車のシートの掃除法｜布製・レザー素材別のお手入れ法

車のシートについた汚れやシミ、入り込んだゴミや食べカス...。

車のシートは、大きく分けると布製シートとレザーシートの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

車のシートの掃除法を素材別、汚れ別にご紹介！自分で取りきれない汚れがあった時に頼れる プロの事業者による車内清掃クリーニングの特徴についても解説します。

車内清掃（車内クリーニング） / レザー（革）シート車サービスを依頼して徹底キレイ！

■車の布製シートとは一体どんなものか？

車の布製シートを一言でいうと「表面が布生地・織物を素材にしたシート」のことをいいます。

通称「ファブリックシート」と呼ばれています。

布製シートは主に「織物」「ジャージ」「トリコット」「ニット」「パイルニット」「モケット」「ジャガード織り」「フリース」などが採用されています。

■車の布製シートの6つの特徴とは？

車の布製シートには、次の6つの特徴があります。

①通気性が良い・蒸れに強い

②価格が安い

③車内温度の影響を受けにくい

④カラーリング・デザインの種類が豊富

⑤擦れに強い

⑥経年劣化に強い

■車の布製シートの掃除方法｜繊維の隙間・シミ

車の布製シートの特徴を踏まえた上で、さっそく車の布製シート掃除方法について、2つの代表的な汚れを見ていきましょう。

①車の布製シートの掃除法｜繊維のすき間

車の布製シートの1つ目の代表的な汚れは「繊維のすき間にホコリやゴミがつまる」ことです。

車の布製シートの表面には、無数の編み目があります。

この編み目の中に、車内をまっている細かいホコリや食べカスなどがつまってしまい汚れになります。

【手順】

①シートにつまったホコリやゴミを浮き出させる

シートの編み目につまったホコリやゴミは、車のシートを軽く叩くことで、それらを浮きあがらせることができます。

それでも取れにくいホコリやゴミは、古い歯ブラシで軽く掃くと出てきます。

②出てきたゴミを掃除機で吸い取る

③仕上げに、水を固く絞った布で拭き上げて完了

この掃除法はチャイルドシートの掃除法としてもおすすめですよ

②車の布製シートの掃除法｜シミ

車の布製シートの2つ目の汚れは「シミ」です。

飲み物や食べ物をこぼした後のシミ、汚れた洋服についた泥汚れなど、気がつないうちに汚れがこびりつき、シミになります。

【手順】

①蒸しタオルでを作る

タオルを水で濡らし固く絞ったら、電子レンジ500Wで30〜50秒程温め蒸しタオルを2本作る。

※電子レンジから出した直後のタオルは熱いので、火傷しないように注意する

②蒸しタオルにシミを移す

1本目の蒸しタオルで、車の布製シートについたシミを叩くように、トントンと汚れをとる。これを数分ほど繰り返す

2本目の蒸しタオルは、シートのシミがタオルに移るようにぴったりと押し付けるように置き、しばらく放置する。

時間がたったシミやがんこなシミ汚れには、蒸しタオルの上にラップをかけるとさらに効果的

それでも落ちない時には、上記①〜②を数回繰り返す。

または、②の1本目のタオルに、洗濯用の酵素系漂白剤（色柄物OKの衣類用ハイター）を少量つけて、シミを叩くようにする（※）

この掃除法はチャイルドシートの掃除法としてもおすすめです。

※色が落ちるなど素材へのダメージがないか目立たない所で確認してから行いましょう。
どうしても落ちない場合、無理にやりすぎると、素材へのダメージが懸念されます。プロの車内清掃（クリーニング）についても検討しましょう。

■車のレザーシートとは一体どんなものか？

車のレザーシートとは「表面を動物の皮を素材にしたシート」のこと。

レザーシートの中でも、牛の皮を使用したものが一般的で、「本革（ほんがわ）」と呼ばれています。

車のレザーシートには、高級の革ジャンなどにも採用されるような高級かつデリケートな加工がされていることが多く、扱いには注意が必要です。

■車のレザーシートの6つの特徴とは？

レザーシートには、次の6つの特徴があります。

①高級感あふれるインテリアを演出できる

②静電気が起こりにくい

③車内の温度に影響されやすい

④通気性が低い

⑤液体汚れがつきにくく、シミになりにくい

⑥ホコリが付着しにくい

■車のレザーシートの掃除方法｜すぐの掃除機と水拭きが基本

基本的には汚れがシミなどになりにくレザーシートですが、デリケートな特徴を活かした掃除法・お手入れ法を見ていきましょう。

【手順】

車のレザーシートの掃除法・お手入れ法の基本は、シートにホコリやゴミ、汚れがついたら、できるだけ早めに対処することです。

①ホコリやゴミ、食べカスはすぐに掃除機！

ゴミや食べカスを放置すると、シートにキズがつく恐れがあります。小さいノズルがついた掃除機で、ホコリやゴミ、食べカスなどをピンポイントに吸い取りましょう。

※家庭用の大きい掃除機だと、掃除機の角などでシートにキズができる可能性があります。できるだけコンパクトサイズがおすすめです。

②食べ物や飲み物汚れは水拭き

水で濡らして固く絞った布で水拭きし、目立つ汚れを取り除きます

その後、新しい布で2度目の水拭きし、最後に、乾いた新しい布で乾拭きして完了です

通常、車のレザーシートには汚れなどを防ぐ、コーティングがされています。水拭きした後は、仕上げに「車用・本革専用のコーティング剤」でコーティングすることがおすすめです。

※この時、家庭用家具などのコーティング剤を使うことはNG。必ず車レザー用のコーティング剤を使用しましょう。

車のシート掃除プロの事業者に依頼するとキレイになる？

どうしても落ちない布製シートのシミ、掃除する手間や時間をかけられないという方には、プロの事業者による車内清掃がおすすめです。

ガソリンスタンドなどで、車の本体の掃除（洗車）は知っているけど...という方も多いかもしれません。

くらしのマーケットで提供しているプロによる車内掃除を例にあげると、一般に、シート、フロアマット、天井の洗浄・汚水吸引 、 窓（内側）、ドア（内側）、 シートベルト、ダッシュボード、トランクまで全部、一気に掃除してくれます。

気になる臭いが取れるなど、プロの事業者だからできる清掃技術や薬剤によるクリーニングなので、諦めていた汚れもキレイに！車のシートの汚れで困っている方は、一度検討だけでもしてみるのがおすすめですよ。

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車内清掃サービスのよくある質問

Q作業時間はどのくらいですか？

A車の大きさや汚れ具合いによって異なりますが、おおよそ3時間程度です。

Q予約前に確認しておく事はありますか？

A作業には水と電気が必要となるため、作業スペース付近に水道と電源があるかご確認をお願いいたします。また、車のドアを開けて作業できる程度の広さがある駐車スペースのご用意が可能かも合わせてご確認をお願いいたします。

Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。

A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
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Q予約方法が知りたいです。

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