洗濯機の蛇口を交換する方法｜蛇口の選び方や費用も

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1）洗濯機の蛇口を交換をする方法

洗濯機の蛇口は電気工事などが不要なので、自分で交換することができます。
しかし、適切に蛇口を取り付けられないと、水漏れの原因となるため自分で行う場合は注意が必要です。

新しい洗濯機の蛇口を選ぶ

洗濯機の蛇口を交換する前に、新しい蛇口を選ぶ必要があります。
以下の蛇口の選び方を考慮して選ぶとよいでしょう。

同じ種類の蛇口を選ぶ

洗濯機の蛇口には、一つの蛇口から水かお湯どちらかしか出ない「単水栓」と、一つの蛇口から水もお湯も出る「混合水栓」があります。

取り付けてあるのがどちらかを確認して、同じ種類のものを購入しましょう。

どちらのタイプも、そのまま洗濯機と接続できる洗濯機用蛇口（洗濯機用水栓）が販売されています。

しかし、昔から使われている「万能ホーム水栓（古いタイプ）」の場合はそのまま洗濯機と接続できないので、洗濯機と接続するため先端に「ビス」や「ワンタッチ」で接続できる「洗濯機用のニップル」を取り付ける必要があります。

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自宅に取り付けてあるのが古いタイプの単水栓の場合は、洗濯機用と交換することも可能です。

蛇口の機能性で選ぶ

洗濯機用の蛇口はメーカーやモデルによって、備わっている機能が異なります。
「緊急止水機能付き」が備わっている蛇口であれば、万が一ホースが外れてしまっても止水弁が閉まって水が出るのを防ぎます。
また、「ワンタッチで着脱ができる蛇口」なら、自分で簡単に洗濯機と接続できます。

混合水栓の場合は、お湯や水を一定温度で保てる「サーモスタット付き」かどうかなども考慮して選ぶとよいでしょう。

蛇口と洗濯機の位置で選ぶ

洗濯機用の水栓の場合、洗濯機と蛇口の位置にある程度距離があればスパウトの形状を気にせず取り付けられます。しかし、蛇口が洗濯機の「真裏に位置している」「真上に位置している」という場合、蛇口のタイプによっては取り付けが難しいです。
蛇口と洗濯機の位置を確認し、スパウトの形状や機能性などが適したものを選びましょう。

例えば、蛇口の位置が低く洗濯機の裏に蛇口が来てしまう場合は、「位置変更ができるタイプ（壁ピタ水栓）」を選ぶとよいです。

また、洗濯機の真上に蛇口が位置している場合は、「スパウトが回転するタイプ」の蛇口を選ぶと洗濯機と接続しやすいです。

くらしのマーケットには、「壁ピタ水栓交換」を行っている事業者が揃っています。洗濯機と蛇口の位置が合わないという方は利用してみてください。

蛇口の交換に必要なアイテムを準備する

洗濯機の蛇口交換に必要となる以下のアイテムを準備しましょう。

新しい蛇口		古いものと交換する
モンキーレンチ		蛇口を取り外すときに使う
シールテープ		ネジを巻いたり止水栓を閉めたりするときに使う
歯ブラシ		取り付け穴を掃除するときに使う
雑巾		蛇口を掴むとや万が一濡れたときに使う
カッター		シールテープをカットするときに使う

モンキーレンチは、蛇口が外せないときに役立ちます。
また、シールテープは蛇口のネジ部分の密閉性を高めて漏水対策ができるので、購入するとよいでしょう。

水道の元栓を閉める

洗濯機の蛇口交換をする前に、必ず水道の元栓を閉めましょう。
元栓を閉めないと、蛇口を取り外したときに水が出てきてしまいます。

家全体の水道の元栓は、外の水道メーターボックスの中にあります。時計回りに回すと閉まるので、蛇口を交換する前に忘れずに行ってください。
しかし、元栓を閉めている間は、トイレや水道などが使えなくなるので注意してください。

