【画像あり】シロアリの特徴と見分け方を紹介！駆除や予防方法も

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目次

1. 1）シロアリの生態
2. 2）【画像あり】日本の主なシロアリは2種類
3. 3）シロアリが発生しやすい条件3つ
4. 4）シロアリ予防方法
5. 5）シロアリを駆除方法
6. 6）シロアリ駆除は事業者への依頼がおすすめ

1）シロアリの生態

シロアリには「アリ」という名がついていますが、その生態はアリとは異なり、どちらかというとゴキブリに近い昆虫です。１つの巣にコロニー（集団）を作って生息しています。シロアリには「階級」があり、それに応じた役割を担っています。主な「階級」を確認しましょう。

女王アリ・王アリ

1つの巣に1頭ずついます。生殖活動をするため、女王の腹部は産卵につれて大きくなり、体長40mmになることもあります。

羽アリ

時期が来ると巣から飛び立ち新しい巣を作ります。

働きアリ

コロニーの約90%以上を占めます。エサの採取、巣の構築、卵や幼虫の世話をします。木材に被害を与えるのはこの働きアリです。

兵隊アリ

コロニーの約3%を占める。外敵と戦ったり、防衛や偵察を行います。

参考：シロアリQ＆A│公益社団法人日本しろあり対策協会

2）【画像あり】日本の主なシロアリは2種類

日本では20種類以上のシロアリが確認されていますが、家屋へ被害を与えているのは主に次の2種類です。

ヤマトシロアリ

北海道の北部を除くほぼ日本全国に生息しています。繁殖期は4～5月です。ヤマトシロアリの羽アリは4～5月の日中に飛び立ち、羽アリは黒色です。兵隊アリの場合、頭の形が細長く円筒状となっています。

ヤマトシロアリの被害

湿った材木を好むため、浴槽や台所の床下などを食害します。湿気の多い建物の場合、その被害は天井まで及ぶこともあります。

イエシロアリ

寒さに弱いため、主に関東より南に生息しています。繁殖期は6～7月です。イエシロアリは6～7月の夕方から夜にかけて飛び立ちます。イエシロアリの羽は茶褐色で、兵隊アリの場合、頭の形が長細くなっています。

イエシロアリの被害

水分を運ぶことができるイエシロアリは壁内部や天井裏、小屋裏などの乾燥した場所の木材を食害することも。ヤマトシロアリとくらべて食欲旺盛で被害の範囲は広く、広がりも早いです。

参考：シロアリQ＆A│公益社団法人日本しろあり対策協会、シロアリに注意│大阪市西区役所、シロアリ類について │名古屋市

3）シロアリが発生しやすい条件3つ

シロアリが発生しやすい環境には３つの条件があります。この３つの条件を防ぐ環境を整えることがシロアリの予防になります。

条件①水がある

シロアリは湿気があり、ジメジメしたところを好みます。

条件②食料がある

シロアリの食料は植物の根や丸太、木材の破片などです。

条件③外敵がいないところ

シロアリの外敵はクロアリやトカゲ、ツバメやクモなどです。

4）シロアリの予防方法

シロアリを放置すると、建物にとって大切な床下や柱が食害され、建物全体の耐久性が低下します。シロアリの被害に遭わないためには何よりも予防が重要。シロアリ駆除のプロに依頼するのが確実ですが、自分でできる予防方法もご紹介するのでぜひ参考にしてください。

自分でできるシロアリ予防

シロアリが好むのはジメジメしたエサが豊富にあるところ。家の周辺に木材の破片や枯れた木などを置いていませんか？意外なところでは段ボールもシロアリのエサになります。シロアリのエサになるものは、放置せずに処分しましょう。

ウッドデッキや木製のプランターを使っている場合はあらかじめ防腐剤の塗布をすることをおすすめします。

また、定期的に水漏れや雨漏りをしている場所がないかチェックしましょう。水漏れや雨漏りする場所はシロアリの好む場所です。見つけた場合は早めに対処しましょう。

こちらの記事では、自分でできるシロアリ予防法やおすすめの防除剤を紹介していますので、合わせて参考にしてください。

シロアリ予防｜自分でできる防除とおすすめ薬剤3選

5）シロアリの駆除方法

シロアリを見つけたら、被害を最小限に抑えるため、すぐに駆除や対策を行いましょう。シロアリの駆除には、自分で駆除する方法とプロに依頼する方法があります。

自分で駆除する方法

自分で駆除する場合は市販の薬剤を使う方法や、ベイト剤と呼ばれる毒性のあるエサを建物周辺に設置する方法があります。
シロアリ専用の薬剤が市販されているため、自分で駆除を行うことも可能ですが、シロアリは素人には見えないところに巣を作り生息しているため、完全に駆除するのは非常に難易度が高いです。

プロに依頼する方法

シロアリの生態を知り尽くしたプロに依頼すれば、種類を見極め、そのシロアリに最も効果的な方法で駆除してくれます。また、駆除後も再発防止のための予防や定期点検もしてもらえ、安心です。

シロアリの駆除方法やシロアリ駆除の費用相場をこちらの記事で紹介していますので、合わせて参考にしてください。

シロアリ駆除｜自分で行う方法や事業者の費用相場

6）シロアリ駆除は事業者への依頼がおすすめ

主に家屋へ被害を与えるのはヤマトシロアリとイエシロアリの2種類。この2種は生態が異なるため、駆除方法も異なります。

素人の目には見えないところで活動するシロアリを確実に駆除したいなら、プロに依頼するのがおすすめです。駆除後のアフターケアやメンテナンスがしっかりしているのもプロに依頼するメリットです。

くらしのマーケットでシロアリ駆除を依頼した人の口コミ

他にこんなサービスもあります

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住宅の購入を検討している方、床の傾きが気になる方、築年数が長く耐震強度が心配な方はホームインスペクション（住宅診断）を依頼しましょう。住宅に精通した住宅診断士が、第3者の立場で、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所など物件の健康状態を調べ、アドバイスを行います。不動産業者やリフォーム業者などの利害関係のない第3者からの意見が欲しい方におすすめです。

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【キクイムシ駆除】

壁のクロスに小さな穴がいくつか開いていて、きな粉のような木くずが落ちている場合は、キクイムシが原因かもしれません。市販でもキクイムシ駆除スプレーなどが販売されていますが、根絶するのは難しいです。自分で殺虫剤を撒いて効果がなかった方や黄色い粉末や小さな穴が複数ある方は被害が拡大する前にキクイムシ駆除を依頼してプロにキクイムシの駆除をしてもらいましょう。

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ライター：鶴野ふみ
男の子2人を育てるワーキングマザー。「ちょっと楽に、もっと楽しく」をモットーに毎日の生活に役立つ情報にいつもアンテナを張っています。 心が前向きになるようなちょっとした暮らしのコツをお伝えできればうれしいです。左利きのスパイスカレー好き。

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