目次
- 1)カビが生えやすい条件は?
- 2)カビの発生しやすい場所と原因
- 3)自分でできるカビの対処法
- 3-1)漂白剤を使う方法
- 3-2)エタノールを使う方法
- 4)雨漏りによるカビは、プロに相談が◎
- 5)まとめ
ライター:池浜 由華
くらしの「コツ」を見つけるのが趣味。築30年以上のわが家には、住まいの悩みがたくさん。修理、リフォームを繰り返して、快適なくらしをめざしてます。
1)カビが生えやすい条件は?
カビは、以下の4つの条件がそろうと生えやすくなります。
- 酸素
- 栄養(植物や動物などの有機物)
- 温度 20℃~30℃
- 湿度 80%
室内にカビが発生する場合、雨漏りによる湿気がカビを発生しやすくしている可能性があります。外から入り込んだ雨水が、屋根裏や壁の内部に湿気をもたらしてしまうのです。
2)カビの発生しやすい場所と原因
ここでは、室内にカビが発生しやすい場所と原因を探ってみましょう。
2-1)天井
天井のカビは、屋根からの雨漏りが原因です。
屋根から入り込んだ雨水が屋根裏に溜まってしまうと、カビ被害だけでなく建物にも影響が出てしまいます。
2-2)壁紙
壁紙にカビが発生した場合は、原因は2つ考えられます。
- 室内で溜まった湿度が作るカビ
- 外壁や屋根の破損による雨漏りが原因のカビ
室内の湿度によるカビの場合は、家具の配置を変えて風通しをよくすることで改善されます。雨漏りが原因の場合は、壁紙の掃除をしても再び生えてしまう可能性があるため、専門家に相談しましょう。
2-3)窓まわり
窓のまわりの壁紙や床にカビが発生している場合は、窓と壁のすき間からの雨漏りが原因の可能性があります。2枚のサッシの重なり部分から一時的に雨水が入り込むならば、雑巾で拭き取ったり乾かしたりすることで解決できます。劣化や破損が原因で、窓枠まわりのつなぎ目に穴が開いていたりひび割れている場合には、雨が降るたびに雨漏りの被害が広がってしまうかもしれません。
2-4)床
床に発生しているカビには、いくつか原因が考えられます。
- じゅうたんや布団と床の間に湿度がこもっている
- 外壁や排水口が破損して起こる雨漏り
- サッシの取り付け不良や、壁との接続部分のコーキングの劣化による雨漏り
この中で雨漏りが原因の場合は、壁の内部や建物の木材にまで、すでに雨漏りの被害が出ている可能性が高いので早めの修理が必要です。
3)自分でできるカビの対処法
壁や天井に現れたカビは、放っておくとカビの増加を招きます。
室内のカビ臭さやアレルギーなど健康被害につながることもあるので、カビを見つけたら早めに自分でできる対処をしておきましょう。
自分で完全にカビを消滅させることは難しいですが、これから紹介する方法で表面の黒ずみを薄くしたり殺菌することができます。見た目もよくなり、不快なカビの臭いも軽減するので、試してみてください。
3-1)漂白剤を使う方法
カビが発生しているのが壁紙なら、水で薄めた漂白剤で拭き取る方法がおすすめです。
漂白剤は、白い壁や天井には使えますが、色や柄のある部分には使えません。事前に目立たない場所でチェックしてから使用してください。
【用意するもの】
- ハイター
- 水
- スプレーボトル
【手順】
- 漂白剤の原液を100倍に薄めた希釈液を作りスプレー容器に入れる
- 希釈液で濡らしたキッチンペーパーをカビに貼り付けて、10分ほど置く
- カビ取り後は、壁紙に漂白剤を残さないように、水をかたく絞った雑巾で拭いておく
▼ハイターを使った壁紙掃除の方法について、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
壁紙のカビは希薄したハイターでキレイに|壁紙の汚れ別・掃除方法も紹介!
3-2)エタノールを使う方法
エタノールは、塗装した木材など漂白剤が使えない部分にも使用できます。 素材によっては変色することがあるので、見えない部分で試してから使いましょう。
【用意するもの】
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル(エタノールがスプレータイプなら不要)
- 雑巾
【手順】
- エタノールを雑巾等に含ませて、カビを拭き取る
- 拭き取っても落ちない部分には、エタノールを含ませたティッシュやキッチンペーパーを貼り付けて数分置いてから拭き取る
エタノールは殺菌効果があるので、普段からカビが生えやすい部分の掃除をしたときにスプレーしておくと、菌が付きづらくなります。
4)雨漏りによるカビは、プロに相談が◎
雨漏りによるカビの場合、見える部分のカビが少量だったとしても、壁紙の裏や屋根裏ではすでにカビが大量発生している可能性があります。
漂白剤などで表面のカビをきれいに取り除いても、壁の中や天井に水分が残っていれば、いずれ建物の木を腐らせたりシロアリの原因になるなど、油断はできません。
けれども、素人にはカビを根本から取り除き、雨漏りを起こらないように修理するのは、は難しい作業です。
プロに依頼した場合、どんなことをしてもらえるのか、その一例を紹介します。
- 雨漏りの原因の調査と修理
- カビの殺菌と漂白
- 壁紙や床の防カビ処理と張替
- 点検での建物の健康管理
カビの原因が雨漏りかわからない場合でも、何度も同じ場所にカビが生えてくる場合は雨漏りの可能性が高いので要注意です。
経験と知識のあるプロに、点検してもらうことをおすすめします。
屋根修理サービスのよくある質問
- Q屋根修理の【葺き替えタイプ】と【カバー工法タイプ】の違いは何ですか?
- A屋根の【葺き替え】は、これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根に葺き替える工事の事です。
【カバー工法】とは、現在の屋根をほぼそのまま残し、その上に新しい屋根を載せて覆う屋根工事の事です。 - Q予約前に事業者に確認・伝えておいたほうが良いことはありますか?
- A予約前に事業者に以下の内容を確認・お伝えいただくとスムーズです。
・現在の屋根の状況(分かる範囲で)
・施工希望の屋根材(希望がある場合)
・太陽光発電の有無
・作業日数の目安
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⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。
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5)まとめ
室内に発生したカビは、自分で漂白したり掃除することで取り除けます。
しかし、室内から見えているカビの裏側では、すでに多くのカビが発生していたり、湿気で木材が腐敗するなどの被害が出ることも。
目に見える部分のカビが少なくなっても安心せず、プロに診断してもらうことをおすすめします。早めに対処することで、大切な家を守っていきたいですね。
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