目次
- 1)ピクチャーレールは壁や天井に設置するレール
- 2)ピクチャーレールの種類
- 2-1)ピクチャーレールの取り付け場所(壁・天井)
- 2-2)ピクチャーレールの取り付け状態(先付け・後付け)
- 2-3)ピクチャーレールの製品はさまざま
- 3)ピクチャーレールの使い方(活用方法)
- 4)ピクチャーレールの取り付け方と注意点
- 4-1)ピクチャーレールの取り付け方
- 4-2)ピクチャーレールの取り付け時の注意点
- 5)ピクチャーレールの取り付けはプロに依頼しよう
ライター:KIKUCHI
フリーランスのWEBライター。“できることは自分でやってみる”をモットーに、料理や掃除など暮らしに関わる全般から、モノづくりのDIYまで何でもチャレンジ。これまで得てきたノウハウやコツをシェアすることで、皆さんのお役に立ちたいと思っています。
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1)ピクチャーレールは壁や天井に設置するレール
ピクチャーレールは絵画などを吊るして飾るために壁や天井に設置するレールのことです。ピクチャーレールを構成する主な基本部品は以下のものになります。
ピクチャーレールの基本部品
名称 | 仕様 |
---|---|
ピクチャーレール | 「吊り元」となる本体部品。横長で壁や天井に取り付ける |
レールアタッチメント | レールとワイヤーをつなぐ部品。レール内で左右に位置調整が可能 |
ワイヤー | 絵画などを吊るすためのコード状の部品(チェーンやロッドタイプもある) |
ハンガー(セミ) | ワイヤーに付属させ絵画などと直接接続させる部品で上下に位置調整できるものが多い |
メーカーや製品によっては各部品の名称が異なる場合がありますが、主に上記の部品でピクチャーレールは構成されています。
2)ピクチャーレールの種類
ピクチャーレールは、取り付け場所・取り付け状態・製品そのものによって複数の種類があります。
2-1)ピクチャーレールの取り付け場所(壁・天井)
ピクチャーレールは主に壁か天井のどちらかに取り付けられていることがほとんどです。壁に取り付けられている場合、絵画などの展示物は壁とほぼ接するような形で飾られている状態になります。
一方、天井にピクチャーレールがある場合はその取り付け位置によって展示物の位置も以下のように変わります。
位置 | 展示物の位置 |
---|---|
壁と天井とのコーナー付近 | 壁とほぼ接するような状態 |
部屋の中央など | 空間に浮いているように吊るされている状態 |
上記のようにどこに展示物を飾りたいかによってピクチャーレールの取り付け位置も変える必要があります。
2-2)ピクチャーレールの取り付け状態(先付け・後付け)
ピクチャーレールの取り付け状態は「先付け」か「後付け」の2種類があります。
先付け
建物の内装工事のときに取り付けが行われますが、ピクチャーレールの一部を壁や天井に埋め込むようにして取り付けることも可能です。
先付けの方が見た目がスッキリしており、強度も高いため耐荷重も大きくなるのが特徴ですが、埋め込まれている場合は取り付け位置の再変更はできません。
後付け
内装が完了した後に、壁や天井の表面に取り付けられた状態のものを指します。
後付けの場合は自分の気に入った製品を好きな場所に取り付けられるのが特徴で、これからピクチャーレールを壁や天井に取り付ける方はこの方法となります。
後付けのピクチャーレールの費用相場は1,500円〜4,500円ほどで、ホームセンターやインテリアショップ、ネット通販などで購入可能です。
2-3)ピクチャーレールの製品はさまざま
ピクチャーレールの製品そのものによる種類の違いもあります。
長さ・色・素材などはもちろん、ワイヤーがコードではなくロッドやチェーンタイプであったり、レールアタッチメントの形状などもさまざまです。
耐荷重にも違いがありますので、後付けする場合は目的に合わせた製品を購入するようにしましょう。
こんなピクチャーレールも!
