目次
- 1)ウォシュレット(温水洗浄便座)のり付け・取り外しの依頼先と費用相場
- ①自分でやる
- 自分でウォシュレットを取り付けて失敗した例
- ②電気工事事業者
- ③水道事業者
- ④引越し事業者
- ⑤トイレのリフォーム・修理を行っている事業者
- 2)賃貸物件にウォシュレット(温水洗浄便座)は取り付けられる?
- 3)ウォシュレット(温水洗浄便座)の寿命
- 4)ウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付け・取り外し事業者を探す方法
この記事でわかること
ウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付け・取り外しはどこに頼めますか?
ウォシュレットの取り付け・取り外しは、①自分でやる・②電気工事事業者に依頼する・③水道事業者に依頼する・④引越し事業者に依頼する・トイレのリフォーム・修理を行っている事業者に依頼するの5つのパターンがあります。
費用やメリットデメリットを確認し、依頼しやすいところにお願いしましょう。
ウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付け・取り外しの費用相場はいくらですか?
ウォシュレットの取り付け・取り外しの費用は、依頼先によって異なります。取り付けの費用相場は8,000円〜2万円、取り外しの費用相場は4,000円〜8,000円程度です。
1)ウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付け・取り外しの依頼先と費用相場
ウォシュレットの交換・取り付け・取り外しの依頼先は、主に以下のような事業者があります。
依頼先 | 特徴 | 費用相場 |
---|---|---|
①自分でやる | ・費用がかからない ・DIYが得意な人におすすめ | 無料〜工具代 |
②電気工事事業者 | ・購入時に工事を申し込みできる ・新規で取り付ける人におすすめ | 5,000円〜1万円 |
③水道事業者 | ・チラシ事業者に注意が必要 ・水漏れが気になるときにおすすめ | 4,000円〜1万円 |
④引越し事業者 | ・引越しする人におすすめ | 1.6万円〜1.8万円 |
⑤トイレメーカー・リフォーム事業者 | ・ウォシュレットの知識が豊富 ・買い替える人におすすめ | 1万円〜2万円 |
参考:ウォシュレット(温水洗浄便座)取り付け|くらしのマーケット、温水便座の工事料金目安|ヤマダ電機、温水洗浄便座取付工事|コジマネット、トイレリフォームの参考価格|TOTO 、ウォシュレット・温水便座|ヤマトホームコンビニエンス
ウォシュレットを自分で取り外したりつけたりするのが苦手な場合は、事業者に頼む方が早く、トラブルの心配もなく施工してもらえます。工具を購入する必要も、次に取り付けるときに、パーツがないという心配もなし。きちんとした工事をしてもらえるので安心です。
ウォシュレット取り付けを依頼する新規で取り付ける場合は、トイレにコンセントがあるか確認しましょう。トイレのコンセントがない場合は電気工事が必要になるため、施工費用が追加されます。
詳しい電気工事の施工費用は、こちらの記事をご覧ください。
【プロ監修】コンセントの増設はDIYできる?費用はいくら?
お住まいの地域のウォシュレット(温水洗浄便座)取り付け料金をチェック
地域 | 都道府県 |
---|---|
北海道 | 北海道 |
東北 | 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 |
関東 | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 |
中部 | 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 |
近畿 | 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 |
中国 | 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 |
四国 | 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
九州・沖縄 | 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |
①自分でウォシュレットを取り付ける・取り外す
「ウォシュレットの取り付けにお金をかけたくない」「自分で取り付けるのが得意」「自分で取り付けたから取り外すのも自分でできる」という方は、自分でウォシュレットを取り付け・取り外しましょう。
ただし、水漏れや漏電などのリスクがあるため、不安な方や工具がない方は施工事業者への依頼をおすすめします。
ウォシュレットを自分で取り付ける手順を記載している記事がありますので、こちらを参考に取り付け・取り外しを行ってください。
ウォシュレットを自分で取り付ける方法|DIYの注意点と交換費用の相場
自分でウォシュレットを取り付けて失敗した例
自分でウォシュレットを取り付けるのは、水漏れや漏電などのリスクが伴います。
失敗例を参考に、できる・できないの判断をしましょう。
✔ 止水栓が固くて閉められない
止水栓はマイナスドライバーなどを使って開閉します。
ドライバーが合わない、力がない、止水栓が錆びて固まっているなどが原因で止水栓が閉まらないケースがあります。
✔ 排水ホースが届かない
便器と止水栓が遠い場合、備え付けの排水ホースでは届かない可能性があります。作業する前に長さを確認しましょう。
✔ アース線が繋げられない
アース線が短い、コンセントにアース線の差し込み口がないなど、アース線が繋げられないケースがあります。漏電などに伴う感電や発火のリスクがあるので、家電製品のアース線は取り付けが必要です。
アース線に関して詳しくは、アース線に関する情報を記載した記事をご確認ください。アース線がない場合の対処法もわかります。
