
雪かきのコツと注意点
雪かきには準備と注意が必要です。
突然の大雪という不慣れな状況に心ばかり焦ってしまっても、体調不良やけがの原因になりがちです。
正しい雪かきの服装と正しい雪かきのフォームを知ることで、安全に雪かきを行うことができるのです。
また、もしものときに備えて安全対策も必要です。
雪の落下事故防止のために2人以上で作業を行うことや、近隣住民への声掛けをしておくと安心です。
作業中もまわりの状況確認や気象情報に注意しておくことで危険回避へとつながります。
服装と準備運動
雪かきをする前には、必ず準備運動が必要です。
なぜなら、雪かきはとても重労働のために心拍数や血圧を上げてしまう作業になります。
また、雪かきを終えた後もクールダウンのための体操を行うことで、ゆっくりと正常時へと戻していくと体の負担を軽減することができます。
また、服装に関しても工夫が必要です。
防水や防寒目的はもちろんですが、雪かきを行っていくと血圧が上昇し発汗してきますので、体温調節のできる重ね着スタイルがいいでしょう。
汗ふきように首や背中にタオルを入れておくのもおすすめです。
雪かきの正しいフォーム
雪を持ち上げるときは、腕だけではなく、体全体を動かして行います。
スコップの場合には、雪山の傍で行うとより効率的です。
背筋をピンとして膝をしっかりとまげた姿勢で雪を持ち上げると腰にかかる負担が軽くなります。
雪を捨てる場合には、腰だけをひねるやり方をせずに、体ごと捨てる場所へ向けると背骨への負担を軽減できます。
おすすめの道具と使い方
スコップが一般的ですが、雪かき用の道具を使用することで、楽に作業を行うことができます。
スコップとスノーダンプ
スコップには角スコップと剣先スコップがあります。
角スコップは固い雪に向いているのが特徴で、締まった雪をサイコロ状に切り出して運びます。
剣先スコップはカチカチに凍った雪に対して有効で、固まってしまった雪を崩しながら運ぶのに便利です。
スノーダンプは、横幅が広いソリのようなプラスチックの道具で、一度にたくさんの雪を運び出すことができます。
スノーダンプでも雪を切り崩して運ぶことができますが、スコップで崩した雪を一度に運ぶこともできる優れものです。
さまざま道具を使うことで、より効率よく作業を終えることができます。
雪庇切りと雪ベラ
便利グッツともいえる雪かき道具といえば、雪庇切りです。
これは、ベランダのテラス屋根やカーポートなどの雪を落とすための道具です。
スコップでは作業できないような高い場所や、傷を付けてしまいそうな場所に利用することができます。
下から柄の部分を伸ばしていき、高い部分の雪を掻き崩すことや切り分けて降ろすことができます。
雪ベラは、プラスチック素材でできた幅の広い角スコップに近い形をした道具です。
スコップよりも軽く、スノーダンプよりもリーズナブルな価格にてホームセンターなどで販売されています。
大雪が予想される際に、すぐ用意することができる道具です。
軽くて負担が少ないため連続した作業に適しており、雪庇切りで降ろした雪を運び出すのにも最適です。
最後に
雪かきは、冬の寒さになまった体を動かすことのできるいい運動です。
笑顔で雪かきを行うことを心がけると体に無理なく作業を行うことができます。
もしも雪かきの正しい知識でも対応できないほどの突然の大雪に見舞われた場合には、専門の事業者に依頼することもよい方法です。
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