フロアコーティングで後悔しないために！知っておきたいポイント

目次

1. 1）フロアコーティングが選ばれる理由
2. 　1-1）汚れや傷から守る
3. 　1-2）こまめな塗り直しが不要
4. 　1-3）掃除がしやすくなる
5. 2）フロアコーティングで後悔しやすいポイント
6. 　2-1）滑りやすい
7. 　2-2）担当者や事業者の態度が悪い
8. 　2-3）仕上がりが悪い
9. 3）後悔しないためのポイント
10. 　3-1）見積は数社に依頼する
11. 　3-2）ショールームを見に行く
12. 　3-3）サンプルを取り寄せる
13. 　3-4）保証やアフターサービスの確認をする
14. 　3-5）連絡の取りやすさを確認する
15. 　3-6）安い理由を考える
16. 4）フロアコーティングするならプロに依頼を！

ライター：池浜 由華
くらしの「コツ」を見つけるのが趣味。築30年以上のわが家には、住まいの悩みがたくさん。修理、リフォームを繰り返して、快適なくらしをめざしてます。

1）フロアコーティングが選ばれる理由

新築の家を購入するとき、ワックスサービスがついていることも多く、フロアコーティングは必要ないのではと思うことも多いです。ここでは、フロアコーティングするメリットを紹介します。

1-1）汚れや傷から守る

よく歩く部分や家具が触れる部分の床板は、摩耗して傷みが進んでしまいます。表面を硬い膜で覆うフロアコーティングなら、生活で付く汚れや傷から床を守ってくれるのでお子様やペットのいるご家庭にもおすすめです。

はじめはコーティングは無駄かなと感じても、塗らなかった床と比べて10年後20年後に違いが出てきます。

1-2）こまめな塗り直しが不要

ワックスを塗った床板は、一般的に半年～1年ごとに塗り直しが必要で、汚れや黒ずみが目立つようになったら剥がして塗り直すという手間もかかります。

ガラスコーティングやシリコンコーティング、UVコーティングならおよそ20年以上の耐用年数があるので、長い間塗り直しをせずにすみます。

1-3）掃除がしやすくなる

コーティングで覆われた床は汚れが染みこむことが少ないので、拭き取るだけで簡単に掃除ができるのが特徴です。

ガラスやＵＶコーティングならば、アルコールや洗剤にも強いので汚れがついても掃除がしやすく便利です。

2）フロアコーティングで後悔しやすいポイント

フロアコーティングは、必ずしなくてはならないものではありません。メリットを知るだけでなく、デメリットもしっかりと把握した上で施工を検討してください。

ここでは、後悔しやすいポイントを解説していきます。

2-1）滑りやすい

フロアコーティングした床板の表面は​​​​凹凸が少なくなるため、滑りやすく感じることがあります。

小さなお子様や年配のご家族がいるならば、滑りにくさを重視したシリコンコーティングがおすすめです。

ペットを飼っているご家庭ならば、ペット向けのコーティングもあります。事業者に要望をきちんと伝えて最適な種類を選んでください。

2-2）担当者や事業者の態度が悪い

後悔の声に多いのは、担当者などの態度や事業者の対応の悪さへの声です。

複数の会社を比較して、連絡はきちんとくれるのか、商品や保証の説明は足りているかなどのコーティング品質以外の部分にも目を向けて検討することをおすすめします。

2-3）仕上がりが悪い

コーティングに細かいゴミが入っていた、塗りムラがあったという声もよく上がっています。

仕上がりの良し悪しは、作業をする人の技術力によるところが多く、見極めが難しいので、過去に施工した写真などを確認させてもらうのもいいですね。

3）後悔しないためのポイント

あとで悔やむことが無いように、事前にしておけることがあります。ここではフロアコーティングを検討している段階でしておいてほしいポイントをお伝えするので、コーティングの種類や事業者選びの参考にしてください。

3-1）見積は数社に依頼する

見積りを依頼することで、金額やサービスを比較できるだけでなく、事業者の対応を比べることもできます。
商品の知識がどれくらいあるのか、熱意のある事業者なのか確認しながら、数社に絞り込んでいきましょう。

3-2）ショールームを見に行く

ショールームでは、直接商品に触れたり質問したりできるため、不安に思っていることを解決できる場所になります。

つやの度合いや滑りやすさについては実際に見たり触れたりしたほうが選びやすいものです。

3-3）サンプルを取り寄せる

気になるコーティングが見つかれば、サンプルを取り寄せてみてください。
事業者によっては、家に敷く予定の床と同じ素材でサンプルを作成してくれることがあります。

実際に広い面積に塗ったときとサンプルでは印象が違うこともありますが、少しでも実物に近い状態で試せると後悔も少なくなります。

3-4）保証やアフターサービスの確認をする

ガラスコーティングやUVコーティングは20年や30年といった長い期間の保証がつくことがほとんどです。

保証が付くことに安心してしまいがちなので、どんな場合に保証されるのか、保証対象外なるのはどんな場合なのかをきちんと確認して、そんなはずではなかったという後悔の無いようにしましょう。

3-5）連絡の取りやすさを確認する

打合せや質問への回答など、担当者とやり取りすることも多いので、こまめに連絡がつくかどうかは重要な確認ポイントです。

新築での施工の場合、家の引き渡しのスケジュールなどの調整も必要となるため連絡の取りづらい事業者との付き合いはストレスを抱える原因になりかねません。

3-6）安い理由を考える

もし提示された金額が他社よりも安いならば、安くなっている理由についても気にしておくといいでしょう。

説明を聞いたときは良さそうだったのに仕上がりが悪かった、あとから修理を依頼したら対応が悪かったなどという後悔がないように、安い金額を提示されたときは、より細かく確認しておきましょう。

4）フロアコーティングするならプロに依頼を！

「フロアコーティングをやって後悔した！」という声は、窓口となる担当者や施工者が原因となるものが多いです。

コーティング後も修繕など長い付き合いになる事業者なので、こまめに足を運んだり、相談したりして信頼できるプロに依頼をしてくださいね。

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