防草シートと砂利敷きの失敗例|雑草が生える原因と対処法

2024.6.28 更新

防草シートと砂利しきの失敗例・雑草が生えた原因

1) 防草シートと砂利敷きの失敗例!雑草が生える原因を探る

防草シートを敷き、砂利敷きまでしたのに、隙間などから雑草が生えてくるという失敗例は、実はよくある話です。

まずは防草シートや砂利の隙間からどんな植物が生えてきたかで、失敗の原因を探ります。

1)-1 葉先が細いか尖ったタイプの草の場合は防草シートの隙間

葉先が細いか尖った植物(ナズナ・ススキなど)が生えた場合は、整地時に、取りきれなかった根が土中に残っており、砂利や防草シートの織目から芽が突き出てきたと考えられます

不織布の防草シートでも、圧縮されていないシート(折り目に隙間がある)は繊維の隙間を突き破って、雑草が芽を出してくることがあります。

1)-2 丸い葉の植物は防草シートの隙間や上から

丸い葉の植物は芽がやわらかいため、防草シートを突き抜けて生えるケースは少なく、防草シートにできた隙間や穴から芽が出てきた可能性があります

または、防草シートの上に土埃が落ち、そこにタネが落ちて芽を出す場合もあります。この場合は、根が土にはっていないため引っ張ると簡単に抜けやすいという特徴があります。

2) 雑草が生えた場所から原因と対処法を探る

防草シートと砂利しきの失敗例・雑草が生えた原因

雑草が生えた場所からも、原因を探ってみましょう。

2)-1 壁と防草シートの隙間に雑草が生えた

壁や花壇と防草シートの隙間に雑草が生えてしまう失敗例は非常に多く、完全に防ぐことができない難しいケースです。

<対処法は?>

防草シートを壁際などに敷く際は、防草シートが壁にあたる長さでぴったりカットするのではなく、壁に数センチ立ち上るようにシートの端を少し長めにカットして敷くのがポイント。

シートは浮かないようにピンでとめましょう。

2)-2 シートを重ねた隙間あたりに雑草が生えた

防草シートを横に数枚づつ並べて敷くときに、シートを重ねた隙間から草が生えることがあります。

砂利を敷く際に、シートとシートの間に砂利が入ってシートが持ち上がった状態になっている場合に多い失敗例です。

<対処法は?>

砂利を敷く際にはシートの間に砂利が入って段差や隙間ができないように注意します。

重ねた部分をガーデニング用のテープで止めることで、雑草が生えるリスクを減らすことができます。

2)-3 ピンの穴から雑草が生えた

防草シートを止めたピンの穴の隙間にタネが入り込んだり、土中に残っていた根からピンの穴の隙間を通って芽が出るケースもあります。

<対処法は?>

ピンの上にガーデニング用のテープやシールを貼ることで穴をふさいでしまいましょう。

また防草シートの品質によっては高温になることで素材が縮み、ピン穴が広がるケースもあります。日差しや風雨が強い場所に敷く場合は、耐久性にこだわった製品を選ぶのもおすすめです。

3) そもそも防草シートの役割とは?

雑草が芽を出して育っていくには、「光・水・空気」の3つが必要です。

防草シートは「光」を遮って、雑草が育たない環境を作っています。また、空気中を飛んで落ちたたタネは、防草シートがあるため土に根をはれず十分に育ちません。

4) 防草シートの特徴・耐久年数と選ぶポイント

防草シートと砂利しきの失敗例・雑草が生えた原因

防草シートには、主に「不織布」と「織り」の2つの種類があります。これらを選ぶポイントを解説します。

4)-1「 織り」のシートは光を通しにくい製品を選ぶ

「織り」のシートは織目に隙間ができます。

柔らかくて扱いやすいのですが、これだけで防草効果を求める際は、耐久性が高く織りが細い製品を選びましょう

ホームセンターで購入する場合は、可能であれば、防草シートを光に透かして光が通りにくい製品を選ぶのがおすすめです。

4)-2 強度なら不織布のしっかりしたものを

防草シートを使うのがはじめてでよくわからない場合は、圧縮されて強度が高い不織布の防草シートをおすすめします

4)-3 防草シートの耐久年数

●織りシートの耐久年数:
1年〜5年程度

●不織布の防草シートの耐久年数:
5年〜10年程度

日差しが強い場所、風雨が強い環境、製品の強度などによって異なりますが、おおよその耐久年数です。自分の予算や使用目的に合わせて選びましょう。

5) 失敗しない対策を知って上手に雑草対策をしよう!

防草シートを使った砂利敷きの失敗例を参考に、原因と対策を見てきました。 以下の3つが主なポイント。上手に雑草対策を行いましょう。

□ 光を通さない強度がある不織布で、耐久性のあるシートを選ぶ

□ 隙間や穴はふさぎながら敷く

□ 敷く前の整地で、雑草の根は取りのぞく

▼雑草対策の防草シート敷きや砂利敷きはプロの事業者に依頼することができます。

砂利敷きサービスのよくある質問
Q砂利敷きと一緒に、除草シートの施工も行ってもらう事は可能ですか?
Aくらしのマーケットの砂利敷きサービスでは、除草シートの施工はサービス内に含まれておりません。(オプションで除草剤散布の対応が可能な事業者はございます)
しかしながら、事業者によっては砂利敷きと防草シート、どちらのサービスも提供している店舗もございます。まずは気になる店舗に防草シートの同時施工も可能かメッセージで相談してみましょう。

Q砂利はどのようなものを使用しますか?希望の種類を選ぶ事はできますか?
A砂利は出店者が準備をいたします。砂利敷きに用いられる一般的な砂利ですが、ご希望の色や形状等があればメッセージにて予約前に手配可能かご相談をお願いします。なお砂利の種類によっては、追加料金が発生することがございますのであらかじめご了承ください。

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④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
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ライター:佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

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