松くい虫の対策時期は? 予防時期が限られるのは何故かを解説

松くい虫のせいで松が枯れるのが、観光地や山で問題になっていますね。庭で青々と茂る松の木も、もちろん例外ではありません。枯れて無残な姿になる前に対策をとりましょう。松くい虫の予防は時期を逃すと効果が出ませんので、適切な時期を解説します。

2022.5.9 更新
松くい虫

目次

  1. 1)松くい虫が松を枯らす
  2.  1-1)松くい虫とマツノマダラカミキリの1年
  3. 2)松くい虫対策をする時期は?
  4.  2-1)松くい虫の予防時期1:殺虫剤散布は5月末~6月初旬頃
  5.  2-2)松くい虫の予防時期2:樹幹注入は12月~3月
  6.  2-3)松くい虫の駆除:枯れた松は9月末までに伐採
  7. 3)大切な松が枯れる前にプロに依頼して予防!
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ライター:佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

1)松くい虫が松を枯らす

松の木のイメージ

「松くい虫」というと、なにかそういう名前の虫がいるのかと思うのですが、実は正式な名称ではなく通称として、そのように呼ばれています。

さまざまな定義があります(※)が、一般的には松を枯らしてしまう虫のことを指すことが多いようです。

松くい虫によって松が枯れてしまう現象には、実は2種類の虫が関わっています。マツノマダラカミキリと、マツノザイセンチュウです。

移動手段を持たないマツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの体について元気な松に移動します

そして運ばれたマツノザイセンチュウは松の幹の中で増殖し、水の通り道をふさぎます。水がいきわたらなくなった松は1~2か月の間に枯れてしまうのです。

※マツノマダラカミキリのみを「松くい虫」と呼ぶ場合や、松が枯れてしまう現象自体を「松くい虫」と呼ぶ場合もあるようです。

1-1)マツノマダラカミキリの1年

マツノマダラカミキリの1年間を追いながら、マツノザイセンチュウが元気な松に移動する方法を確認して行きましょう。

  1. 初夏の5月末から7月上旬、マツノマダラカミキリが成虫となって松の木から出てくる
  2. 育った松の木に寄生していたマツノザイセンチュウを体内に宿して飛び立つ
  3. カミキリは枯れていない松の若い枝を食べ、その噛み跡から松にセンチュウを移動させる
  4. マツノザイセンチュウに寄生された松は早ければ1~2か月で枯れる
  5. マツノザイセンチュウによって枯れた松に、マツノマダラカミキリが7月から8月末にかけて卵を産む
  6. 枯れた松はマツノマダラカミキリの幼虫のエサ場と冬眠の場になる
  7. そのまま松の中で春にサナギに変態し、初夏5月末から7月上旬に成虫となって松の木から出てくる
  8. ①からが繰り返される

※発生時期は地域とその年の気候によっても異なります。上記は目安ととらえてください。

2)松くい虫対策をする時期は?

松

松くい虫から松を守る方法は「予防」「駆除」の2つがあります。

2-1)松くい虫の予防時期1:殺虫剤散布は5月末~6月初旬頃

松くい虫から松を守るためには、まだ枯れていない元気な松に、あらかじめ殺虫剤を散布しておくという予防方法があります。

というわけです。

庭の木に散布する場合は、マツノマダラカミキリが成虫となる5月末~6月初旬ごろの適期に行います。

インターネットなどでも販売されていますので、散布する薬の持続期間を確認しておきましょう。

住友化学園芸 殺虫剤 ベニカマツケア 100ml

2-2)松くい虫の予防時期2:樹幹注入は12月~3月

家の庭の松であれば本数も限られるため、松の1本1本に、マツノザイセンチュウの増殖を抑える殺虫剤を注入する方法もあります。

松の木の幹や枝全体に薬がいきわたるのに3か月ほど必要です。マツノマダラカミキリが成虫となる6月にはいきわたっているように、12月~3月の間に注入する必要があります

殺虫剤の散布と異なり、松に穴をあけて殺虫剤を差し込む必要があります。こちらもインターネットで購入できるものがありますが、自分で行うのに不安がある場合は、プロに依頼すると安心です。

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2-3)松くい虫の駆除:枯れた松は9月末までに伐採

枯れた松

枯れた松は伐採し、その後は、松の中にいるマツノマダラカミキリを死滅させます。

マツノマダラカミキリは、6月~9月に枯れた松に卵を産み付けますので、9月末ごろまでに枯れた松を伐採し、その木にいる幼虫を駆除しましょう。

枯れた松の伐採後に駆除する方法としては、以下があります。

  • マツノマダラカミキリの幼虫が樹皮の下にいる9月~10月に殺虫剤を散布し駆除
  • 松を短く切断し、ビニールで密封後にくん蒸剤で幼虫を駆除
  • 伐採した松を燃やしてしまい幼虫を駆除
  • 伐採した松を破砕して幼虫を駆除

家の庭の場合は伐採した松の処分に困ることも多いため、プロに相談してもよいかもしれません。

3)大切な松が枯れる前にプロに依頼して予防!

松くい虫対策の予防とその時期について解説しました。ご自宅の松の状態と、予防の方法を考えて、タイミングを逃さないようにしましょう。

  • 殺虫材の散布は、マツノマダラカミキリが成虫になって出てくる5月末~6月初旬ごろ
  • 樹幹注入は松全体に薬剤が回る3ヶ月を見込んで、12月~3月に注入
  • すでに枯れてしまった松は9月末までに切ってしまい、松の中にいる幼虫を駆除

庭で長年大事に育ててきた松を、害虫が原因で伐採することになってしまうのは非常に残念ですよね。そうなる前に、早めの予防を考えましょう!

ただ実際のところ、庭木の手入れに慣れていない場合は殺虫剤の扱いに困ることもあるでしょう。より正確に予防するなら、プロに依頼すると安心です。

くらしのマーケットには、松くい虫の予防サービスを依頼できるプロが登録しています。薬品を樹幹注入してくれるので、あなたの家の松を守って貰えるはずです。

また、基本料金表や口コミが確認できるので、予約もスムーズです。自宅に来てくれる地域のプロを探して、依頼してみましょう!


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