和室の障子の白木を掃除する方法｜洗剤はNG？ヤケは取れる？

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目次

1. 1）障子の特徴と掃除時の注意
2. 2）普段の掃除はホコリとりと乾拭き
3. 3）丁寧に掃除をするときは
4. 4）タバコのヤニや経年の汚れ、取る方法はある？
5. 5）白木の掃除に不安があればプロに依頼がおすすめ！

ライター：笹倉さくら
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

1）障子の特徴と掃除時の注意

障子の掃除に水や洗剤は基本的にNGです。日々の掃除は、ハンディモップと乾拭きで仕上げます。汚れをとりたいときや、白さを取り戻したいときは水を使う掃除になります。

1-1）障子は桟（さん）と紙でできている

1-2）障子の掃除方法のポイント！水拭きは基本NG

障子は、白木と紙でできています。水拭き掃除がまずいことはなんとなく想像ができますよね。うっかり水拭きしてしまうと、そこがシミになったり、ついていたホコリが水分に溶けて白木や障子紙を汚すことにもなりかねません。

乾拭きがメインの掃除方法ですが、ゴシゴシこすると、白木が痛みますので、なでるように拭き上げましょう

2）普段の掃除はホコリとりと乾拭き

普段の掃除は、静電気でほこりを取るタイプのハンディモップで、障子紙を貼ってある組子部分のほこりを取ります。スーッと撫でてほこりが取れればいいのですが、縦と横の組み合わせで隅がたくさんできています。

障子紙の平らな面にもハンディモップをかけておくとホコリがとれます。

モップをかけた後は、乾拭きで「上桟→組子→竪桟→腰板→下桟」の順番で拭いていきます。

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3）丁寧に掃除をするときは

組子部分の隅のホコリが取れずに、気になるときは刷毛を使います。100均の工作コーナーの刷毛か、水彩用の絵筆でもOKです。

毛先を使って隅の汚れを優しく掻きだすように取り除きます。そして、乾拭きで障子全体を拭き上げます。

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3-1）引手の手垢はどうやって落とす？

障子の引手部分は手垢がつきやすいところです。

黒ずみがあるときは、500番くらいのサンドペーパーでやさしくこすり取ります。サンドペーパーは木切れなどに巻き付けて扱いやすくして使いましょう。

参考：和室（畳・白木）の掃除 │セキスイハイムのオーナーサポート

4）タバコのヤニや経年の汚れ、取る方法はある？

長年使っていると、汚れやヤケで変色するのは仕方のないことですが元の白木に戻したいですよね。

白木の全体的な汚れやひどい汚れを落としたいときは、市販されている白木用の洗剤やクリーナーを使って汚れを落としましょう。水を使っての掃除になるため、障子紙が汚れたり破れたりする可能性が高いです。障子の張替えも一緒に行うといいでしょう。

掃除は、天気のよい日に風通しをよくして行いましょう。

4-1）白木用洗剤で汚れをふき取る

洗剤といっても、泡を立てて洗うわけではありません。洗剤を希釈したもので拭いたり、スプレーをかけて汚れを拭きとります。拭き取り後は、洗剤分が残らないように、固く絞った雑巾で繰り返し水拭きをして乾拭きをしてください。

濡れている間は、白木部分の汚れ落ちはわかりづらいのですが、乾くときれいになっているのがわかるでしょう。

洗剤を使う時は、使用方法の説明をよく読んで使い方を守りましょう。

4-2）経年の白木を漂白して白木らしさを取り戻す

手垢や汚れだけでなく、日焼けで色が変わった白木も白くできるのが漂白です。

漂白に使うクリーナーは、漂白作用があるため、汚れ落ちもよく、白さが戻るという点が、白木用洗剤と異なる点です。使用量や使う時間など、細かい用法がありますので、使い方の説明を確認しましょう。

乾くと白木本来の色をとりもどしたのがわかるでしょう。液をむらなく塗るのがきれいに仕上げるコツです。白木の汚れやヤケでお悩みなら試してみてもよいでしょう。

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もし、ムラになって仕上がりが悪くなったら心配という場合は、白木クリーニングのプロに依頼しましょう。安心して任せられるので、見ているだけで障子の桟の白木がきれいになっていきますよ。

5）白木の掃除に不安があればプロに依頼がおすすめ！

障子の白木の桟の掃除方法をご紹介しました。塗装のある洋室のドアや窓周りとは異なり、和室は白木部分が多いので掃除には気を使います。ハンディモップと乾拭きで、ほこりをためない掃除をしてくださいね。

長年使うと、白木の桟が汚れてくるのは仕方がないところです。色が変わるほど汚れた時は、本格的に汚れを落とす水を使った掃除を。濡らす掃除でシミを作ってしまうかもしれない、ひどい汚れが取れないかもしれないと不安な場合はプロに依頼しましょう。

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