七五三のお参り(お詣り)とは?神社の選び方や参拝マナー

2024.8.6 更新

七五三のお詣りはどこに行く?習わしと参拝作法

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お参りとお詣りの違いとは?

  • お参り:お寺を訪れてお願い事をすること
  • お詣り:神社を訪れて神仏に祈ること

1)七五三で神社にお詣りするのはなぜ?

神社

七五三は、一般的に11月15日に3歳・5歳・7歳の子どもの健康と成長を願って神社や寺院に参拝する伝統的な行事です。

男女児ともに三歳で髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」、男児が五歳のときに初めて袴を着ける「袴着(はかまぎ)」、女児が七歳のときに大人の帯を締める「帯解(おびとき)」という古くからある3つの儀式に由来するといわれています。

昔は乳幼児の死亡率が高く、子が七五三の年齢までに健康に育つことが困難だったことから、子が3歳・5歳・7歳まで成長できたお礼と今後の成長を氏神様やご先祖様にお祈りする風習となりました。

参考:七五三|神社本庁

七五三のお詣りはいつする?

七五三の日は毎年11月15日が正式な日取りとされていますが、必ずこの日に行わなければならないという事はありません。

平日は仕事や学校もあり家族揃って参拝に行くのが難しいため、現在は10月〜12月の週末に参拝に行くのが主流です。

特に11月15日前後の土日や、11月15日に近い大安の日などは特に神社が混み合うため、混雑を避けたい場合は時期をずらして参拝するのが良いでしょう。

2024年の七五三の混雑予想日

  • 11/2(土)大安
  • 11/3(日祝)
  • 11/4(月振休)
  • 11/8(金)大安
  • 11/9(土)
  • 11/10(日)
  • 11/14(木)大安
  • 11/16(土)
  • 11/17(日)

2)七五三でお詣りする神社の選び方

七五三のお詣りはどこに行く?習わしと参拝作法

七五三は住んでいる地域の神社=氏神さま(うじがみさま)にお詣りするのが一般的ですが、近年は「ここでなければならない」という決まりはありません。信仰している馴染み深い神社やお宮参りのときの神社を選ぶのも良いですね。

当日の移動時間やスケジュール、参加する家族の負担も考慮しながら参拝する神社を決めましょう。
また、出張撮影を予定されている方は、予め神社に撮影の可否も確認しておく必要があります。神社によっては撮影できない場合もあります。

氏神さまにお詣りする

七五三は、住んでいる地域の「氏神さま」にお詣りするのが昔からの習わしとされています。

氏神様とは、地域の人が昔からまつってきた神社にいらっしゃる神様で、その地域の守護を担当している神様です。今住んでいる土地の神様のことを指します。

参考:氏神さまについて|よくあるご質問(FAQ)|神社本庁

自分の住んでいる地域の「氏神さま」を調べるには?

地元の神社がどこにあるかわからない場合は、地図アプリなどを使ってみましょう。
複数あってどれが地域の神社かわからない場合は、不動産会社に尋ねてみるのも良いでしょう。
なお、神社本庁は各都道府県に神社庁があるので、お住まいの都道府県の神社庁に問い合わせることも可能です。

意外にも距離的な近さではなく、地域というまとまりで少し離れた方の神社が氏神様だったというケースがあります。

地域都道府県神社庁
北海道 北海道神社庁
東北
関東
中部
近畿
中国
四国
九州・沖縄

参考:神社庁一覧|神社本庁

昔から信仰している神社へお詣りする

七五三のお詣りはどこに行く?習わしと参拝作法

お宮参りをした神社や、ママとパパそれぞれが育った地元の神社など、ご縁のある神様に心からの感謝とこれから先のこどもの成長を祈りましょう。

この際に注意したいことは、有名な神社だから、ご利益がありそうだから、写真映えしそうだからといった軽い気持ちでお詣りするのはあまり好まれないという点です。心からの感謝の気持ちが大切です。

