風呂釜の仕組みとタイプ別の掃除方法

追い焚きをすると白や茶色の湯垢が浮いてくる、溜めたお湯から生臭い臭いがする…。 それは風呂釜の配管がかなり汚れている証拠。風呂釜の汚れは雑菌増殖の原因となり、健康被害を引き起こします。 風呂釜の仕組みや汚れの原因、洗浄方法を解説!

風呂釜の掃除ってどうやるの?

目次

  1. 1)風呂釜の仕組み
  2. 2)風呂釜の種類
  3.  2-1)自然循環タイプ(2つ穴)
  4.  2-2)強制循環タイプ(1つ穴)
  5. 3)風呂釜の汚れと原因
  6. 4)自分でできる風呂釜の掃除方法
  7.  4-1)風呂釜の掃除に役立つ道具
  8.  4-2)風呂釜(2つ穴)の掃除方法
  9.  4-3)風呂釜(1つ穴)の掃除方法
  10. 5)掃除頻度と業者のクリーニングについて
  11. 6)おすすめの風呂釜洗浄業者

1)風呂釜の仕組み

そもそも風呂釜とは、浴槽と繋がっている「お湯を沸かす装置」のことです。

浴槽と風呂釜は配管で繋がっており、お湯を沸かしたり追い焚きをしたりするときに、浴槽の中の冷たい水を吸い込み、装置内で温めたお湯を吐き出す仕組みになっています。

風呂釜は、どのように浴槽内のお湯を循環させるかによって2つの種類に分けられます。

2)風呂釜の種類

2-1)自然循環タイプ(2つ穴)

古いお風呂に多い2つ穴の風呂釜は、自然循環タイプです。

温められたお湯は上に上昇し、冷たい水は下に降下するという、水の温度差を利用した自然な「対流」を浴槽の中で起こすことで、お湯を沸かします。

浴槽のお湯と温度計

そのため、下の穴に冷たい水が吸い込まれ、上の穴から温められたお湯が吐き出される仕組みになっています。

このタイプは配管内を流れるお湯のスピードが遅いため、配管に汚れが溜まりやすいのが特徴です。

2-2)強制循環タイプ(1つ穴)

最近の新しいお風呂に多い1つ穴の風呂釜は、強制循環タイプです。

1つ穴の浴槽

穴の中では配管が2つに分かれていますが、ポンプを利用し1つの穴で水を吸い込み、お湯を吐き出す仕組みになっています。

ポンプで強制的に循環させるため、流れるお湯のスピードが早く汚れが溜まりにくいのが特徴です。また、浴槽内のお湯の温度にムラができにくいというメリットもあります。

1つ穴・2つ穴のどちらのタイプの風呂釜も、浴槽内のお湯を吸い込む仕組みになっているため、定期的な配管の洗浄が必要です。

洗浄が要らないお風呂は、水道管からの給湯と排水のみで、循環の機能がない「追い焚き不可」のお風呂です。

※※注意※※
ご自宅のお風呂のタイプや適する掃除方法については、各メーカーの取り扱い説明書を確認してください。

3)風呂釜の汚れと原因

風呂釜の配管に汚れが溜まってくると、湯沸かしや追い焚き時に浴槽内に汚れが流れてくるようになります。

下記のいずれかに当てはまるようであれば、早急に風呂釜の洗浄が必要です。

  • 白茶の湯垢が水面に浮く
  • ワカメ状の湯ドロが出てくる
  • お湯が白く濁る
  • 黒い汚れが出てくる
  • 溜めたお湯が臭う(生臭いような腐敗臭)
  • 風呂釜内に残った水から小バエが発生している

バスタブに溜めたお湯

浴槽内に流れてくる汚れは、「人の皮脂や水垢、入浴剤の成分」と「細菌・微生物」が合わさったもので、この微生物が「ぬめり」とも呼ばれるヌルヌル汚れを発生させます。

循環配管の内側にぬめり汚れ(バイオフィルム)が発生しやすく、レジオネラ属菌の温床となることが厚生労働省の調査でも報告されており、年に1回の配管内のぬめり除去が推奨されています。

