電気自動車（EV車）にかかる充電時間はどれくらい？｜充電スタンドの種類と走行可能時間について解説！

目次

1. 1）充電スタンドの設置場所
2. 2）充電スタンドの種類
3. 　①ケーブルつき普通充電器
4. 　②ケーブルなし普通充電器
5. 　③急速充電器
6. 3）充電スタンド種類別！走行距離ごとの充電時間
7. 4）電気自動車の充電時間を知って効率的に利用しよう！

ライター：福崎奈緒美
主婦歴6年なので、まだまだ家事のアレコレについて勉強中。猫3匹と暮らしているため、定期的なハウスクリーニングが欠かせない。

1）充電スタンドの設置場所

近年の電気自動車（EV車）の普及により、充電スタンドは急増しています。一般社団法人 次世代自動車振興センターによれば、全国に1万8,000か所以上もの充電スタンドが設置されており、その数はガソリンスタンドの6割に匹敵しているほどです。

おもな設置場所には「商業施設」「コンビニエンスストア」「宿泊施設」「カーディーラー」「高速道路のSA・PA」「道の駅」などが挙げられます。日常的に利用する施設に併設されていることが多いため、外出先でも気軽に充電しやすくなってきたと言えるでしょう。

参照：どこで充電できるの？｜一般社団法人 次世代自動車振興センター

2）充電スタンドの種類

充電スタンドと一口に言っても、実は3つの種類に分類できます。ここからは、それぞれの充電器スタンドの違いについて見ていきましょう。

①ケーブルつき普通充電器

ケーブルつきの普通充電器は、おもに商業施設やコンビニエンスストア、カーディーラーなどに併設されています。すべての電気自動車に対応しており、屋外に設置されていることが多いです。

200Vのタイプが一般的ですが、家庭の利用に適した100Vのタイプのものもあります。ただし、100Vのものは充電に時間がかかる点に注意が必要です。

②ケーブルなし普通充電器

普通充電器には、ケーブルなしの普通充電器もあります。電気自動車側のケーブルをコンセントに挿して充電するタイプで、コンビニエンスストアやカーディーラーなどの施設に併設されています。

ケーブルが付いていない車もあるため、使える車種が限られてしまう点に注意しましょう。

③急速充電器

充電スタンドには、短時間で充電が可能な急速充電器もあります。このタイプは、おもに「高速道路のSA・PA」「道の駅」などに多く併設されています。電源には3相200Vが使用されているため、急いで充電を済ませたい人におすすめです。

参照：充電設備の基本｜一般社団法人 次世代自動車振興センター

3）充電スタンドの種類別！走行距離ごとの充電時間

充電スタンドを利用するとき、気になるのが充電時間です。どれほどの時間充電が完了するかは、充電スタンドの種類によって異なります。
ここからは、充電スタンドの種類別に走行距離ごとの充電時間について見ていきましょう。

①ケーブルつき普通充電器

ケーブルつき普通充電器は、100Vと200Vで充電時間が異なります。

200Vの場合、走行距離が80kmのときは約4時間、160kmのときは約7時間の充電時間がかかります。100Vの普通充電器を使う場合、200Vの場合と比べて2倍の充電時間が必要です。

②ケーブルなし普通充電器

ケーブルなし普通充電器は、ケーブルつきの普通充電器よりも大体2倍の充電時間がかかります。
そのため、走行距離が80kmのときは約8時間、160kmのときは約14時間の充電時間が必要です。

③急速充電器

急速充電器は、とにかく充電時間を短縮したいときにおすすめです。

その充電スピードはほかのスタンドと比べると圧倒的に早く、走行距離が80kmのときは約15分、160kmのときは約30分で充電が完了します。

たった5分間の充電時間で40kmもの走行ができると言われているため、事業者など、業務で頻繁に使う車の充電にもおすすめです。

▼こちらの記事でも充電時間や渡航距離について詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

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4）電気自動車の充電時間を知って効率的に利用しよう！

電気自動車の充電時間は、充電スタンドによって大きく異なります。急いでいる際やデイリーユースの場合、充電にかかる時間はストレスになりやすいため、種類ごとの特徴や充電時間を知っておくことが大切です。
充電時間とうまく付き合って、より効率的に愛車を利用していきましょう。

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▼自宅に充電コンセントを設置する際の費用目安や、事前に確認しておきたいポイントを知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

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