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目次
- 1)マットレスにカビが生える原因は?
- 2)マットレスのカビを取り除く方法
- 2-1)簡単に除去するなら消毒用エタノール
- 2-2)カビの臭いが気になるなら重曹とエタノール
- 2-3)黒ずみを落とすなら市販のカビ対策スプレー
- 2-4)自分ではどうにも出来ない場合はプロに頼む
- 2-5)キッチンハイターやカビキラーは使用を控えましょう
- 3)マットレスのカビを予防する方法
- 4)マットレスの寿命と処分方法
- 5)頑固なカビはプロにクリーニングの依頼を!
1)マットレスにカビが生える原因は?
カビが発生する原因は、主に「湿度」「温度」「栄養分」の3つです。
カビの種類にもよりますが、以下の条件が揃う事によりカビは繁殖します。
- 70%以上の湿度(60%以上から活発に活動、80%以上で一気に繁殖)
- 20~30度の気温(25~28度がもっとも生育に最適)
- 栄養分 (皮脂、髪の毛、ホコリ、汚れ、ダニなど)
人は、寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
その汗が布団からマットレスへと吸収され、マットレスは常に湿気を含んだ状態となっています。
また、マットレスは人の体温でカビが好む程度の温度に温められており、皮脂や髪の毛などのゴミやホコリ、ダニが付着することで、爆発的にカビが繁殖してしまいます。
マットレスはカビが繁殖する条件を完璧に満たしているのです。
マットレスにカビを見つけたら、早めに対処するようにしましょう。
カビが引き起こす影響や病気について詳しく知りたい方は日本アトピー協会 カビについて からご確認できます。
2)マットレスのカビを取り除く方法
それでは、マットレスに発生してしまったカビを取り除く方法をご紹介していきます。
2-1)簡単に除去するなら消毒用エタノールを使う
消毒用エタノールを使ってカビを除去する方法です。
簡単にできますので、ぜひお試しください。
準備するもの
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル(エタノールがスプレータイプなら不要)
- 捨ててもいいタオル
- ぬるま湯
- ドライヤー
手順
- 消毒用エタノールをカビに噴射する
- 1時間放置する
- 濡らしたタオルで叩く
- ドライヤーを使って、またはマットレスを立てて乾燥させる
消毒用エタノールをスプレーボトルに入れて、カビが生えている箇所全体が湿るくらいまで噴射してください。
しっかりとエタノールをカビに浸透させるため、1時間ほど放置しましょう。
タオルをぬるま湯で少し塗らし、軽くしぼったらスプレーした箇所をトントンと叩いて拭き取ります。
ポイント
必ず叩くようにしてください。こするとカビが広がります。
ポイント
湿気が残るとカビが再発してしまいます。しっかりと乾燥させましょう。
エタノールは揮発性があるため、短時間で蒸発します。ベッドにエタノールは残りませんのでご安心ください。
また、エタノールには殺菌力はあってもカビの黒ずみを落とす効果はありません。
そのため、この方法では見た目の変化はあまりありません。
2-2)カビの臭いが気になるなら重曹とエタノールを使う
上記のエタノールを使った方法に重曹を加える方法です。
重曹は弱アルカリ性の性質を持つので、酸性のものを中和する働きがあり、皮脂汚れや手垢などの汚れを落とすのに高い効果があります。
また、臭いを吸着する働きもあり、消臭剤としても使うことができるため、カビの臭いが気になる場合に効果的です。
準備するもの
- 重曹(小さじ1)
- 水(100ml)
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル2本(重曹水用とエタノール用)
- 捨ててもいいタオル
- ドライヤー
手順
- 重曹水を作る
- 重曹水をカビ部分にスプレーする
- タオルで水分を拭き取る
- 消毒用エタノールをカビ部分にスプレーする
- タオルで水分を拭き取る
- ドライヤーを使って、またはマットレスを立てて乾燥させる
用意した重曹と水をスプレーボトルに入れ、よく振ってまぜあわせます。
重曹水をカビ部分にたっぷり吹き付け、5分ほど置きましょう。
カビ部分を、タオルでぽんぽんと叩くように拭き取ります。
ポイント
必ず叩くようにしてください。こするとカビが広がります。
エタノールをカビ部分が湿るほどスプレーし、1時間ほど放置しましょう。
カビ部分をタオルでぽんぽんと叩くように拭き取ります。
ポイント
③の工程と同様、叩くように拭き取ります。こするとカビが広がります。
ポイント
湿気が残るとカビが再発してしまいます。しっかりと乾燥させましょう。
エタノール同様、重曹にもカビの黒ずみを落とす効果はありません。
そのため、この方法も見た目の変化はあまりありません。
カビの黒ずみを落としたい場合は、後述の市販のカビ対策スプレーを使用しましょう。
2-3)黒ずみを落とすなら市販のカビ対策スプレーを使う
エタノールを使用して除菌ができても、カビの黒ずみが残っているとキレイにできた気がしない…という場合は、市販のカビ対策スプレーがオススメです。
こちらの商品はマットレス、布団、カーテンなどに使用可能なカビ取り剤です。カビの黒ずみを落とし、カビのエサとなるバクテリアも除菌してくれます。