レジオネラ菌は特に注意が必要で、空気中に飛散された霧状の菌を吸い込むことで、気管や肺に感染症を引き起こします。

沸かしたお湯がぬるくなる36℃前後のお湯でもっとも増殖するため、一度浸かって汚れたお湯を追い焚きして再利用するのは避けたほうがよいでしょう。

実際にこの菌が引き起こした感染症による死亡事故も報告されているので、乳幼児や高齢者、妊婦など抵抗力の弱い方は注意が必要です。

4)自分でできる風呂釜の掃除方法

自宅でも市販の洗剤やアイテムを使って風呂釜を洗浄することができます。この記事では、漂白・除菌・消臭効果のある酸素系漂白剤を紹介しています。

酸素系漂白剤イメージ

4-1)風呂釜の掃除に役立つ道具

  • 市販の風呂釜用洗剤
  • 過炭酸ナトリウム(粉末タイプの酸素系漂白剤)
  • ビニールホース

2つ穴、1つ穴の場合で掃除方法は異なりますが、どちらの場合も穴に水を流し込んで汚れを流し出すため、蛇口に接続できる1~2mのホースがあると便利です。

4-2)風呂釜(2つ穴)の掃除方法

  1. 下の穴をタオルで塞ぐ
  2. 上の穴に洗剤を流し入れる(※)
  3. 40~50℃のお湯を上の穴に溢れない程度に注入する
  4. 2時間程放置する
  5. 下の穴を塞いでいるタオルを外す
  6. ホースで上と下の穴に勢いよく水を流し入れて汚れを洗い出す

※市販の洗剤→規定の量
※粉末漂白剤→50g(大さじ5杯)程度

4-3)風呂釜(1つ穴)の掃除方法

  1. 穴上5~10cmまで「水」を溜める(※1)
  2. 水に洗剤を入れる(※2)
  3. 40~50℃に設定して追い焚きする
  4. 必要であればついでに洗面器やイスなどを入れても可
  5. 2~3時間放置する(※3)
  6. 再度追い焚きをする
  7. 排水する
  8. ホースで穴に勢いよく水を流し入れて汚れを洗い出す

※1:入浴剤が入っていない残り湯であれば使用可。残り湯を使う場合は追い焚きが機能するよう充分冷めてからにしましょう。

※2:市販の洗剤なら規定の量、粉末漂白剤なら2カップ程度

※3:粉末漂白剤であれば就寝前に入れて一晩置くのも可。市販の洗剤は容器に記載の使用方法で放置時間を確認してください

※※注意※※
天然大理石やヒノキ、24時間風呂の場合は上記の掃除方法は避けてください。

5)掃除頻度と業者のクリーニングについて

一見きれいに見えるお湯でも、浴槽に浸かるたびに配管は汚れていきます。

汚れが溜まりやすい2つ穴タイプは一ヶ月に一度、1つ穴タイプは二ヶ月に一度の掃除が必要です。

そして半年に一度は、クリーニング業者に徹底洗浄してもらうことをおすすめします。市販の洗浄剤でもある程度汚れはとれますが、やはりプロの技術には敵いません。

業者の風呂釜洗浄イメージ

「自分で掃除してみたけどやっぱり水垢が出てくる……」
「市販の洗剤で掃除したけど汚れが出なかった、本当に取れてるの?」

そんな方は、一度業者にお願いしてみるとよいでしょう。

「こんな汚いお湯に浸かっていたなんて……」と絶句するほど汚れが出る場合も多くあります。水垢やお湯の濁り、臭いもスッキリ無くなれば安心して湯船に浸かれますね!

風呂釜の汚れはアトピー性皮膚炎やアレルギー、湿疹が悪化する原因にもなります。肌荒れや身体の痒みなどお悩みの方は、風呂釜洗浄をしてみるのもよいかも知れません。

風呂釜洗浄サービスの体験モニターのSさん

6)おすすめの風呂釜洗浄業者

業者のクリーニングと聞くと、刺激の強い薬品を使うイメージがありますが、くらしのマーケットには身体や環境に優しい洗剤を使用しながら、洗浄効果の高い特殊なクリーニング技術を持つ業者が多数登録しています。

自然の植物イメージ

配管や風呂釜を傷めない専用洗剤と機器で、汚れや雑菌も徹底洗浄・殺菌してくれます。

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