コンセントにアース線をつけられない!安全な対処法と代用品を解説
✔ 水漏れ
ナットの締めがゆるい、給水・排水ホースに亀裂があるなどが原因で水漏れすることもあります。
自分でウォシュレットを取り付けるメリット
- 費用がかからない
- 都合の良いときに作業できる
自分でウォシュレットを取り付けるデメリット
- 工具をそろえる必要がある
- 作業の手間がかかる
- 水漏れなどのリスクがある
②電気工事事業者
ウォシュレットを購入した家電量販店などに相談すれば、取り外しをする事業者を手配してくれることがあります。
新しいものを購入して交換する場合は、設置と一緒に以前のものを取り外してくれますが、取り換える前の古い便座の引き取りは別料金になる可能性もあります。
古い便座を処分する際は、施工事業者に依頼する場合と、自治体の粗大ごみに出す場合のどちらがお得になるかを比較して検討してみるといいでしょう。
自治体の粗大ごみに出した場合の粗大ごみ処分費用は、お住まいの自治体により異なりますが、相場として大体200~500円くらいのところが多いようです。
横浜市・大阪市・名古屋市のウォシュレット処分費用
自治体名 | 処分費用 |
---|---|
横浜市 | 200円(最も長い辺が50cm以上) |
大阪市 | 200円 |
名古屋市 | 500円 |
※2024年10月時点の情報です
参考:トイレ(ウォシュレット、便座、便器など)を処分したいのですが|横浜市、粗大ごみ処理手数料一覧表|大阪市、名古屋市粗大ごみインターネット受付|品目一覧表|名古屋市
電気工事事業者に依頼するメリット
- 購入したときに依頼できる
- コンセント増設など追加工事が必要なときにまとめて施工できる
電気工事事業者に依頼するデメリット
- 古い便座の処分を依頼する場合、費用を請求される可能性がある
③水道事業者
壁や床から出ている給水管をタンクや便座につなぐため、水道事業者もウォシュレットの取り付けを行っています。
インターネットや家のポストに配布されるチラシで探すことも考えられますが、高額の費用を請求する事業者もあります。信頼できる事業者に依頼するように注意してください。
チラシやマグネット広告をみて依頼した人の約3割は不満に感じている
不満だった点は「料金が高かったこと」が最も多く、74%という結果に。
慌ててチラシの事業者に依頼するのではなく、まずは複数社から見積もりをとって比較することが大事です。
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■調査概要
調査タイトル :チラシやマグネットに掲載された事業者のサービスについてのアンケート調査
調査対象 :「くらしのマーケット」会員の男女1,153名
調査期間 :2022年1月14日~1月21日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :みんなのマーケット株式会社
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詳しいアンケート結果はこちらの記事に記載しています。
「慌てて依頼」に要注意!チラシやマグネットで見て依頼した事業者、依頼者の約3人に1人は「不満」と回答
事前に見積もりを依頼できるか、口コミなど確認できる情報はないかなどチェックしましょう。
また、過去に水道事業者に依頼したことのある知人から、信頼できる地域の事業者を直接紹介して貰うという方法もあるでしょう。
水道事業者に依頼するメリット
- トイレの水漏れが気になる場合見てもらえる
水道事業者に依頼するデメリット
- 事業者の見極めが必要
④引越し事業者
引越しが決まったときに、新居にウォシュレットがついていなければ、自分で購入したものを取り外して持っていきたいですね。
賃貸にお住まいの場合、今使っているものが自前のウォシュレットなら、外して原状回復する必要があります。
引越しでウォシュレットを取り外す場合は、引越し事業者に依頼するという方法もあります。オプションで別料金となりますが、引越し前の忙しいときには便利なサービスです。
引越し事業者にウォシュレットの取り外し・取り付けを依頼した場合、2通りのパターンがあります。
「引越し事業者が専門事業者に依頼する場合」と、「引越しスタッフが直接行う場合」です。
慣れていないスタッフが作業をする場合は時間がかかったり、思わぬトラブルが起こったりということもあります。
誰が工事をするのか事前に確認してから、依頼するかどうかを決めてもいいでしょう。
引越し事業者に依頼するメリット
- 引越し事業者へまとめて依頼できる
- 取り外しも取り付けも依頼できる
- 引越し当日に対応してもらえる
引越し事業者に依頼するデメリット
- 作業スタッフの技術力に差がある
- 引越し事業者と委託事業者の間に連絡ミスが起こる可能性がある
参考:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について|国土交通省
⑤トイレのリフォーム・修理を行っている事業者
トイレのリフォーム・修理・メンテナンス等を行っている事業者や、地域の工務店がサービスの一環としてウォシュレットの取り付け・取り外しを行っている場合もあります。
公式サイトなどで、取り外しの事例を確認したり、直接電話して相談してみるといいでしょう。
壊れたウォシュレットを外して新しいものに取り付ける予定なら、便座を販売しているメーカーに直接依頼できる場合もあります。
たとえば「ウォシュレット」で有名なTOTOは、便座本体の点検・交換などのサービスも行っているようです。状況に応じて検討してみてもいいでしょう。
ただし、中間マージンが発生する場合は、費用が高くなりますので注意しましょう。
トイレのリフォーム・修理事業者に依頼するメリット
- トイレの構造やウォシュレットの種類に詳しい
- 商品が充実している
- 安心して施工を依頼できる
トイレのリフォーム・修理事業者に依頼するデメリット
- 自社施工でない場合は費用が高くなる
2)賃貸物件にウォシュレット(温水洗浄便座)は取り付けられる?
