目次
- 1)トイレの床の素材・選び方のポイント
- 1-1)掃除がしやすい
- 1-2)水や洗剤などに強い
- 1-3)汚れにくい
- 1-4)消臭効果がある
- 1-5)耐久性が高い
- 1-6)デザインが壁紙や便器と合っている
- 2)こんな場合はトレイの床のリフォームを
- 3)おすすめのトイレの床素材
- 3-1)クッションフロア
- 3-2)フロアタイル
- 3-3)フローリング
- 3-4)タイル
- 4)トイレの床リフォームの料金相場
- 5)トイレのリフォームの事業者を探すなら
1)トイレの床の素材・選び方のポイント
長年使用したトイレをリフォームしたいと思う方や、もっとおしゃれなトイレにしたいと思う方も多いと思います。その際に重要なのが、「トイレの床」選びです。 もちろん便座やタンク、壁紙なども重要ですが、床を変えるだけでもトイレの雰囲気はガラッと変わります。 また、トイレの床を変えるときは、以下の点に注意して選びましょう。- 掃除がしやすい
- 水や洗剤などに強い
- 汚れにくい
- 消臭効果がある
- 耐久性が高い
- デザインが壁紙や便器と合っている
それぞれどういうことなのか、詳しく説明します。
1-1)掃除がしやすい
トイレの床は尿の飛び散りや手洗い時の水滴などで汚れやすい場所なので、こまめに掃除をする必要があります。しかし掃除に手間がかかってしまうと、汚れが取り切れなかったり、面倒でおろそかになったりと、汚れが溜まりやすくなってしまいます。
よって、凹凸が少なくフラットな素材や、継ぎ目がなく汚れが入り込みにくい素材など、掃除のしやすい素材がおすすめです。
1-2)水や洗剤などに強い
尿などの汚れがある場合、洗剤や水を使ってしっかりと汚れを落としたいですよね。しかし、水に弱い素材をトイレの床に使ってしまうと、簡単に汚れが落とせなくなってしまいます。
自然派志向の方などに
1-3)汚れにくい
防汚コーティングなどが施工されている素材を選ぶと、そうではない素材に比べて格段に汚れがつきづらくなります。そのため日々のトイレ掃除も楽に。掃除の頻度自体を減らせます。
1-4)消臭効果がある
汚れの他に、臭いもつきやすいのがトイレの床。掃除をして見た目はきれいにしたのになんだか臭う……というケースも少なくありません。
トイレの床の素材には、アンモニア臭を消臭・分解する機能を持っている物があります。壁紙にも同様の効果がある物もあるので、セットで使用するのもおすすめです。
1-5)耐久性が高い
トイレの床をリフォームした後は、できるだけ長くきれいな状態で使いたいですよね。
しかし、見た目を重視して無垢のフローリングにしたり、コスト面の問題から他の部屋と同じ床材を使ったりしてしまうと、相当気を遣わないと1~2年程度で痛んだり剥がれたりしまうことが多いです。
そのため、なるべく耐久性が高く、長持ちする素材を選びましょう。
1-6)デザインが壁紙や便器と合っている
機能性だけを気にして床材を選んでしまった結果、壁紙や便器のデザインと調和が取れていないと、落ち着かない空間になってしまいます。壁紙や便器のデザインとバランスを考えて、床材のデザインを選ぶようにしましょう。
一般的な住宅のトイレは狭いので、柄の大きなデザインは合わせにくい可能性が高いです。シンプルな柄で、アイボリーやグレー、モスグリーンなどの落ち着いた色をベースカラーに選ぶのがおすすめです。
2)こんな場合はトレイの床のリフォームを
トイレの床を変えたいとは思っていても、やはり費用もかかるため、なかなか簡単には決断できないですよね。
そのような時は、トイレの床の状態を見て判断しましょう。
以下のような状態の場合は、トイレの床を交換することをおすすめします。
- 床の汚れがひどく、掃除しても落ちない
- 床が劣化している
- 長年使用して床に歪みやでこぼこができている
また、上記のような状態ではなくても、トイレの便器をリフォームする際に一緒に床や壁紙もリフォームするケースも多いです。
理由としては、「床や壁紙も同時に変えることで、トイレ全体がきれいになり、雰囲気を変えることができる」、「床や壁に付着した汚れや臭いを一掃できる」などと言ったことが挙げられます。
それ以外にも、トイレの便器をタンク式トイレからタンクレストイレにする場合は、床や壁の交換も同時にすることをおすすめします。
タンクレストイレに変える場合、元のタンク式トイレよりも小さくなることが多く、床に付着した前の便器の跡や汚れが目立ってしまうからです。
また、便器のリフォームや床のリフォーム別々に行うようりも、同時に行った方が価格も安くなるのでおすすめです。
3)おすすめのトイレの床素材
トイレの床素材としてよく使われるのはクッションフロア、フロアタイル、フローリング、タイルの四種類です。それぞれの主な特徴をまとめたのが以下の表です。
クッションフロア | フロアスタイル | フローリング | タイル | |
---|---|---|---|---|
掃除のしやすさ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
