ダンボールに潜む「ゴキブリの卵」ゴキブリが好む理由と対策とは

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目次

1. 1）ゴキブリが段ボールを産卵場所に選ぶ理由
2. 　ゴキブリが好む環境と段ボール
3. 2）ゴキブリ防止！段ボールの処分と保管
4. 　ゴキブリ対策！段ボールの保管方法
5. 3）段ボールにゴキブリの卵を見つけたら！
6. 　ゴキブリの卵の特徴
7. 　ゴキブリの卵駆除【注意点】
8. 4）駆除しきれないゴキブリはプロにおまかせ

1）ゴキブリが段ボールを産卵場所に選ぶ理由

ゴキブリは生涯で約500匹の子どもを産むといわれるほど、繁殖力の高い虫です。そのため、家の中でゴキブリの卵を見かけたという方も少なくはないことでしょう。

そのなかでも多い発見場所が、「段ボール」。なぜなら、段ボールにはゴキブリにとって居心地が良い条件がそろっているらからです。

ゴキブリが好む環境の段ボール

ゴキブリは、次のような条件の環境を巣にする傾向があります。

• 狭い
• 温かい
• 暗い
• 湿度がある
• エサにもなる

段ボールは2枚のボール紙を重ねた構造で狭い空間があります。暗くて保温性があり、ゴキブリにとって居心地の良い空間になります。

そして紙という性質上、水分が染み込みやすいことから、段ボール内部は、ゴキブリにとって最適な湿度も保たれることで、ゴキブリは段ボールをよく好み、段ボールを産卵場所として選ぶことが多いのです。

また、ゴキブリは雑食のため、他にエサが無いような場合は紙も立派なエサとなります。
つまりゴキブリにとって段ボールは、巣であり、同時にエサでもあるため、産卵場所としてはとても快適なのです。

参考：段ボールは害虫に注意　処分は早く、天日干しもOK ｜NIKKEI STYLE

2）ゴキブリ防止！段ボールの処分と保管

引っ越しや宅配便などで発生した段ボールを、「何かに使えるかも」と、ついつい貯め込んでいませんか？なかには、シーズンオフの服やすぐには使わないものを段ボールに入れて収納している方もいらっしゃるかもしれませんね。

ゴキブリを見かけないから大丈夫と思って段ボールを溜め込んでしまうと、知らない間にゴキブリが卵を産みつけているかもしれませんので、必要がなくなったらすぐに捨てるようにしましょう。

しかし、ゴキブリの産卵場所となる段ボールは、不要になったらできるだけ早めに処分するのがベストです。

とはいえ、実家に物を送ったり、子どもの工作に使ったりと、一定期間段ボールの保管が必要なケースもありますよね。

そもそも自治体によっては段ボールの回収頻度が少ないケースも珍しくはありません。そこで次に、ゴキブリを寄せ付けない段ボールの保管方法＆場所をご紹介します。

ゴキブリ対策！段ボールの保管方法

段ボールを保管する場合、次のような場所を選びましょう。

• 日当たりがいい
• 風通しがいい
• 雨や水に当たらない
• ハッカ油などのアロマオイルを使って対策

ここでも、ゴキブリが好む条件を忘れてはいけません。家に届いた時点で段ボールが濡れている場合は、しっかり乾かしてから保管しましょう。

※段ボールの保管にオススメしない場所

• 冷蔵庫や洗濯機などの家電と壁の隙間
• 水回り周辺

3）段ボールにゴキブリの卵を見つけたら！

段ボールの処分や保管といった、ゴキブリ防止策を徹底していても、外部から持ち込んだ時点でゴキブリの卵が潜んでいれば、苦労も水の泡。

一見安心かのように思えるネット通販の段ボールであっても、ゴキブリの卵がついている報告が少なくはないようです。

そこで次に、段ボールを持ち込んだ際に注目したい、ゴキブリの卵の見つけ方をご説明します。

参考：卵を産みつけられることも？ ダンボール害虫に要注意｜ウェザーニュース

ゴキブリの卵の特徴

ゴキブリは、卵は詰まった「卵鞘（らんしょう）」を生みます。なかでも家庭でよく見られるクロゴキブリの卵は、次のようなもの。

※ゴキブリの卵の画像あり

クロゴキブリの卵鞘【特徴】

• 色：黒／濃い茶色
• 形状：俵型／固い殻
• サイズ：12mm×5mm程度

参考：クロゴキブリ（幼虫）｜アース害虫駆除なんでも事典｜アース製薬

ゴキブリの卵駆除【注意点】

ゴキブリの卵があるということは、ゴキブリの成虫や幼虫が近くに潜んでいる可能性が大いに考えられます。こちらもしっかりと駆除対策をしてくださいね。

ゴキブリの卵の駆除方法についての詳細は、以下の記事も併せてご参照ください。

ゴキブリ卵の正しい駆除方法と産卵予防3つの対策【画像なし】

ゴキブリの卵の駆除方法を紹介します。卵に殺虫剤は効果がありません。卵を見つけたら、卵鞘（らんしょう）という卵が入ったカプセルを潰して破棄しましょう。その他、ゴキブリに卵を産ませないための3つの対策も紹介します。

4）駆除しきれないゴキブリはプロにおまかせ！

ゴキブリは「狭い」・「温かい」・「湿気」を好むので、段ボールを産卵場所として選びやすいです。

もしもゴキブリのあなたの家でゴキブリの卵を発見したら、現在自宅の中に成虫のゴキブリがいる、もしくは外から運びこまれた段ボールに付着した卵がついていたということかもしれません。

また、他にも自分では気づいていない卵やゴキブリの巣の存在もあるかもしれません。成虫になって繁殖する前に、なるべく早く駆除するのがおすすめです。

そんな心配をお持ちの方は、くらしのマーケットに出店する害虫駆除のプロに相談してみませんか？ 豊富な経験を持ったプロであれば、家中に潜むゴキブリの卵、成虫（幼虫）共に徹底して駆除してくれることでしょう。

なかには、24時間対応可能な店舗もあります。卵を発見したこの機会に、ぜひ相談してみてくださいね。

ライター：たかおみきよ
コンテンツ制作全般に携わるフリーランス。私生活では、小学生男児のママ。
家事と仕事の両立に奮闘しながら、快適な生活と人生を模索中！

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