ちなみに、冷蔵庫や玄関ドアなどに簡単に設置できる「裏面がマグネット仕様」になっている小型のピクチャーレールなどもあります。
3)ピクチャーレールの使い方(活用方法)
ピクチャーレールは美術館などで絵画の展示にもよく用いられますが、以下のようなさまざまなものをディスプレイし室内のインテリアや空間作りに役立てることもできます。
ピクチャーレールを使って飾るもの(例)
- ポスター
- ファブリックパネル
- 観葉植物
- ドライフラワー
- 時計
- 帽子や洋服などのアパレルアイテム
- お気に入りの雑貨
その他にもラックやバスケットなどを吊るしてオシャレかつ実用的な収納として使うなど、工夫次第でさまざまな用途に利用可能です。
4)ピクチャーレールの取り付け方と注意点
最後にピクチャーレールを壁や天井に後付けで取り付ける方法と注意点を解説します。
4-1)ピクチャーレールの取り付け方
製品によって違いはありますが、ピクチャーレールの基本的な取り付け方は以下のようになります。
- レールを壁や天井にネジなどで留める
- レールアタッチメントをレールに通す
- レールの両端にエンドキャップを付ける
上記のような手順で取り付け可能ですが、注意点がいくつかありますので事前にしっかり確認しましょう。
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4-2)ピクチャーレールの取り付け時の注意点
ピクチャーレール取り付け時の注意点は主に以下の2つです。
ピクチャーレールは、それを取り付ける天井や壁の強度、また製品そのものの耐荷重に十分注意して取り付けるようにしましょう。
注意点
- 壁や天井の下地に取り付ける
- 耐荷重を確認する
例えば、一般的な住宅に多く採用されている石膏ボードの壁に取り付ける場合、裏側の下地部分に達するようにレールをネジ留めしなければ強度不足で落下してしまう恐れがあります。
もし下地以外の場所に取り付けたい場合は、単にネジ留めではなく石膏ボード用のアンカーなどを使って取り付けしなければなりません。
石膏ボードの裏側には、決まった間隔で芯材(しんざい)というものが存在しています。芯材部分には木ネジ(もくねじ)だけを使えばOK。芯材の無いところはネジだけだと重さに耐えられないため、ボードアンカーを入れる必要があります。
ただし一般的な石膏ボード壁の耐荷重は10kgと言われていますので、吊るす展示物の重さには注意しましょう。
コンクリ―ト壁の場合は、コンクリート用のネジかコンクリートアンカーやカールなどが必要です。
ポイント
取り付ける際、芯材部分やボードアンカーを入れる場所を間違えないように、壁へマスキングテープを貼るなどして分かるようにしておきます。
また、ピクチャーレールそのものの耐荷重もしっかり確認しましょう。
ピクチャーレールを壁や天井に十分な強度で設置できたとしても、製品の耐荷重を超える絵画などを吊るすと、レールアタッチメントが破損したりワイヤーが切れたりする可能性があります。
ピクチャーレールを壁に取り付ける場合、天井に接する最上部はやめておいた方がいいですよ。作業が難しくなってしまいます。なのでちょっとスペースを空けるようにしてください。
5)ピクチャーレールの取り付けはプロに依頼しよう
今回はピクチャーレールについて解説しました。
どんなものを吊るしてディスプレイするかは人それぞれですが、最も大切なことは十分な強度で取り付けることです。
強度不足の場合、飾ったものが落下して破損してしまう可能性があるだけでなく、人に当たってケガをしてしまう恐れもあります。
十分な安全性を確保するためにも、ピクチャーレールを取り付けたい人はプロに依頼するようにしましょう。
経験とノウハウが豊富なプロに依頼することで、安心してインテリアやディスプレイを楽しむことができます。
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ピクチャーレール取り付けサービスのよくある質問
- Q予約前に事業者に確認・伝えておいたほうが良いことはありますか?
- A予約前に事業者に以下の内容を確認・お伝えいただくとスムーズです。
・ピクチャーレールを取付ける高さ、長さ
・壁の素材
事業者とのメッセージには画像の添付も可能です。施工希望箇所の画像を送っておくとよりスムーズです。 - Q作業前に準備しておくことはありますか?
- A当日はスムーズに作業を進めるため、作業箇所の荷物は事前にご移動をお願いいたします。
- Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
- A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。 - Q予約方法が知りたいです。
- Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。
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まとめ
ピクチャーレールにはどのような種類がありますか?
ピクチャーレールは壁・天井に取り付けることのできる種類や、先付け、後付けなどの種類があります。
長さ・色・素材などはもちろん、耐荷重やレールアタッチメントの形状などもさまざまです。
ピクチャーレールの注意点を教えて下さい。
ピクチャーレールは、取り付ける天井や壁の強度、また製品そのものの耐荷重に十分注意して取り付けるようにしましょう。また一般的な石膏ボード壁の耐荷重は10kgと言われていますので、吊るす展示物の重さには注意が必要です。
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