貯水槽の掃除って法的に義務付けられているって本当?

集合住宅に住んでいる人や、そのオーナーにはとても気になる、貯水タンクの水。その貯水タンクですが法律によって貯水槽容量が10立方メートルを超えるものについては「簡易専用水道」として、年に1回以上の清掃点検が管理者に義務付けられていることをご存じでしょうか。飲み水にも使用されるものですから水質の管理はとても大切なことです。

2017.10.12 更新

管理者に義務付けられている貯水槽管理とは

水道法によって貯水容量が10トンを超える大きさの貯水槽の設置者・管理者は年1回以上の貯水槽掃除及び水質検査などの管理が義務付けられています。
通常10トン以上の貯水槽を保有するのは戸数の多い分譲マンションやオフィスビル、商業施設などの一定の規模以上の施設や建物ですので、小規模マンションや賃貸アパートではこの限りではない場合がほとんどです。
しかし貯水槽を設置しているのであれば、その規模は10トンに満たなくとも掃除や水質管理は法律に準じる必要があります。
なお法律で定められた水質管理を怠った場合は、水道法54条の定めによって100万円以下の罰金が管理者に課せられます。
入居者や利用者の生活に直結する「水」の管理は、建物管理の中でも大切な位置づけなのです。

貯水槽管理はなぜ必要?

貯水槽には常に水道管から引かれた水で満たされている状態です。
水ですから内部には水垢がこびりつきますし、また常に湿気のある状態ですからカビも発生しています。
その内部はとても汚れているのです。
建物や施設の入居者や利用者はそのタンクを通じて水道の蛇口から出る水を飲み水や料理に使用したり、洗面や入浴をするわけですので衛生管理はとても重要であることが理解できますね。
定期的な掃除や水質検査を怠ったことが原因で、万が一健康被害問題などの何らかの問題が発生した場合は、その建物の信用はがた落ちとなり、建物や土地オーナーにとっては資産価値の下落にもつながりますから貯水槽点検は必ず行いましょう。

貯水槽点検の5つのチェックポイントとは

業者などが定期点検・清掃はおおむね以下の5つのポイントに従って実施されています。
・貯水槽周辺の清掃状態・・・ゴミや汚物が散乱していないか、周囲が清潔な環境であるか
・貯水槽本体の状態・・・亀裂が入っていないか、劣化している箇所はないか
・貯水槽外壁の状態・・・劣化の状態確認、外側からの光が透過していないか
・貯水槽本体の壁面の状態・・・汚れや異物混入がないか
・貯水槽からの漏れがないか・・・外側から雨水や汚水などの侵入がないか
このようなポイントに従って点検作業は行われています。

自宅マンションの水質が気になったら

もし自宅マンションの水質が気になったら、すぐに管理会社へ連絡をしましょう。
カルキや塩素の匂いの他にもなんだか泥臭い、生臭い、など普段特別意識していない水道水に違和感を感じたらそのままにせずに即行動するべきでしょう。
問い合わせに応じて管理会社は管理記録の閲覧などの対応をしてくれるはずです。
土地や建物オーナーの人の場合、自分の所有する物件で信用に関わってくる「水」の管理は入居者のためでもあり自分の財産を守るという意味でも、法定点検や自主点検など専門業者へ定期メンテナンスを依頼するのが安心ですね。
くらしのマーケットでは貯水槽掃除を明確な料金表と口コミで比較し、予約することができます。

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