目次
- 調査結果概要
- 調査1:(結婚していないまたは別居している人)夫婦の家事分担はどんな割合が理想ですか?
- 調査2:(結婚・同居している人)現在の家事分担の割合を教えてください。
- 調査3:パートナーの家事の貢献度についてどう思いますか?夫婦仲はどうですか?
- 調査4:自身の家事への貢献度についてどう思いますか?パートナーの家事への貢献度についてどう思いますか?
- 調査5:普段、自身が主にやっている家事は何ですか?
- 調査6:パートナーにやって欲しいと思う家事は何ですか?(複数回答可)
- 調査7:パートナーの家事についてやり方や出来映えに納得がいかない時はありますか?
調査結果概要
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調査1:(結婚していないまたは別居している人)夫婦の家事分担はどんな割合が理想ですか?
夫が「半分またはそれ以上」やるのが理想と答えた女性は約半数だった一方で、男性はそれを上回る7割となりました。男性の約6割が「半々」を理想としていることがわかりました。 - 調査2:(結婚・同居している人)現在の家事分担の割合を教えてください。
男性は自分が「半分」以上やっていると回答した割合が32%だったのに対し、女性で夫が「半分」以上やっていると回答した割合は23%となりました。男性は自分が思っているよりも家事をしていない、という女性側の評価がうかがえます。 - 調査3:(結婚・同居している人)パートナーの家事の貢献度についてどう思いますか?夫婦仲はどうですか?
パートナーの家事の貢献度について「よくやっていると思う」と回答した人の6割が夫婦仲が「とても良い」と回答した一方で、「全然やっていないと思う」の場合は2割に留まりました。 家事と夫婦仲には、密接な相関関係があることがわかりました。 - 調査4:(結婚・同居している人)自身の家事への貢献度についてどう思いますか?パートナーの家事への貢献度についてどう思いますか?
自分は「とてもよくやっていると思う」「どちらかと言えばよくやっていると思う」と回答した男性は60%だったのに対し、女性からの夫に対する評価は40%と20ポイント低くなりました。
女性は自己評価よりも男性(夫)からの評価が高くなり、反対に、男性は自己評価の方が高くなる結果となりました。 - 調査5:(結婚・同居している人)普段、自身が主にやっている家事は何ですか?
女性の1位は「料理」、男性の1位は「ゴミ出し」という結果になりました。 男性は「買い出し」「お風呂掃除」など肉体労働を伴う家事を担うことが多いようです。 - 調査6:(結婚・同居している人)パートナーにやって欲しいと思う家事は何ですか?(複数回答可)
女性には「料理」、男性には「肉体系家事」と「子供の世話」が望まれていることがわかりました。 男性は1位に「料理」、2位には「特にない」がランクインした一方、女性は「お風呂掃除」「ゴミ出し」「掃除機かけ」の順となりました。 - 調査7:(結婚・同居している人)パートナー(相手)の家事についてやり方や出来映えに納得がいかない時はありますか?
男性の53%、女性はなんと77%もの人が作業のクオリティに納得がいかなかった経験があると回答しました。中途半端な作業は、相手の不満を生む原因となってしまうことがわかります。また相手の少々の不出来には目を瞑ることも必要かもしれません。
調査1:(結婚していないまたは別居している人)夫婦の家事分担はどんな割合が理想ですか?
結婚していないまたは別居している人に対し、夫婦の理想の家事分担割合について聞いたところ、夫が「半分またはそれ以上」やるのが理想と答えた割合は女性が46.6%と約半数だったのに対し、男性は70.1%と20ポイント以上高くなりました。
結婚していないまたは別居している男性の家事への参加意欲は、女性が期待するよりもずっと高いようです。
調査2:(結婚・同居している人)現在の家事分担の割合を教えてください。
理想に対して現実はどうなっているのでしょうか。
結婚・同居している人に対し、実際の家事分担の割合を聞いたところ、「半分またはそれ以上」家事を請け負っていると回答した男性は32.5%しかいませんでした。そして、夫が「半分またはそれ以上」やっていると回答した女性は更に少ない23.1%となりました。
最近「名もなき家事」というワードがメディアなどでよく取り上げられるようになりましたが、全ての家事を把握し切れていない男性もいることから、男女間で回答のバラつきがあるのだと想定されます。
調査3:(結婚・同居している人)パートナーの家事の貢献度についてどう思いますか?夫婦仲はどうですか?
