【簡単DIY】ランプチェンジャーは自作できる！作り方から電球交換の仕方まで

目次

1. 1）ランプチェンジャーとは
2. 　1-1）ランプチェンジャーで交換する時の注意
3. 2）電球交換用ランプチェンジャーの作り方と電球交換方法
4. 　2-1）ランプチェンジャーの材料
5. 　2-2）ランプチェンジャーの制作手順
6. 　2-3）自作ランプチェンジャーでの電球の取り替え方
7. 3）DIYが苦手ならプロに依頼！

ライター：佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

1）ランプチェンジャーとは

「ランプチェンジャーってなに？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。イメージ的に近いのは、マジックハンドか高枝切はさみで、長い棒の先の器具で作業を行うところが似ています。

高い所の電球交換には、このランプチェンジャーを使います。上の画像のように、長い棒の先についた器具で電球をキャッチして回して外しておろし、新しい電球をセットして上に持ち上げ、口金に回し入れて取り付ける作業を行うための道具になります

これがあれば、天井のライトやロフト、吹き抜けなどの電球が交換できます。もちろん、脚立を立てられない階段の天井付きや壁の照明も取り換え可能です。

このランプチェンジャー、市販もされていますが、いざ買うとなると案外高価です。その点DIYなら、必要になるたびに作るのも簡単で、棒以外は解体すればゴミで処分できるので収納場所もほぼ不要というメリットがあります。

1-1）ランプチェンジャーで交換する時の注意

本記事で取り上げるのは、天井や壁付きで下向きの照明に対応したランプチェンジャーです。使えない照明や、自作ランプチェンジャーを使う際の注意と検討事項があります。

• 直管やサークルの蛍光灯などには使えない
• ペンダントタイプで固定されていない照明器具は、揺れるため操作ができない可能性が高い
• 電球がカバーでおおわれている照明は、カバーを外す必要があるためランプチェンジャーでは交換できない
• ランプチェンジャーでは状況により電球が落ちて割れるなどの可能性がある。制作したランプチェンジャーでの電球交換は自己責任で行うこと
• 電球が交換しづらい場所の電球は、超寿命のLED電球にすることを検討してみる

上記を踏まえた上で、トライしてみたい方はDIYで作ってみましょう。ここからは作り方をご紹介します。

2）電球交換用ランプチェンジャーの作り方と電球交換方法

材料をそろえる際には、まず家にあるモノを使えないかチェックしましょう。長い棒が必要ですが、どこかに突っ張り棒を使っていたら、一時的に外して使い、後で戻せばOKです。

2-1）ランプチェンジャーの材料

• 電球・ライトの大きさに合うペットボトル1本・・・円より四角のペットボトルの方が電球を固定しやすい。
• ペットボトルの口に入る太さの棒・・・取付け位置まで届く長さのもの。
• 布テープ・ビニールテープ・・・ペットボトルの口部分に貼るためのもの。
• 中に貼るガムテープ・・・電球を固定するため、内側に貼り付けるときに使用。
• 滑り止めマット・・・あればでOK

ペットボトルの大きさは、電球が入る大きさであることが前提です。また、ダウンライトの場合はライトの穴に入る大きさかどうかを確認しましょう。

棒の長さは、床に立って天井の電球を取り替える場合なら、一般的に1.5m前後といったところです。吹き抜けや階段ではさらに長い棒が必要になることもあります。事前に確認しておきましょう。

ペットボトルの口部分に巻きつけるのは布テープかビニールテープがいいでしょう。ガムテープではすべって貼れない可能性があるためので適しません。

2-2）ランプチェンジャーの制作手順

1. ペットボトルを電球が入り、口金部分が出る高さにカットする

2. ペットボトルの口に棒を差し込みテープでしっかり留める


棒が細く、ペットボトルの口部分にびったり合わない場合は、安定をよくするために、棒に布テープかビニールテープを巻き付けます。口部分と棒の太さを合わせてから留めるといいでしょう。

3. ペットボトルの内部にガムテープを輪にして貼りつけて完成



※今回は、中に貼るテープはガムテープではなく、OPPテープで代用して制作しています。

2-3）自作ランプチェンジャーでの電球の取り替え方

取り替え作業は、上を向いての作業になります。電球を落とさないように、棒を周りにぶつけないように注意しながら作業してください。

【事前準備】
必要であればブレーカーを落とし、照明のスイッチをオフにしましょう。

①切れた電球を取り外す

ペットボトルを切れた電球の下から挿し込みガムテープに張り付けて固定、反時計回りに回して口金からはずします。そして、電球をおろしペットボトルから取り出し、付け替える電球と口金の大きさが合っているか確認しましょう。

②新しい電球を固定する

ランプチェンジャーの中に張り付けたガムテープを外し、小さめにしたガムテープを輪っかにして貼りつけ、新しい電球を固定します。

滑り止めマットがあれば電球とペットボトルの間に入れて使います。（あれば取り付けやすいですが、必須ではありません。なくてもOKです。）

ガムテープの粘着力が強すぎると、電球を取り付けた後に電球にガムテープがついて残ってしまうため、電球と接着する面積を小さくするといいでしょう

③新しい電球を取り付ける

ランプチェンジャーで新しい電球を口金にさしこみ、時計回りに回して取り付けます。作業後はブレーカーを上げ、照明のスイッチをオンにして点灯を確認すればOKです。

3）DIYが苦手ならプロに依頼！

電球を取り替えるランプチェンジャーの自作方法をご紹介しました。作ってみると簡単です。これほど単純なもので交換できることに驚かれるかもしれません。高いところの電球交換に困ったときはぜひ試してくださいね。

また、実際に作業される際には、電球をぶつけないように、そして落とさないように、くれぐれもご注意ください。

そして、なんとか電球交換はしたいけれど、DIYが苦手・材料がない・時間がないなどの場合は、プロに依頼した方が早いかもしれません。

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