目次
- 1)まずは車のサイズの規格を把握する
- 2)一般的な駐車場の基本寸法は「長さ5.0m×幅2.5m」
- 3)ゆとりのある寸法は「長さ5.5m×幅3.0m」
- 4)軽自動車の場合は「長さ4.0m×幅2.2m」
- 5)駐車場のライン(白線)は5~10cmが一般的
- 6)できるだけ多くの車を駐車させたい場合
- 7)駐車場のライン引きはプロに依頼するのがおすすめ
1)まずは車のサイズの規格を把握する
駐車場をラインを引いて区切るときには、まず車のサイズ規格を知っておくことが大切です。
一般的な乗用車の規格は「軽自動車・小型車・普通車」の3つに分類されます。分類の基準となるのは、車の排気量と「全長・全幅・全高」というサイズです。
駐車場の縦と横の寸法を決めるのに排気量と全高は関係ありませんので、それらを省略した3つの規格ごとの全長と全幅のサイズを下の表で把握しておきましょう。
全長 | 全幅 | |
---|---|---|
軽自動車 | 3.4m以下 | 1.48m以下 |
小型車 | 4.7m以下 | 1.7m以下 |
普通車(※) | 4.7m | 1.7m |
(※)排気量が2000cc以下で全長・全幅・全高(2m)のいずれかを上回っている車
2)一般的な駐車場の基本寸法は「長さ5.0m×幅2.5m」
駐車場の基本寸法は「長さ5.0m×幅2.5m」が一般的です。
軽自動車と小型車であれば問題なく、また普通車でも大型車以外であれば問題なく駐車できる寸法になっています。
最小寸法はどれくらい?
もう少し1台あたりの駐車スペースを小さくしたい場合は、幅を20cmほど狭くして「長さ5.0m×幅2.3m」の最小寸法も可能です。
ちなみに駐車場内で車が通行したりするスペースを「車路」といいます。車路の幅は3.5m以上が望ましく、向かい合って駐車する車の間に車路がある場合は5.0m以上にすることが推奨されています。
3)ゆとりのある寸法は「長さ5.5m×幅3.0m」
普通自動車の場合、車種によってはワンボックスや大型車と呼ばれるボディサイズの大きな車もあります。サイズの大きな普通自動車の中には、先ほどの基本寸法「長さ5.0m×幅2.5m」では駐車しづらいことも多いです。
特にレクサスのLSモデルやベンツのSクラス・Vクラスなどの大型車は全長が5.0m以上、幅もなり駐車場に引かれたライン内では収まりません。
駐車場をこれらのサイズの車にも対応できるようにするためには「長さ5.5m×幅3.0m」や「長さ5.5m×幅3.3m」にするのが理想的です。
この寸法であれはその他のどんな乗用車にとっても駐車しやすく、ゆとりのある寸法と言えます。
駐車場ライン引きの料金・口コミを見る4)軽自動車の場合は「長さ4.0m×幅2.2m」
ボディサイズの小さい軽自動車の場合は、「長さ4.0m×幅2.2m」を基本寸法の目安にすると良いでしょう。
最小限のスペースにしたい場合は「長さ3.6m×幅2.0m」、ゆとりを持たせたい場合は「長さ4.5m×幅2.5m」などに寸法を調整します。
5)駐車場のライン(白線)は5~10cmが一般的
コンクリートの平置き駐車場の場合、よく白いライン(白線)で1台ずつの駐車スペースが区切られています。このラインを目安にドライバーは駐車しますので、計画した通りの台数の車を駐車場に収容できるのがメリットです。
この白いラインの幅は一般的には5~10cmで、専用のスプレーや白線テープを使って自分で引くこともできます。
ちなみに1本のラインではなく、ドライバーにより適切な駐車位置を促すために2本ラインで細長いU字型にすることもおすすめです。
適切な位置で駐車してもらうことで隣の車との間隔も空き、ドアの開閉時にぶつけてしまうなどのトラブルも軽減できます。
駐車場ライン引きの料金・口コミを見る6)できるだけ多くの車を駐車させたい場合
できるだけ多くの車が駐車できるような駐車区画レイアウトの一例は以下のような手順で考えます。
- 1台あたりのスペースを最小寸法にし単純に何台駐車できるかを算出する
- 1台も駐車できない「余った」スペースを割り出す
- その「余りスペース」がなくなるまで1台あたりの駐車スペースを大きくしていく
このように考えていくことで、その駐車場における最大駐車可能台数とその区画レイアウトが導き出せるでしょう。
ただし駐車場全体の形状や隣接する道路、また駐車場内の車路の有無や幅などによって、適切な区画レイアウトは異なります。
できるだけ多くの車を駐車させたい場合は、何度も区画レイアウトをプランニングしていくしかありません。
駐車場内にある電柱などの障害物の影響を受ける場合は、軽自動車専用の駐車スペースを設けて調整するなど、工夫しながら限りあるスペースを最大限活かせるようによく検討を重ねましょう。
実際に利用するドライバーの利便性なども考慮し、ある程度余裕のあるレイアウトにすることも大切です。
7)駐車場のライン引きはプロに依頼するのがおすすめ
駐車場のライン引きはスプレーやテープで行うとお伝えしましたが、溶融型の粉体塗料を高温のバーナーで溶かして固着させる方法もあります。
スプレーやテープより耐久性が高いことが大きなメリットですが、道具や工具の有無、また安全上の理由で一般の人が行うのは難しいため、作業はプロに依頼することをおすすめします。
駐車場ライン引きの相場
相場料金 | |
---|---|
50mまで | 40,000円〜50,000円 |
延長5mあたり | 1,400円〜1,600円 |
プロに依頼することでラインを長持ちさせることができるだけでなく、駐車場に関する専門知識とノウハウで駐車区画のレイアウトの相談やアドバイスも期待できるでしょう。
限りある駐車場スペースを最大限に有効利用したい方は、豊富な経験を持つプロに依頼するのがおすすめです。
駐車場ライン引きの料金・口コミを見る駐車場ライン引きサービスのよくある質問
- Q施工後、どのくらいで自動車を駐められますか?
- A季節にもよりますが施工後約5~10分で乾燥し、車が通れるようになります。
- Q作業前に準備しておくことはありますか?
- A車を止めたままの施工はできないため、事前に駐車場の車のご移動をお願いいたします。
- Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
- A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。 - Q予約方法が知りたいです。
- Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。
駐車場ライン引きを予約する
まとめ
一般的な駐車場のライン引きの基本寸法を教えて下さい
一般的な駐車場の基本寸法は「長さ5.0m×幅2.5m」です。軽自動車と小型車、大型車以外の普通車であれば問題なく駐車できる寸法です。
ゆとりある駐車場のライン引きの寸法はどれくらいですか?
ゆとりある駐車場の寸法は「長さ5.5m×幅3.0m」や「長さ5.5m×幅3.3m」が理想的です。レクサスのLSモデルやベンツのSクラス・Vクラスなどの大型車であっても、ライン内におさまり、どんな車にとっても駐車しやすい寸法です。
ライター:KIKUCHI
フリーランスのWEBライター。“できることは自分でやってみる”をモットーに、料理や掃除など暮らしに関わる全般から、モノづくりのDIYまで何でもチャレンジ。これまで得てきたノウハウやコツをシェアすることで、皆さんのお役に立ちたいと思っています。
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