ただし、色柄物は脱色の恐れがあり、使用ができませんので注意しましょう。「マットレスが脱色してもカバーをするのでカビが消えれば良い」場合のみ使用可能です。
使用手順
- マットレスがざっと湿る程度にスプレーする(1㎡あたり15mlを目安)
- 30分放置する
- カビが消えたら、叩くように水拭きする
カビが消えていない場合は、残ったカビに再度スプレーし30分放置を繰り返しましょう。1~4回程度繰り返せばカビが消えてなくなります。
2-4)自分ではどうにも出来ない場合はプロに頼む
カビによる汚れがあまりにもひどい場合や、長らく放置してしまった場合など、自分ではどうしても落とすことができない場合もあると思います。
その場合は、迷わずプロの事業者にクリーニングを依頼しましょう。
プロに依頼するメリットは、やはり汚れを根こそぎピカピカにできること。
目に見えない菌やニオイもとれて、すっきり快適な睡眠がとれます。
プロの事業者にマットレスクリーニングを依頼した場合の費用の相場は以下です。
サイズに応じて7,000円〜が目安となっています。
サイズ | 料金相場 |
---|---|
シングル | 8,000円〜13,000円 |
セミダブル・ダブル | 13,000円〜15,000円 |
クイーン・キング | 15.000円〜20,000円 |
ベビー・キッズ | 7,000円〜10,000円 |
2-5)キッチンハイターやカビキラーは使用を控えましょう
カビを除去すると考えた時に、台所やお風呂場で使用するキッチンハイターやカビキラーを思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
しかしながら、キッチンハイターやカビキラーは非常に強い「塩素系漂白剤」なので、直接肌に触れたり、吸い込んだりする可能性のあるマットレスには使うべきではありません。また、マットレスが変色してしまう可能性も高いです。
キッチンハイターの用途・液性・成分・使い方・使用上の注意には「色物・柄物のせんい製品」、「水洗いできない製品や場所」、「塩素系は使えないと表示にあるもの」には使用不可と記載があります。
また、カビキラーのよくある質問ページでは、布製品に「カビキラー」は使えません。と記載されています。
マットレスに付いている洗濯表示を確認すると、塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができるかどうかがもひと目でわかります。気になる方はPanasonic 新・洗濯表示の正しい意味は?を参考のうえ、ご自身のマットレスの洗濯表示を確認してみてくださいね。
3)マットレスのカビを予防する方法
「マットレスはカビが繁殖する条件を完璧に満たしている」と前述しましたが、それではどのようにカビの発生を予防していけばいいか、詳しくご紹介していきます。
寝室の換気をこまめに行う
一番簡単にできる方法は、窓を開けて換気をすることです。
窓を開けて寝室の空気を入れ替えるだけで湿気下げる事ができ、カビの栄養分となるホコリを外に出す事ができます。
掛ふとんをめくって湿気を開放
毎日起きたら掛ふとんをめくり、マットレス表面をさらす癖をつけましょう。
掛ふとんをそのままにしていると、マットレスの湿気が開放されず、カビが繁殖する原因になります。
掛ふとんをめくるだけの簡単な作業なので、毎日行う癖をつけたいですね。
シーツは1週間に1回洗濯
比較的薄いシーツや敷きパッド類は、自宅の洗濯機で簡単に洗うことができます。
シーツについたカビの栄養分となる皮脂汚れや汗の汚れを落としましょう。お休みの日など、週に1回は洗うようにしましょう。
マットレスを壁から離す
ベッドは壁から10㎝程離して配置するようにしましょう。
マットレスの湿気は側面から発散されますが、壁と密着している部分があると通気性が悪くなり、マットレス内に湿気がこもってしまいます。
ほんの10cm程度で大丈夫ですので、ピッタリくっついている場合は壁から離すようにしましょう。
マットレスを床に直で置かない
マットレスを床に直接置くと、マットレスと床の間に隙間がなく、湿気の逃げ場がなくなってしまい、湿気がこもりカビが発生しやすくなります。
マットレスを床に直接置いている方は、ベッドフレームを使用するか、すのこを敷いてマットレスと床に隙間を作りましょう。すのこは通気性がよく、100円均一ショップやホームセンターなどでも購入できるので取り入れやすいアイテムです。
除湿シートを使用する
マットレスとシーツだけでは、寝ている間にかいた汗が全てマットレスに吸収されてしまいます。
除湿シートを使って汗の浸透を防ぐことで、マットレスのカビの発生を防ぐ事ができます。
4)マットレスの寿命と処分方法
マットレスの寿命と処分方法についてもご紹介いたします。
マットレスの寿命は5〜10年程度
マットレスに発生したカビがあまりにも広範囲に渡る場合や汚れがどうしても落としきれない場合は、マットレスの買い替えを行うことも検討されるかと思います。
一般的に、マットレスの寿命は5~10年と言われています。
もし5年以上使用していて、カビの他にもマットレスのへたりやコイルが身体に当たる感覚がある場合などはマットレスの寿命かもしれません。
こちらの記事ではマットレスの寿命がわかるチェックポイントを紹介しています。もしお持ちのマットレスの状態に気になる点がある場合は、ご参考になさってみてください。
マットレスの寿命を知るための5つのチェックポイントとは?
