ウォシュレットは「貯湯式」？「瞬間式」？メリット・デメリットを比較

＼自分で設置する自信がない人は／

目次

1. 1）ウォシュレットの種類～「貯湯式」と「瞬間式」の違い～
2. 2）貯湯式ウォシュレットのメリット／デメリット
3. 　2-1）「貯湯式」のメリット
4. 　2-2）「貯湯式」のデメリット
5. 3）瞬間式ウォシュレットのメリット／デメリット
6. 　3-1）「瞬間式」のメリット
7. 　3-2）「瞬間式」のデメリット
8. 4）ウォシュレットの取り付け・取り外しはくらしのマーケットで頼める

1）ウォシュレットの種類～「貯湯式」と「瞬間式」の違い～

日常生活に欠かせないトイレを快適にするウォシュレット（温水洗浄便座）には、大きく分けて2つのタイプがあります。

1. 「貯湯式」のウォシュレット
2. 「瞬間式」のウォシュレット

前者の「貯湯式」のウォシュレットとは、内蔵タンクに貯蓄・保温された温水で洗浄をするタイプをいいます。

後者の「瞬間式」のウォシュレットとは、洗浄機能を使う際、瞬時に水を沸かす機能を兼ね備えたタイプをいいます。

ウォシュレットを新しく購入する際、この仕組みの異なる2種類のうち、どちらを選んだらいいのか、迷いますよね。

それぞれのメリット・デメリットを確認しながら、比較してみましょう。

2）貯湯式ウォシュレットのメリット／デメリット

貯湯式のウォシュレット（温水洗浄便座）は、次のような方におすすめです。

• 初期費用を抑えたい
• 同居家族が少ない
• 使い心地を重視したい

その理由は、メリット・デメリットにあります。

2-1）「貯湯式」のメリット

初期費用が安い

貯湯式のウォシュレット（温水洗浄便座）は、瞬間式に比べて初期費用が安価というのも家計に嬉しいポイントです。

温水洗浄便座は、メジャーな「ウォシュレット」をはじめ様々なメーカーから販売されていますが、いずれのメーカーでも貯湯式は瞬間式よりも約2万～3万円程度安い傾向にあります。

温水が出るまでがスムーズ

すでに温水の状態で貯蓄されているため、温水の供給がスムーズのため、使い心地が良いと評価されています。

2-2）「貯湯式」のデメリット

瞬間式よりも電気代が高い

瞬間式よりも初期費用が安い反面、継続的な電気代は瞬間式よりも高くなりがちです。

なぜなら、温水をタンク内のヒーターで常に保温しているためです。つまり、少しずつながら、継続的な電力消費が多くなってしまうのです。

温水が足りなくなると、水になる

内蔵タンクは、製品によって容量が決まっています。そのため、短時間での使用頻度が多い場合、タンク内の温水を使い切ってしまうこともあるのです。

するとタンク内の温水ではなく、水道水が直接洗浄に使われることになる場合もあります。

この点から考えると、同居家族が多い場合には、貯湯式では不便に感じることもあるかもしれませんね。

貯湯タンクがあるため、本体が大きい

貯湯式のウォシュレットは、タンクが内蔵されます。そのため、瞬間式よりも本体に厚みが出て、スペースを取るという点で懸念されています。またデザイン面でも、気になる方はいらっしゃることでしょう。

3）瞬間式ウォシュレットのメリット／デメリット

瞬間式ウォシュレット（温水洗浄便座）は、次のような方におすすめです。

• 電気代を節約したい
• 同居家族が多い
• インテリアにこだわっている

その訳を解明すべく、メリット・デメリットを確認していきましょう。

3-1）「瞬間式」のメリット

電気代がお得

瞬間式のウォシュレット（温水洗浄便座）は、水を瞬時に加熱するため、貯湯式のように温水を常に保温する電力の必要がありません。そのため、電気代で考えると貯湯式よりもお得に使えます。

参考：一般社団法人 日本レストルーム工業会「温水洗浄便座にかかる電気代はどのくらいですか?」より

※上記は目安です。使用頻度や製品によっても、電気代は異なります。

安定して温水が使える

使用する際に、水を加熱して温水にするため、同居家族が多い場合や、連続して使用する場合にも、温水がなくなる心配はありません。電気が使える限り、安定して温水が出ます。

便利な機能が備わっている製品が多い

貯湯式のウォシュレットよりも本体価格が高い傾向にある瞬間式ですが、その分、便利な機能が備わっている製品も多い模様です。

【便利な機能　例】

• 自動開閉
• ノズルの自動洗浄
• 温風乾燥
• オート節電
• 脱臭
• 除菌　など

これによって、トイレの時間が快適になることはもちろん、清掃の手間が軽減されたり、電気代のさらなる節約になったりと、生活にも嬉しいメリットをもたらすことでしょう。

コンパクトでスマートな見た目

瞬間式のウォシュレットの場合、貯湯タンクが必要ないことから、貯湯式よりもコンパクトなものが多い傾向にあります。

そのためスマートでおしゃれなデザインが多いのも、瞬間式製品の注目すべきポイントといえるでしょう。

この点も、インテリアにこだわっている方から評価されています。

3-2）「瞬間式」のデメリット

初期費用が高い

本体の機能やデザイン性が優れていることから、本体価格が高い傾向にあります。そのため工事費を含めた初期費用が高額という点から、考えてしまう方もいらっしゃるようです。

消費電力が大きい

瞬時に大きな電力でお湯を沸かす瞬間式ウォシュレットは、使用時に1,000～1,300W程度と瞬間的に大きな電力を消費します。そのためご家庭の電力容量が少ない場合には、注意が必要です。

購入前に電力会社へ容量のご契約状況を確認することをオススメします。

4）ウォシュレットの取り付け・取り外しはくらしのマーケットで頼める

くらしのマーケットには、多くの事業者が登録しており、地域ごとに検索できます。

また、口コミで事業者の仕事ぶりや雰囲気を確認できるところも便利な点です。
どんな人が来るのかわからない不安を取り除けますし、実績が多く作業に慣れた事業者なら安心して施工をお任せすることができます。

まずは、下のボタンから「ウォシュレット取り外し」に対応している事業者を探してみましょう。見積もりを依頼し、日程や時間などを確認してみてください。

くらしのマーケットに出店するトイレリフォームのプロ84名が選ぶ、おすすめのウォシュレット（温水洗浄便座）を紹介している記事があります。

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トイレの便座を交換！費用相場、プロ84名が厳選するおすすめの便座を紹介

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※2023年12月時点の費用相場です

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ライター：たかおみきよ
コンテンツ制作全般に携わるフリーランス。私生活では、小学生男児のママ。
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