間仕切り壁を撤去し理想のレイアウトを！メリットや具体的な事例

目次

1. 1）間仕切り壁を撤去する主なメリット
2. 　1-1）部屋全体が開放的な空間になる
3. 　1-2）部屋のスペースが広くなる
4. 　1-3）使わなくなった部屋を有効活用できる
5. 　1-4）風通しが良くなる
6. 2）間仕切り壁の撤去で実現できるレイアウト
7. 　2-1）3LDKを広い2LDKに変更
8. 　2-2）オープンキッチンの実現
9. 　2-3）間仕切り壁をアコーディオンカーテンに変更する
10. 3）間仕切り壁を撤去するときの注意点
11. 4）間仕切り壁を撤去やレイアウト変更はプロに依頼しよう

ライター：KIKUCHI
フリーランスのWEBライター。“できることは自分でやってみる”をモットーに、料理や掃除など暮らしに関わる全般から、モノづくりのDIYまで何でもチャレンジ。これまで得てきたノウハウやコツをシェアすることで、皆さんのお役に立ちたいと思っています。

1）間仕切り壁を撤去する主なメリット

家のレイアウト変更やリフォームなどに伴って、間仕切り壁を撤去することは主に以下のようなメリットがあります。

1-1）部屋全体が開放的な空間になる

間仕切り壁を撤去する大きなメリットの1つには、部屋全体を開放的な空間に変えられることが挙げられます。

部屋に開放感を持たせるためには、細身でシンプルな家具の使用・寒色系の色で統一・鏡を効果的に使うなどの工夫でも可能ですが、満足できるほど大きな効果を得られないことも少なくありません。

家具の買い替えや壁紙の貼り替えにお金をかけても希望通りにならなければ非常に残念です。

一方、間仕切り壁の撤去は、室内の物理的な「壁」が無くなりますので、確実により大きな効果を得ることができます。

1-2）部屋のスペースが広くなる

1つの部屋のスペースが確実に広くなることも間仕切り壁を撤去するメリットの1つです。

例えば、同じ広さの2つの部屋を仕切る間仕切り壁を撤去して1つの部屋を作れば、その部屋の広さは元の部屋の倍になります。

部屋数は少なくなりますが確実に広い空間が手に入りますので、今までとは違った贅沢な空間の使い方も可能になるでしょう。

大きなソファなどの家具や大型のTVの配置、また大画面のプロジェクターの使用など、これまで部屋の広さの関係で諦めていたこともできるようになり、生活の質が上がることも期待できます。

1-3）使わなくなった部屋を有効活用できる

使わなくなった部屋を有効活用できることも、間仕切り壁の撤去することのメリットです。

例えば子供が成人して家を出たために使わなくなった子供部屋があるとしましょう。家のスペースには限りがありますので、そのまま放置しておくのは非常にもったいないと言えます。

そんな時に間仕切り壁を撤去して隣接する部屋と子供部屋をつなげれば、広くなった部屋を今までとは異なる用途で使うことができます。

1-4）風通しが良くなる

風通しが良くなることも、間仕切り壁を撤去することによって得られるメリットと言えるでしょう。

風の障害となる壁が1つなくなった分、風の通りは今までよりも良くなります。

風通しが良いと湿気も発生しづらくなり、カビやダニの繁殖を軽減させたり、フローリングの反りや壁紙の剥がれなどを防ぐのにも役立ちます。

また、換気扇を使わなくても窓を開けるだけで空気がよく循環するため、エコで効率的な換気も期待できるでしょう。

2）間仕切り壁の撤去で実現できるレイアウト

間仕切り壁を撤去することで家の中の間取りやレイアウトを大きく変えることができます。

2-1）3LDKを広い2LDKに変更

例えば3LDKの間取りは、間仕切り壁を撤去することによりリビングの広い2LDKにすることが可能です。

前述したように使わなくなった子供部屋をリビングと1つの空間でつなげたり、利用頻度の少ない和室をリビングにつなげるなど、さまざまな方法が考えられます。

リビングと隣接する和室の場合は、間仕切り壁を壁を取り除くと同時に和室部分を小上がりにすれば、高低差と奥行き感を演出できるお洒落なリビング空間を作ることも可能でしょう。

2-2）オープンキッチンの実現

オープンキッチンとは、キッチンとリビングダイニングがひとつながりになっているキッチンのことを指します。

家の間取りによっては、間仕切り壁を撤去することにより、このオープンキッチンも実現可能です。

キッチンとリビングダイニングに仕切りがなくなることで、キッチンもインテリアのように見せるオシャレなLDK空間が作れるだけでなく、料理中も家族とコミュニケーションを取りやすいというメリットも得られます。

2-3）間仕切り壁をアコーディオンカーテンに変更する

間仕切りを完全に撤去するのに抵抗や不都合がある場合は、間仕切り壁から可動性の高いアコーディオンカーテンに変更するのもおすすめです。

アコーディオンカーテンを閉じれば間仕切り壁の役割を果たしてくれ、全開にすれば間仕切りを撤去した時とほぼ同じ状態になります。

来客時には隠したい空間などもアコーディオンカーテンがあれば対応できますので、必要に応じて臨機応変な空間の使い方をしたい方には特におすすめです。

3）間仕切り壁を撤去するときの注意点

間取りやレイアウトの可能性を広げてくれる間仕切り壁の撤去ですが、実際に撤去する時には建物の構造上問題がないかどうかを確認することが大切です。

間仕切り壁の中には建物を支える大事な柱や梁が入っていることや、間仕切り壁そのものが建物を支える役割を担う「耐力壁」になっているものもあります。

よく確認せずに誤って重要な壁を撤去してしまうと、耐震性の低下など「住まいの安全」に関わる大きな問題を生じさせてしまいます。

撤去しても大丈夫かどうかの判断に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、撤去を行う前に一度確認してみてください。

間仕切りの壁はDIYで撤去できる？可能な壁とできない壁を解説

家の中の間仕切り壁を撤去すれば部屋がつながり広い空間を得ることができます。家のセルフリフォームなどで自分で間仕切り壁の撤去を考えている方もいるでしょう。しかし間仕切り壁には構造上、撤去してよい壁とそうでない壁があり注意が必要です。今回は見分け方を解説します。

4）間仕切り壁を撤去やレイアウト変更はプロに依頼しよう

間仕切り壁の撤去やレイアウト変更はDIYでも可能な場合もありますが、安全性や仕上がりを考えるとプロに依頼するのがおすすめです。

建物を支える大事な間仕切り壁を間違って撤去してしまったり、仕上がりが思うようにいかないと、それまでの費用に加えて修繕対応する費用もかかります。

専門知識と経験豊富なプロに依頼すれば、安全かつ綺麗な仕上がりで余計な心配やリスクもなく安心です。

間仕切り壁リフォームの相場

間仕切り壁を撤去したい方は無理せずに、経験とノウハウが豊富なプロに依頼するようにしましょう。

大切な住まいをリフォームするときは無理せずに、確実な作業をしてくれるプロに依頼するようにしましょう。

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