ドライブレコーダーの駐車場監視機能はつけるべき？必要性とデメリットを解説

1) ドライブレコーダーの駐車場監視機能って？

駐車場監視機能とは、走行中の撮影にくわえて、駐車中にも周囲の映像を記録できる機能のことを指します。簡単に言うと、駐車中に使用できる車の防犯カメラのような役割を果たす機能のことです。

通常、ドライブレコーダーはエンジンを切ると撮影機能が停止しますが、駐車場監視機能がついていれば駐車中も撮影をし続けることが可能です。

2) ドライブレコーダーの駐車場監視機能の必要性やメリット

一般に販売されているお手頃価格のドライブレコーダーには、駐車場監視機能はついていません。

値段が高くなっても駐車場監視機能は必要なのか、その必要性やメリットについて紹介します。

①駐車中の事故や犯罪を防げる

駐車場監視機能つきのドライブレコーダーをつける最大のメリットは、やはり駐車中の事故や犯罪を予防できることでしょう。

●当て逃げ

●車上荒らし

●車両へのいたずら

駐車中も撮影している車だということを示すことで、上記のような犯罪の抑止力となることが、高い値段を出してでも取り付けるべき必要性といえるでしょう。

②万が一の証拠になる

ドライブレコーダーの駐車場監視機能は抑止力になるだけではなく、万が一、駐車中の車が、事故や犯罪に巻き込まれてしまったときの証拠にもなります。

駐車場監視機能がなければ、後から気づいても、泣き寝入りになるケースも少なくありません。

③駐車場監視機能つきドライブレコーダーの必要性が高いケース

以下のようなリスクが高いと想定される場合には、駐車場監視機能の必要性は高まります。

●繁華街に停車することが多い

●自宅とは離れた駐車場を利用している

●高級車に乗っている

3) ドライブレコーダーの駐車場監視機能のデメリット

メリットが豊富な駐車場監視機能ですが、実は設置することのデメリットも存在しています。それは、駐車中の電源確保がしにくいということです。

多くのドライブレコーダーは、走行中のエンジンから電源を供給してもらっています。駐車中はエンジンからの電源供給が難しいため、デメリットが生じるのです。

【駐車中の電源と注意点】

●車自体のバッテリー

エンジン停止後も、車自体のバッテリーを使用するタイプの場合、まれに車がバッテリー上がりを起こす可能性があります。

➡️ 最近は、車のバッテリー上がりを防ぐセーブ機能がついたドライブレコーダーもありますが、車のバッテリーへの負荷があり、劣化を早めるという指摘もあります。

●外付け（充電式）バッテリー

ドライブレコーダー用に外付けのバッテリーを車内に設置するタイプ。駐車中のドライブレコーダーの電源は、走行中に充電した外付けバッテリーの電源を使用するのが一般的です。

➡️ 製品によって価格差があるのが特徴。充電機能、充電持続時間が異なるケースが多くあります。あまり安価な製品だと、夏場の車内では発火する可能性もあるので要注意。

ドライブレコーダーの駐車場監視機能を検討するときは、電源に関するデメリットをしっかり検討しましょう。

4) ドライブレコーダーの駐車場監視機能は必要性が高い！

駐車中も撮影ができるドライブレコーダーの駐車場監視機能は、大切な愛車が犯罪などに巻き込まれるのを予防してくれる機能といえます。

多くの方にとって、必要性の高い機能なので、検討してみてはいかがですか？

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