ベランダ掃除に効果的な洗剤ってどういうの？

こまめにお掃除しているベランダは、洗剤の必要なし

汚れを溜めないように、定期的にお掃除しているベランダには洗剤を使う必要はありません。
ホコリをほうきで履いてから、雑巾で水拭きをするだけで十分です。
雑巾の代わりに、最近よく話題になるメラミンスポンジを使うのもおすすめ。こびりついた汚れも落ちやすいです。
マンションやアパートなどの集合住宅では、洗剤を使ったり大量の水を流したりする掃除はできない場合がありますので、このお掃除方法で常にきれいにしておきたいところです。

どんな洗剤を、どんな汚れに使えばいいの？

洗剤は中性・アルカリ性・酸性のものがあります。
三つともベランダ掃除には大いに役に立ちますので、どんな汚れに効くのかそれぞれ説明いたします。

中性洗剤

ベランダについている汚れでもっとも多いのは、砂や土かと思います。
これらには住居用の中性洗剤がおすすめ。
洗剤を水で薄め、デッキブラシに含ませてこすっていきましょう。
その後水で洗剤を流せば、きれいになっているはずですよ。

アルカリ性の洗剤

アルカリ性の洗剤は、油分を分解するのに非常に効果的です。
道路沿いにベランダがあるご家庭では、車の排気ガスでベランダが汚れでいる場合が多いので、アルカリ性の洗剤を使用してみましょう。
市販の洗剤でもよいですが、おなじみの重曹を使うのもおすすめです。
市販の洗剤の場合は水で2倍以上に薄めたもの、重曹の場合は重曹水（水100mlに小さじ一杯の重曹を混ぜたもの）をデッキブラシにつけてベランダの床をこすっていきます。
そして水でよく洗い流して終わりです。

酸性の洗剤

ベランダの汚れの中でもっとも手強いのはハトの糞でしょう。
感染症の菌や皮膚炎のもとになる菌が含まれていますので、見つけ次第取り除きたいところ。
しかし、こびりついてしまってはなかなか取れませんし、掃除のために触ってしまうと大変危険です。
そこで酸性の洗剤の登場です。
もちろん市販の洗剤も効果的ですが、お酢やクエン酸でも十分効果があります。
糞に市販の洗剤か、酢水またはクエン酸水をかけて時間をおいてから拭き取れば、簡単に除去できます。

最後に

ハトの糞が落ちていたり、長期間お掃除せずにいたベランダではなければ、洗剤を用意する必要はなさそうですね。
洗剤が必要な場合でも、簡単に用意ができるものばかりなのでお掃除にも取り掛かりやすそうです。
それでも負担に思えてしまう方は、いっそプロにお願いしてみるのも手です。
高圧洗浄機や業務用の洗剤で、年季の入った汚れもきれいさっぱりにしてくれるはずです。
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