マットレスの処分方法
いざマットレスを処分しようと思っても、どうやって処分すればいいのか迷ってしまう場合もありますよね。マットレスの処分方法を3通りご紹介いたします。
①粗大ゴミとして出すマットレスは粗大ごみとして処分するのが一般的です。
インターネットまたは電話で申込みが可能です。自治体の粗大ごみ処理券を貼り付け、指定日に玄関や収集所などの指定の場所に持っていきます。
自治体によって異なりますが、マットレスの場合は大体1000円前後費用が発生します。
デメリットとしては、玄関や指定の場所まで持っていかなければいけないため、重いマットレスを使用されている場合は大変な作業になります。
②解体して普通のゴミとして出すマットレスを解体すれば燃えるゴミ・燃えないゴミに分別して捨てることができます。
粗大ゴミのように処分に費用は発生しません。
しかしこの方法は時間と手間がかかる事と、作業中にゴミが沢山出るため作業場所を考える必要があります。
また、中にスプリングが入っている場合、スプリングによるケガにも気をつけましょう。
新しいマットレスを購入する際、ニトリや無印良品、イケアなどでは古いマットレスを引き取りしてくれる場合があります。
ただし、購入商品の同種かつ同数のマットレスに限る場合など、販売店によって条件や費用が異なりますので、もし新しいマットレスをお探しの場合は、引取サービスについても合わせて確認してみるといいでしょう。
5)頑固なカビはプロにクリーニングの依頼を!
マットレスは毎日使うものだからこそ、清潔に保ちたいですよね。
カビが気になったらご紹介したカビ取り方法を試してみてくださいね。
カビ汚れがひどくご自身では対処しきれない場合や、仕事や家庭の事情で忙しく、カビ対策に時間を取れない……という場合は、プロの事業者にマットレスクリーニングを依頼しましょう。
くらしのマーケットでは、プロの事業者が多数登録しており、口コミや作業内容、料金などから比較してサービスを予約することができます。
マットレスクリーニングサービスのよくある質問
- Q当日の作業時間はどのくらいかかりますか?
- A作業時間はクリーニングを希望されるマットレスの大きさや状態によって前後しますが、目安としてシングルサイズ(片面)で1時間半〜2時間程度です。
乾燥時間など、当日の天候によっても左右される場合があります。 - Qマットレスはクリーニング後すぐに使えますか?
- Aくらしのマーケットのマットレスクリーニングでは、洗浄後は一律して簡易乾燥を行っておりますが、完全乾燥に至らない場合は、お客様にエアコン、扇風機等にてその後の対応をお願いする場合がございます。
乾燥についての対応は事業者によって異なりますので、予約前に確認をしておきましょう。 - Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
- A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。 - Q予約方法が知りたいです。
- Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。
マットレスクリーニングを予約する
ライター:三橋未帆
家事歴10年以上。双子育児中なので何事も出来るだけ時短で済ませたい派だが、掃除を一度やり始めると止まらなくなる。
くらしのマーケットは、生活に関するさまざまなサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。
300種類のサービスが頼める
ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定など、300種類以上のサービスが頼めます。また各事業者は同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。
⇒はじめての方へ200万人に選ばれたプロたちがいる
実際に利用した方の口コミを比較してプロに依頼することができます。口コミの内容をチェックすると、予約から当日までのやりとりや対応もイメージしやすくなります。
「万が一」の対応もしっかり
自宅で作業を行う出張・訪問サービスは、ぼったくりにあうかも…と不安に思う方もいるかもしれません。
くらしのマーケットは、厳正な出店審査や最高1億円の損害賠償補償制度など、安心してご利用いただくための仕組みがあります。万が一のときにしっかり対応します。
※サービス比較や口コミ閲覧に会員登録は必要ありません
くらしのマーケットは、暮らしに関わるサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。
頼みたいカテゴリがある
ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定・アンテナ工事・家具の組み立てなど、幅広いカテゴリがあります。あなたの「これプロに頼みたい」がきっと見つかるはず。
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自宅で作業を行う出張・訪問サービスは不安に思う方もいるかもしれません。
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