賃貸物件にウォシュレットが付いていない場合は、ウォシュレットの取り付け可否を大家さんや管理会社に確認しましょう。
ウォシュレットの取り付けはOKだけどリモコンの壁設置はNGなど条件があるかもしれません。
なお上記でも記述しましたが、退去時は「原状回復」のため、忘れずにウォシュレットを取り外します。
賃貸物件のウォシュレット取り付けについて詳細を記載した記事もあります。興味のある方はあわせてご覧ください。
賃貸にウォシュレット(温水洗浄便座)は取り付けOK?確認方法や費用を紹介
3)ウォシュレット(温水洗浄便座)の寿命
ウォシュレット(温水洗浄便座)の寿命は、一般的に「約7~10年程度」といわれています。
長くウォシュレットを使っていて、おかしいなと思ったら、以下の項目をチェックしましょう。寿命のサインかも知れません。
ウォシュレットの寿命のサイン
- 便座が温かくならない
- 洗浄ノズルから噴射する水がぬるい(もしくは冷たい)
- 洗浄ノズルが稼働しない
- 操作パネルが反応しない
- 電源が入らない
当てはまる方は、寿命を見極めるサインと修理と買い替えの判断基準を紹介している記事をご一読ください。修理と買い替えの場合の費用相場も記載しています。
ウォシュレットの寿命(耐用年数)は10年|寿命のサインや交換費用を紹介
4)ウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付け・取り外し事業者を探す方法
失敗しないウォシュレットの取り付け・取り外しの事業者の探し方は3社以上の事業者の料金・実績・口コミ評価を比較することです。
3社以上を比較することで、おおよそのサービス内容や費用の相場がわかるようになり、口コミ評価で予約から当日までの対応のイメージがつくため、選びやすくなります。
ウォシュレット取り外しサービスの料金と口コミを見るウォシュレットの取り付け・取り外しはくらしのマーケットで頼める
くらしのマーケットには、多くの事業者が登録しており、地域ごとに検索できます。
また、口コミで事業者の仕事ぶりや雰囲気を確認できるところも便利な点です。
どんな人が来るのかわからない不安を取り除けますし、実績が多く作業に慣れた事業者なら安心して施工をお任せすることができます。
まずは、下のボタンから「ウォシュレット取り外し」に対応している事業者を探してみましょう。見積もりを依頼し、日程や時間などを確認してみてください。
温水洗浄便座取り外しサービスのよくある質問
- Q当日の作業時間はどのくらいかかりますか?
- A作業は30分程度で完了します。
普通便座を取り付けた後、作業場所の簡易清掃も行います。 - Q不要になった温水洗浄便座の回収もお願いできますか?
- A不要になった便座の回収は追加オプションとなります。事業者によって費用と対応可否が異なるため、希望の場合は店舗ページにて、回収の依頼が可能か確認しておきましょう。
- Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
- A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。 - Q予約方法が知りたいです。
- Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。
温水洗浄便座取り外しを予約する
くらしのマーケットのウォシュレット取り付け・取り外し費用相場
相場料金 | |
---|---|
ウォシュレット(温水洗浄便座)取り外し | 5,000円程度 |
ウォシュレット(温水洗浄便座)取り付け | 8,000円程度 |
※2024年10月時点の費用相場です(オプション料金を除く)
近くのウォシュレット(温水洗浄便座)取り外しサービスの料金を見るくらしのマーケットでウォシュレットの取り付け・取り外しサービスを利用した人の口コミ
口コミ
5
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利用時期:2024年10月
口コミ
5
最初から最後まで丁寧で迅速な対応で作業時間も早くて助かりました。メッセージのお返事なども早くてスムーズに日取りや料金の確認ができました。 くらしのマーケットを初めて利用したのですが、アウルさんにお願いして本当に良かったなと思いました。安心して利用することができました。
利用時期:2024年10月
他にこんなサービスもあります
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トイレリフォームを利用する
ライター:笹倉さくら
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。
※「ウォシュレット」はTOTOの登録商標です
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