日頃のお母さんの苦労をねぎらい感謝を伝える日として、母の日は定着していますよね。この母の日は世界中いろんな国にありますが、その起源は様々で、日付も異なります。日本の母の日はアメリカから伝わりました。母の日の由来・起源を、アメリカ、日本と順を追って説明します。

アメリカ

19世紀、女性社会活動家アン・ジャービスは、乳児の死亡率引き下げを目的とした組織である「母の日ワーククラブ」で活動していました。南北戦争のときには、南北問わず負傷兵の手当ても行っていました。

女性政治運動家ジュリア・ウォード・ハウは、アンの活動に感化されたことがきっかけで、平和を目的とした「母の日宣言」を発しました。南北戦争は大きな被害を及ぼし、母親たちは夫や子どもを失った悲しみに暮れていました。そんな母親たちの思いも一緒に汲み取って、平和が訪れることを願って発された「母の日宣言」ですが、残念ながら普及することはありませんでした。

アンナ・ジャービス

アン・ジャービスの死後、娘のアンナ・ジャービスは母を偲び、かつて母が日曜学校の教師をしていたアンドリュー・メソジスト教会に、「母の日」の記念式典の開催を目的とした手紙を書きました。アンナの働きかけによって「母の日」の記念式典の開催が決まり、その式典の参加者に対して、アンナは母親の好きだった白いカーネーションを渡しました。それが、現在の母の日にカーネーションを贈る習慣につながっているというわけなんです。
その後、1914年にアメリカ連邦議会が5月の第2日曜日を「母の日」とする法律を可決し、1915年に世界で初めて「母の日」が国民の祝日となりました。

日本

日本に母の日が伝わったのは1913年頃、大正時代のことです。アンナ・ジャービスから青山学院に手紙が届いたことで、キリスト教の関係者や団体を中心に母の日が広まっていきました。

全国的に「母の日」が広まるきっかけとなったのは、お菓子メーカーによる活動が関係しています。「母の日」にお母さんたちをイベントに招待してお菓子の引き換え券などを無料でプレゼントしました。これによって、ギフトやプレゼントを贈る習慣も広く伝わったのです。

「母の日」の日付は、もともと3月6日でした。1931年、大日本連合婦人会が香淳皇后の誕生日である3月6日を「母の日」としましたが、広く普及しませんでした。その後、1949年ごろからアメリカにならって5月の第2日曜日に行われるようになり、定着しました。

カーネーションの花言葉

アンナが母を偲ぶ式典の参加者にカーネーションを贈ったことがきっかけで、母の日にはカーネーションを贈るという風習が現代まで根付いています。また、亡くなった母親には白いカーネーション、健在の母親には赤いカーネーションを贈る慣習も同時に残っています。

花の色の違いは花言葉の意味の違いにもなります。母の日に贈るカーネーションと言えば、「赤」のイメージが強いですが、他の色もおすすめです。おすすめの色と避けたほうがよい色、それぞれの花言葉を紹介します。

おすすめの色と花言葉

  • 赤色母への愛、熱烈な愛、真実の愛、愛を信じる
  • 紫色誇り、気品、誇り
  • ピンク熱愛、感謝、あたたかい心、美しい仕草、気品
  • 青色永遠の幸福
  • 虹色感謝
  • オレンジ情熱、熱烈な愛、清らかな慕情

避けた方が良い色と花言葉

  • 黄色軽蔑、嫉妬
  • 濃い赤色欲望、私の心に哀しみを
  • 白色純粋な愛、尊敬、私の愛情は生きている ※健在の母に贈るのはNG