防汚性・防水性 | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
耐久性 | ◯ | ◎ | △ | ◎ |
防臭性 | ◯ | ◯ | △ | ◎ |
費用 | 安め | やや高め | やや高め | 高め |
さらに、それぞれについて以下で詳しく説明いたします。
3-1)クッションフロア
トイレの床材としてもっとも人気が高いのが耐久性に優れ、リフォーム費用も低いクッションフロアです。表面が塩化ビニールでできているので水分をはじくようになっており、汚れもつきづらく掃除もしやすいです。日々の簡単なお手入れで清潔を維持できます。
もっともコストパフォーマンスのよい床材と言えるでしょう。
最近ではデザインも富んできて、タイルやフローリング調の物、おしゃれな柄の入ったものなど、様々な種類のクッションフロアが販売されています。
ただし、見た目でクッションフロアと分かるので、本物志向の方は避ける傾向にあるようです。
3-2)フロアタイル
クッションフロアに似た素材ですが、より分厚くさらに耐久性に優れている物が多いのがフロアタイルです。クッションフロアよりも高級感があり、一見すると本物のタイルやフローリングに見えるようなものもあります。
リフォーム費用も、クッションフロアとフローリングの間くらいに収まるので、機能性も見た目も重視したい方におすすめです。
3-3)フローリング
居室との統一感を出すために、トイレの床にもフローリングを使う人も多いです。
しかし、通常のフローリングにしてしまうと、水に弱いので劣化してしまったり、アンモニアや洗剤の成分によって変色してしまったりしやすいです。
どうしてもフローリングにしたい場合は、表面に防汚や防臭のコーティングがされている木材を選びましょう。
また、表面がコーティングされていても、継ぎ目に汚れが入ってしまうと、そこから劣化したり臭いの原因となったりします。継ぎ目のない大判サイズのものや、溝が水がしみ込みにくい素材となっているものを選びましょう。
リフォームにかかる費用は、クッションフロアやフロアタイルよりは高めになる場合が多いです。
3-4)タイル
高級感があり、耐水性や耐久性に優れているタイルは、ホテルや公共の施設などでもよく使われています。しかし、値段が高いので一般の住宅で使っている方は少なく、本物志向の方に限られるようです。
最近では防汚性や消臭性の高い物などが増えてさらに使い勝手がよくなり、掃除も濡れたモップで拭けるためお手入れも楽です。予算がある方にはおすすめの素材です。
ただし、目地の部分に汚れが入ってしまうと除去しづらいという欠点もあります。
4)トイレの床リフォームの料金相場
床の素材 | 1畳 | 2〜3畳 |
---|---|---|
クッションフロア | 20,000円〜40,000円 | 25,000円〜50,000円 |
フロアタイル | 30,000円〜50,000円 | 35,000円〜55,000円 |
フローリング | 30,000円〜60,000円 | 50,000円〜70,000円 |
タイル | 45,000円〜120,000円 | 80,000円〜200,000円 |
素材・広さ別のトイレの床リフォームの費用相場は上記の表の通りです。
素材によって大幅に違いますが、もっとも安価なクッションフロアも利便性がよく、それなりに耐久性もります。見た目に強いこだわりのない場合はクッションフロアを選ぶと良いでしょう。
5)トイレのリフォームの事業者を探すなら
家族みんなが1日に何度も使うトイレは、使い勝手の良い落ち着いた空間にしたいですよね。納得のいくトイレ空間を作るためには、優良な事業者に依頼したいものです。
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トイレリフォームサービスのよくある質問
- Qトイレリフォームサービスの申し込みと一緒に、トイレ本体の購入もできますか?
- Aはい、可能です。くらしのマーケットのトイレリフォームサービスでは、商品の購入と工事費込みの予約も、自分で商品を用意して工事のみの予約もどちらも可能です。
もし製品選びに迷った際は事業者にご相談ください。予約前でもメッセージで簡単に事業者に問い合わせができます。 - Qトイレ本体と一緒に、床や壁も張替えしてもらいたいです。依頼可能でしょうか?
- A事業者の中には追加オプションで【壁紙張替え】と【床張替え】を行っている店舗があります。
対応の可否や費用については事業者によって異なるため、希望の場合は店舗ページの料金表にて、オプション追加が可能か確認しておきましょう。 - Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
- A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。 - Q予約方法が知りたいです。
- Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。
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