目次
- 1)クッションフロアの重ね張りでも契約書の確認は必須
- 2)賃貸の部屋にクッションフロアを張る際の注意
- 2-1)原状回復できるようにクッションフロアを張る方法
- 2-2)作業中に既存の床や巾木を傷つけないように注意
- 2-3)クッションフロア下のカビに注意
- 3)クッションフロアの重ね張りならプロに依頼!
ライター:佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。
1)クッションフロアの重ね張りでも契約書の確認は必須
賃貸の部屋の場合、引っ越しの際に原状回復できる簡単なリフォームならいいのではと考えがちです。しかし、一切のリフォームが禁止されている場合があります。
これは大家さんや管理会社の方針ですので、「〇〇のような物件はダメ」というように一律で決まっているものではありません。そのため、DIYやリフォームの前には、部屋を借りたときの契約書を必ず確認しましょう。
「たとえ原状回復がたとえできたとしてもリフォーム不可」など、表現は異なってもリフォームを禁止する文章が契約書の禁止事項にある場合は、重ね張りのリフォームもNGです。
リフォームをしてもよいかわからない場合は、大家さんや管理会社に「原状回復可能な形でクッションフロアを張りたい」などの相談をしましょう。リフォーム後に、退去を迫られたり、原状回復の費用を請求されたり、などがないように確認しておきましょう。
2)賃貸の部屋にクッションフロアを張る際の注意
賃貸の部屋は、引っ越しで退去の際に、「原状回復」が基本です。回復できない場合には「修復費用」を請求されることになります。
クッションフロアを張ったために床が破損するケースには、一例として下記のような場合が考えられます。
- クッションフロアがはがれず、むりに剥がしたらフローリングの表面を破損した
- 接着剤を使用して張ったフローリングが剥がれない
- クッションフロアの下がカビだらけになっていた
2-1)原状回復できるようにクッションフロアを張る方法
賃貸の部屋でクッションフロアを重ね張りする場合は、マスキングテープや養生テープの上に両面テープを重ねる方法で貼り付けていきます。
床を保護する張り方として、下記のような方法が例です。
- マスキングテープや養生テープを、床に張る
(クッションフロアの4辺の下あたりが目安) - ①の上にクッションフロア用の両面テープを張る
- ②の上にクッションフロアを張る
マスキングテープや養生テープは比較的粘着力が弱いため、両面テープの粘着力にかかわらず、床を保護する役割を果たしてくれます。しかし、このマスキングテープや養生テープも、実際に綺麗にはがれるかどうかは、はがす時までわからないものです。
どんなテープであっても既存の床との相性があります。相性が悪ければクッションフロアの撤去時に、テープが残ったり、床の表面がはがれたりしてしまう可能性があります。綺麗にはがせるかどうかは、テープと床の相性になります。
どの方法であっても、綺麗にはがれない可能性は残りますので、自己責任で行いましょう。
2-2)作業中に既存の床や巾木を傷つけないように注意
クッションフロアを張る際には、つなぎ合わせるときに2枚を重ね切りします。床の上で直接カッターナイフを使うため、既存の床を傷つけないよう、力の入れ具合に注意しましょう。
また、壁際でクッションフロアをカットする際に、壁下の巾木や床を傷つけないよう注意も必要です。傷が心配な場合はカッターマットを使うなどの工夫をしても良いでしょう。
2-3)クッションフロア下のカビに注意
クッションフロアはポリ塩化ビニル素材で通気性がないため、カビが発生する可能性があります。クッションフロアをはがしたら、下の既存の床がカビだらけになっていたということが考えられるのです。
特に注意するべきは水回りのクッションフロアです。クッションフロア端の部分や、つなぎ目から水が裏にしみこんでカビの原因になることがあります。下のカビは見えないためはがすまではわかりません。
湿気が多い場所などは張りっぱなしにせず、定期的な張り替えを検討しましょう。またクッションフロアを張るときは、湿気の多い時期や雨の日を避けることをおすすめします。
3)クッションフロアの重ね張りならプロに依頼!
賃貸の部屋でクッションフロアを張る際の、注意点を解説しました。「重ね張りをしてみょう!」と思った際には、以下に注意して計画を立てましょう。
- 賃貸契約書の禁止条項のチェック
- 床に貼るテープはきれいにはがれるものを選定
- カッターを使う時は既存の壁や床を傷つけないように
- クッションフロア下のカビに注意!
くらしのマーケットでは、クッションフロアの重ね張りを依頼することができます。慣れない大きなクッションフロアのとり回しは大変ですし、既存の床を傷つけないか気になりますよね。
自分で張るのが不安な場合は、プロに依頼しましょう。経験豊富な事業者に依頼すれば安心ですし、DIYよりも綺麗に仕上がるはずです。この機会に、依頼してみてはいかがでしょうか。
クッションフロア張替えサービスのよくある質問
- Qクッションフロアの「張り替え」と「重ね張り(上張り)」の違いは何ですか?
- Aクッションフロアの「張り替え」は、既存のクッションフロアや床材を剥がし、新しいクッションフロアを張る方法です。
「重ね張り(上張り)」は既存のクッションフロアや床材の上から新しいクッションフロアを張る方法です。費用や仕上がりが異なるため、どちらにすべきかお悩みの場合は、予約前に事業者にメッセージで相談してみましょう。 - Qクッションフロアのデザインを選びたいのですが、可能でしょうか?
- Aくらしのマーケットのクッションフロア張替えサービスでは、新しいクッションフロアは事業者が用意いたします。
多くの事業者では白系や木目調のシンプル柄(賃貸物件などで一般的に使用されるもの)をご用意しますが、もしデザインのご希望がある場合は、予約前に事業者に希望のものが手配が可能か問い合わせておきましょう。 - Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
- A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。 - Q予約方法が知りたいです。
- Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。
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