人工芝のDIYでよくある失敗事例10選｜事前に知って対策しよう！

目次

1. 1）人工芝のDIYでよくある失敗と原因
2. 　1-1）失敗事例①仕上りが安っぽい
3. 　1-2）失敗事例②色褪せて劣化した
4. 　1-3）失敗事例③肌ざわりが悪い
5. 　1-4）失敗事例④人工芝の表面が凸凹に
6. 　1-5）失敗事例⑤人工芝がめくれた
7. 　1-6）失敗事例⑥つなぎ目が目立つ
8. 　1-7）失敗事例⑦雑草が生えてきてしまう
9. 　1-8）失敗事例⑧施工時にカットに失敗
10. 　1-9）失敗事例⑨カビが生えて虫も湧く
11. 　1-10）失敗事例⑩施工時に埋設配管の破損
12. 2）人工芝のDIYで失敗したくない方はプロに依頼！
　

ライター：KIKUCHI
フリーランスのWEBライター。“できることは自分でやってみる”をモットーに、料理や掃除など暮らしに関わる全般から、モノづくりのDIYまで何でもチャレンジ。これまで得てきたノウハウやコツをシェアすることで、皆さんのお役に立ちたいと思っています。

1）人工芝のDIYでよくある失敗と原因

人工芝のDIYでは、施工中だけでなく一定期間が経過したあとに問題が表面化することも多いです。

ここでは、そんな人工芝のDIYでよくある失敗事例10選とその原因を紹介します。

1-1）失敗事例①仕上りが安っぽい

DIYで施工は上手くできても、仕上がりが安っぽく見えることがあります。これは人工芝自体の品質が悪いことが原因です。

特に、安価な人工芝はビニールっぽさが強く出てしまうことがありますので注意しましょう。人工芝は価格に比例して高品質で見た目も良いことが一般的です。

1-2）失敗事例②色褪せて劣化した

人工芝がすぐに色褪せてしまうこともよくあります。この主な原因は、人工芝に紫外線対策が施されていないからです。

人工芝のなかには、UV加工され紫外線対策されている製品もあります。特に屋外に敷く場合は、紫外線対策された人工芝を選ぶといいでしょう。

1-3）失敗事例③肌ざわりが悪い

人工芝の肌ざわりが悪く、チクチク感じることがあります。これは、芝葉の先端の形状がV型になっていることが主な原因です。

C型を選べは、ふわふわ感のある肌触りになります。

1-4）失敗事例④人工芝の表面が凸凹に

人工芝が波打っているように凸凹になってしまう失敗もあります。DIYした直後は平らに見えても、しばらくすると人や物の重みで徐々に凸凹になっていくケースです。

この主な原因は、地面を整地した際の下地固めが不十分であったことが、原因と考えられます。

人工芝専門店のプロが整地を行うときは、転圧機を用いることもあるほど、下地固めは重要ですので注意しましょう。

1-5）失敗事例⑤人工芝がめくれた

人工芝がめくれてしまうのは、人工芝を固定しているピンが緩んだり、接着面が剥がれたりすることによって起こります。

また、先ほどの失敗事例である凸凹も原因のひとつです。

人工芝を敷くときには、平らで固い整地を行い、適切な強度で人工芝を固定しましょう。

1-6）失敗事例⑥つなぎ目が目立つ

完成後につなぎ目が目立つのは、芝目の向きが不揃いであることが考えられます。芝目は必ず一定の方向に揃えるようにしましょう。

また、つなぎ目の隙間が広すぎて汚れが溜まったり、逆に狭すぎて人工芝が盛り上がることが原因のケースもあります。

1-7）失敗事例⑦雑草が生えてきてしまう

人工芝に雑草が生えてしまう失敗も少なくありません。

これは、整地する時の雑草処理が不十分であったこと、また、防草シートの効果が十分発揮されていないことが原因として考えられます。

雑草は根本から取り除き、防草シートは効果の高い不織布素材を選ぶようにしましょう。

さらに防草シートのつなぎ目も重ね合わせて、隙間をなくすこともポイントです。

1-8）失敗事例⑧施工時にカットに失敗

施工中の人工芝のカットが上手くいかず、不正確になってしまう失敗です。特に、障害物の形状に合わせて正確にカットできないケースが考えられます。

裏面に下書きしてからカットしたり、ハサミとカッターを上手に使い分けたりして、工夫してみましょう。

1-9）失敗事例⑨カビが生えて虫も湧く

人工芝にカビが生えるのは、素材にナイロンが使われているからです。ナイロンを使っていない人工芝を選ぶようにしましょう。

虫が湧いてしまうのは、水はけが悪く、虫が好む環境になっていることが原因です。浸透穴のある人工芝を選んだり、地面そのものの水はけを良くする必要があります。

1-10）失敗事例⑩施工時に埋設配管の破損

ここで言う埋設配管とは地中に埋められた水道管のことです。施工中にこの埋設配管に気付かないまま、人工芝の固定用ピンを打ち込み、配管を破損させてしまう失敗もあります。

ピンを打ち込む際には、周辺に水道の配管が無いか確認し、慎重に作業を行いましょう。

2）人工芝のDIYで失敗したくない方はプロに依頼！

人工芝のDIYでよくある失敗を紹介しました。これらをあらかじめ知って作業することで、失敗の可能性を減らすことができるでしょう。

ただ、失敗は回避できても納得のいく仕上がりになるかは別問題と言えます。誰が見ても綺麗な仕上がりを求めている場合は、専門のプロに依頼しましょう。

失敗して余計な手間と費用がかかる心配がないのはもちろん、目的に合わせた適切な材料選びと施工を行ってくれる点も安心です。

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