結婚・同居している人に対し、パートナーの家事の家事への貢献度について聞き、「よくやっていると思う」「どちらかと言えばよくやっていると思う」「どちらとも言えない」「どちらかと言えばあまりやっていないと思う」「全然やっていないと思う」の回答別に夫婦仲を調べたところ、パートナーの家事への貢献度について「よくやっていると思う」と回答した人の60.5%が夫婦仲は「とても良い」と回答しました。
反対に、「全然やっていないと思う」と回答した人で夫婦仲が「とても良い」と答えたのは20.4%と40ポイント以上下がりました。
家事への貢献度と夫婦仲には、相関関係があると言えそうです。
調査4:(結婚・同居している人)自身の家事への貢献度についてどう思いますか?パートナーの家事への貢献度についてどう思いますか?
男性の自己評価については「よくやっていると思う」「どちらかと言えばよくやっていると思う」と肯定的な見方をした人が過半数の59.4%となった一方で、女性からの夫に対する評価は40.1%と20ポイント近く下がりました。
反対に、女性の自己評価については「よくやっていると思う」「どちらかと言えばよくやっていると思う」と肯定的な見方をした人が83.8%となった一方、男性からの妻に対する評価はそれを更に上回る88.5%となりました。
このことから、男性は自分が思うほどには奥さんが評価していない可能性が高く、逆に女性は自分が思っている以上にご主人は評価してくれているという結果になりました。
(自身の家事について「全然やっていないと思う」と答えた人)家事をあまりやらない理由
- 仕事が忙しい。(50代・男性)
- 奥さんがしっかりしている。(30代・男性)
- ずーっとそうだったから。(60代・男性)
- 在宅で家事をやるように言われるが、仕事は忙しい。(30代・男性)
- 面倒くさいから。(60代・男性)
- 苦手だから。(60代・男性)
- 手を出してもやり方で文句を言われる。(60代・男性)
調査5:(結婚・同居している人)普段、自身が主にやっている家事は何ですか?
女性の場合、「料理」(85.3%)が最も多く、それに付随する「キッチン掃除」(84.6%)が2位となりました。一方、男性の1位は「ゴミ出し」(69.6%)、その後に「買い出し」(58.8%)、「お風呂掃除」(56.3%)が続き、体力の要るものや作業が単純なものが上位にランクインしました。
「ゴミ出し」が唯一、女性よりも男性の割合が高くなり、男女差が大きかったのは「料理」「トイレ掃除」「洗濯」となりました。また、「子供の世話」も男女間で差が出ています。
調査6:(結婚・同居している人)パートナーにやって欲しいと思う家事は何ですか?(複数回答可)
男性の場合、一定のスキルや時間を要する「料理」(45.9%)と回答する人が最も多かった一方で、家事への興味が薄いのか、「特に無い」が2位となりました。これ以上やってほしいものがない、という心情を表しているのかもしれません。
一方で、女性の場合は最も多かったのが「お風呂掃除」(58.7%)と「ゴミ出し」(56.0%)となっており、力作業で特にスキルを必要としない家事を手伝ってほしいという思いがうかがえました。
また、「せめて自分のものの片付けくらいは…」「名もなき家事に気づいてほしい」といった女性側の悲鳴も聞かれました。
パートナーにやってほしい家事についての意見
- 仕事しているので朝のゴミ出しとトイレ掃除はやりたくない。また、洗濯も苦手です。(60代・男性)
- 土日には休みたい。(40代・男性)
- 自分が不得手な部分なので、全てを主体的にやってほしい。(40代・男性)
- お願いしないと気付かない。自分の部屋は自分で掃除機をかけてほしい。(60代・女性)
- 一番トイレを汚す人がトイレ掃除しないのは解せない。洗剤の詰め替えやトイレットペーパーの入れ替えなど細かいことが丸投げなのもじわじわ苛つく。(40代・女性)
- 相手はここ数ヶ月テレワークでずっと家にいるので自分が家に帰った時にはお風呂が洗ってあると嬉しい。(40代・女性)
- 料理してくれるのはありがたいが、散らかってる、出しっぱなし。キッチンは特に汚れるから掃除までやって欲しい。(40代・女性)
- 専業主婦なのに掃除をやってないと言わないで欲しい。自分で気づいたならサッと拭けばいいと思う。(40 代・女性)
- 当たり前にやっている事だけど、大変だという事を実感してもらいたい。(50代・女性)
- ゴミを捨てに行くのはいつもしてくれますが部屋中のゴミを集めて袋を補充するところまでやって欲しい。(40代・女性)
- 家事は自分はやらなくていいと思い込んでいるので考え方をなおしてほしい。(50代・女性)
調査7:(結婚・同居している人)パートナー(相手)の家事についてやり方や出来映えに納得がいかない時はありますか?