参考：元栓の閉め方｜TOTO

古い蛇口を取り外す

事前準備が整ったら、以下の手順で古い蛇口を取り外します。

まずは、洗濯機と蛇口がつながっている給水ホースを取り外します。

単水栓の場合は、蛇口本体を手で掴んで反時計回りに回すと取り外せます。
※雑巾で蛇口を覆って握ると回しやすくなります。しかし、硬い場合は水栓レンチを使ってもよいです。

混合水栓の場合は、クランクナットをモンキーレンチで時計回りに回して本体を外してから、取り付け脚（クランク）を手で反時計回りに回して取り外します。

水栓を取り外したら、外壁の穴を古い歯ブラシを使って掃除しましょう。シールテープや汚れが詰まっていると、新しい水栓を取り付けたときに水漏れの原因となる可能性があります。

新しい蛇口を取り付ける

次に、以下の手順で新しい蛇口を取り付けましょう。

新しい蛇口の接続ネジ部分にシールテープを巻きます。ネジの回転方向と同じ方向に、軽く引っ張りながら5〜10回ほど巻きます。
巻き始めはネジの1山を残しておくのがポイントです。巻いたら指の平で軽く圧を加えてネジにシールテープを馴染ませます。
※シールテープによって厚さが異なるので、巻く回数を調整してください。

新しい蛇口を取り付けるときは、反対に回すとシールテープが剥がれてしまうので注意してください。
混合水栓の場合は、取り付け脚・本体の順に取り付けます。

水漏れしないように、しっかり給水ホースを蛇口に取り付けましょう。

交換作業が完了したら、水道の元栓を開けて水漏れがないかを確認しましょう。

参考：単水栓　本体の交換（壁面からの水もれ）/シールテープの巻き方｜SANEI

蛇口交換について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。

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水道蛇口交換は自分でできる｜水道蛇口の種類と基本の交換手順

蛇口からの水漏れで蛇口交換を検討している方は蛇口のパッキン交換方法に関する記事もぜひ参考にしてください。

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蛇口のパッキン交換方法を解説！パッキンの選び方や費用

2）蛇口交換にかかる費用

蛇口交換は自分で行えば、「蛇口本体料金＋工具・材料費用」のみです。
蛇口本体の料金は1,000円〜30,000円程度と機能性や品質によって大きく差があります。

また、モンキーレンチは500円〜2,000円前後、シールテープは100円前後でネット通販やホームセンターで販売されています。

参考：洗濯機用水栓　単水栓｜価格.com

3）自分で洗濯機の蛇口交換ができない場合はプロへ依頼

「古い洗濯機の蛇口が外れない」「壊さないか不安」など、自分で洗濯機の蛇口が交換できない場合は、蛇口交換を行っている事業者へ依頼しましょう。

洗面台の蛇口交換は、以下の事業者や店舗に依頼できます。

各事業者のタイプごとに得意な施工内容が異なります。希望するリフォーム内容に最適な事業者を選びましょう。

4）失敗しない蛇口交換の事業者の選び方

洗濯機の蛇口交換を依頼する事業者を選ぶ時は、以下のポイントに注目するとよいです。ただし、一つの項目だけがクリアしているから「優良事業者」というわけではありません。
「すべての項目で納得できる場合は優良事業者に近い」ということを忘れないでください。

なかには依頼した以外の作業を行い、高額な施工料を請求する悪質な水道修理事業者もいるので、水道蛇口を交換してくれる事業者選びは慎重に行いましょう。

参考：悪質な水道修理業者にご注意を！！｜東京都水道局

蛇口交換をどこに頼むかじっくり調べたいという方は、蛇口交換を依頼する事業者の選び方や料金に関する記事もぜひ参考にしてください。

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蛇口交換はどこに頼む？優良な事業者選びのコツ、料金相場を解説

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洗濯機選びに迷っている方はおすすめの洗濯機に関するこちらの記事もぜひ参考にしてください。

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【2024年】プロ53名が選んだ！おすすめの洗濯機ランキング｜選び方のコツも紹介

ライター

森田さなえ

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