不要になったフロアタイルの捨て方は？ 廃棄方法や張り替えについて解説

目次

1. 1）フロアタイルの捨て方は自治体によって異なる
2. 　1-1）フロアタイルは何ゴミか
3. 　1-2）粗大ごみの場合は重さに注意
4. 2）フロアタイルの状態によってはリユースもあり
5. 　2-1）次の引っ越し先で再利用する方法も
6. 3）フロアタイルの張替えはくらしのマーケットへ

ライター：佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

1）フロアタイルの捨て方は自治体によって異なる

賃貸の床のリフォームや、部屋のイメージチェンジに張ったフロアタイルを、はがして処分しようと思ったとき、捨て方に悩んでしまいませんか。

自治体のホームページにあるごみの分別一覧で探しても、フロアタイルという項目が見当たらない場合がほとんどでしょう。

1-1）フロアタイルは何ゴミか

フロアタイルは木や石を模して造られていますが、塩化ビニール（PVC）が素材が一般的（※）です。

塩化ビニールといってもピンとこない場合は、排水管に使われているグレーの塩ビ管を想像するといいかもしれません。建築素材から日用雑貨、合成皮革など多種多様に使われる素材です。

この塩ビ素材に加えて、フロアタイルには、セラミック・磁器質・天然石・ガラスなど様々な素材が混ざっていますので、自治体によって扱いや分別が全く異なります。

「粗大ごみ」・「燃えるゴミ」・「不燃ごみ」のいずれかになる傾向があるものの、実際どのように廃棄するかは問い合わる必要があるでしょう。まずは、自治体のごみセンターや役所の担当部署などに連絡して確認しましょう。

（※別の素材が使われている場合もありますので、問い合わせの際にはお手持ちのものを必ず確認しましょう。）

自治体で回収していない可能性もあり

一般家庭からの廃棄でも、大量に廃棄する場合など通常の家庭ごみと同じ手順で収集をしていない場合もあるので、問い合わせてから廃棄方法をきちんと確認することをおすすめします。

また、事業者が扱う住宅の建築材料は「産業廃棄物」として処理されますので、家庭ごみには混ぜないようにしましょう。

1-2）粗大ごみの場合は重さに注意

もしも「粗大ごみ」に分別になった場合は、有料の回収となることがあります。

有料となる基準や捨て方は自治体によって決まっており、指定のごみ袋に入れるところや、指定のゴミ処理券を貼るところなどがあるようです。

また、一度に出せる粗大ごみの個数が決まっている場合もありますね。

フロアタイルは見た目よりも重量感があるため、ごみ回収の袋に入れる「重さ」に制限がある場合は注意してください。規定に合わず収集されずに残ってしまうと、持ち帰って出し直しになってしまいます。

引っ越しのために処分する場合には、次回のゴミの日に間に合わないかもしれませんので、十分に注意が必要です。

2）フロアタイルの状態によってはリユースもあり

もし使い残したフロアタイルの捨て方で悩んでいる場合は、買い取り業者に問い合わせてもいいかもしれません。箱に入った新品であれば値段が付く可能性があります。

まだキレイな状態ならフリマアプリで出品するという方法もありますね。

2-1）次の引っ越し先で再利用する方法も

置くだけのフロアタイルはパズルのようにはめ込んであるので、はずすときも簡単に外れます。フロアタイルの状態がよければ、次の引っ越し先に持っていき再度敷きなおすことも可能です。

新居の部屋に枚数が足りない場合は、メーカーや型番がわかれば追加購入も可能です。ネット購入であれば記録が残っていますし、購入店に問い合わせると型番がわかるかもしれませんよ。

フロアタイルの敷き方のポイントは、以下の記事も併せてご覧ください。

置くだけのフロアタイルを施工！DIYでの敷き方とポイントを徹底解説

置くだけで簡単に床の施工ができるフロアタイルをご存じでしょうか。接着剤不要で原状復帰が可能なため賃貸の部屋やDIYでのリフォームにぴったりです。置くだけフロアタイルの特徴と自分で敷くときの敷き方、注意ポイントなどを解説します。

3）フロアタイルの張替えはくらしのマーケットへ

フロアタイルの捨て方は、「自治体に確認が必要であること」と「捨てる際の注意点」をご紹介しました。フロアタイルの廃棄は、自治体の役所やごみセンターへの問い合わせからはじめてくださいね。

そして、もし新しいフロアタイルへの張替えをする場合は、くらしのマーケットでフロアタイル張替えのプロを探しましょう。

くらしのマーケットには、自分で用意したフロアタイルを張ってくれるプロが多数登録しています。ネットショップなどでお得に購入したものや、こだわりのデザインのフロアタイル、前の住居から持ってきたものも張ることができますよ。

作業で発生した廃材の回収・処分まで含まれているので、今のフロアタイルを変えて処分しようか迷っている方にもおすすめです！まずは、地域のプロを探して問い合わせしてみましょう。

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