男女共に過半数が「よくある」または「時々ある」と回答しました。特に女性の割合は77.2%となっており、家事を協力し合うことも大切ですが、中途半端な作業でパートナーの怒りを買ってしまわないよう、注意が必要でしょう。
また慣れない家事をパートナーが請け負ってくれた際には、少々の不出来には目を瞑り、感謝の気持ちを持つことも夫婦関係を良くする秘訣かもしれません。
パートナー(相手)の家事についてやり方や出来映えに納得がいかなかった経験について
- やってはくれてるが中途半端。例えばゴミ出しなら、家のゴミを全て集めてほしい。まとまったものを出しに行くだけ。(40代・女性)
- 掃除道具を買ってくるが一回やったら後はやらない。布団掃除機、くるくるモップなど。(40代・女性)
- 1番感じたのは洗濯。干す時にシワを伸ばし風が通る様に干し、裏表も一方にして、生地で乾きにくい物を前にしてほすなどの配慮が無く、ただ干せばいいみたいな干し方だった。洗濯を干しても取り込み畳むまでが洗濯作業なのが分かってない。(50代・女性)
- 洗濯をお願いしたら、洗剤が見つからなかったらしく何故か柔軟剤で洗っていたことがあった。掃除機をお願いしたら物を退けずにかけていた。(20代・女性)
- 掃除機をかけてくれても、掃除機にたまったゴミは捨ててくれない。(40代・女性)
- 私がインフルエンザで寝込んでいる時にご飯を買ってきてくれるのはいいけれど、食べたら食べっぱなしで後片付けが山積み。病気の身には堪えた。(40代・女性)
- 食後の洗い物をしてくれた時、シンク回りが水浸しだったので、拭き直してたら「結局、やり直すんでしょ!だから、やりたくなくなっちゃうん だよ!」と言われた。(50代・女性)
- 掃除をしてもその後の整理整頓が下手で揉める。(40代・男性)
- 私は食費を考えて食材を購入してるので、食材を使う順番を決めてますが、うちの妻は全く気にせず、「簡単」とか「面倒くさい」とかのキーワードで全てを済ませようとする人なので、在庫の食材を全部使って鍋にするとか、カレーとかにすることが本当に困るしイヤです。(50代・男性)
- すべて気に入らない。やり直すくらいなら自分でやった方がマシ。手伝ってもらいたいといいながら矛盾しているのはわかっている。(40代・女性)
パートナーを労う声も
- よくやってくれているのでこれ以上望まない。(50代・男性)
- 現状で十分です。(50代・男性)
- 夫の仕事は外で体を使うのでとても疲れていると思うのでお願いしたい家事は特にない。(30代・女性)
調査概要
調査タイトル :「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査
調査対象 :「くらしのマーケット」会員の男女497名
調査期間 :2020年9月17日~9月24日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :みんなのマーケット株式会社
<報道関係者お問い合せ先>
みんなのマーケット マーケティング本部
Email: marketing@curama.jp
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