3)七五三の服装

男の子の七五三

七五三を迎える子の服装は、袴や着物など「正装の和装」です。
特に7歳の女の子は大人と同じような帯を締めます。

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家族の服装

七五三の服装

パパママやきょうだい、おじいちゃんおばあちゃんなどの服装は、できるだけ目上の方に接するように正すようにして、露出の多い服装は避けます。
ご祈祷する場合は社殿に入ることもあるため、男性はスーツにネクタイ着用、女はセレモニースーツなどで正装します。
主役はこどもなので、こどもの衣装を超えるような華美な服装はNG。落ち着いた色のスーツやワンピースなどがおすすめです。

参考: 神社のQ&A|お宮キッズ|神社本庁

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七五三|写真に残る「家族の服装」の選び方

七五三の写真に残す家族の服装

4)神社のお詣りのしかた

七五三のお詣りはどこに行く?習わしと参拝作法

神社とお寺の参拝方法は異なります。それぞれの一般的な参拝のやり方を紹介します。

神社の参拝方法

1

鳥居をくぐる前に一礼し、敷居を踏まないようまたいで境内に入る

2

参道は真ん中を避けて端を歩く(真ん中は神様が通られるところ)

3

手水舎で手と口を清める
(手水舎が利用禁止の場合はハンカチやアルコールタオルなどで手を拭き清めることで代用する)

4

拝殿に着いたら、お賽銭をそっと入れてから鈴を鳴らす

5

深いお辞儀を2回、その後に拍手を2回、右手のひらを少し下に引き両手を合わせてお祈りし、最後にお辞儀をする(二礼二拍手一礼)

6

帰りも道の真ん中は通らずに端を歩く

ご祈祷をする場合は、事前に予約をしておくと安心です。社務所へ行き受付を済ませましょう。初穂料の相場料金やマナーを詳しく紹介している記事がありますので、興味のある方はあわせてご覧ください。

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七五三の初穂料の金額相場はいくら?のし袋の選び方と書き方マナー

七五三

参考:参拝方法|神社本庁

お寺の参拝方法

七五三のお詣りはどこに行く?習わしと参拝作法

神社ではなく、ご縁のあるお寺にお参りする場合は、仏様とご先祖様に七五三のご挨拶とこれからの成長をお願いします。
※宗派や地域によって細かい参拝法が異なる場合があります。

1

山門をくぐる前に手を合わせて合掌

2

敷居を踏まないように山門をくぐる

3

手水舎で手と口を清める
(手水舎が利用禁止の場合はハンカチやアルコールタオルなどで手を拭き清めることで代用する)

4

本堂に着いたら、お賽銭をそっと賽銭箱に入れる

5

合掌し一礼しお参りをする。
(宗派や地域によってはご本尊のご真言を唱える)

6

最後に合掌したまま一礼する

※ご祈祷料ののし袋は「ご祈祷料」と書く

5)七五三で神社にお詣りする当日の持ち物リスト

初穂料

七五三を迎えるお子さんは、慣れない着物で動きにくく、泣いてしまったり、機嫌が悪くなってしまう可能性があります。
参拝当日に持っていくと良い持ち物をピックアップしました。

持ち物
初穂料(のし袋)ご祈祷をする場合はのし袋に新札を入れて神社に納めます
履き慣れている靴慣れない草履は神社の中だけでOK。足が痛くなる前に普段の靴に履き替えましょう
替えの洋服着慣れない着物は動きにくいため、参拝が終わったら着替えられるように用意しておきましょう
タオル 着物の帯が下がったときに着物と帯の間にはさんで着崩れを直します
洗濯バサミトイレや手洗いなどで着物が濡れるのを避けるため、たもとや裾を留めるのに便利です
ヘアピン髪型が崩れたときに使えます
ばんそうこう鼻緒ずれしたときの応急処置として使えます
お菓子・飲み物お子さんの気分を変えるため、一口で食べられるお菓子や飲み物を用意しておきましょう
シールブック・絵本などお子さんが待ち時間に退屈しないよう音が出ないおもちゃや遊び道具を持っていくと安心です
小物を入れるジッパー付きの袋取った髪飾りや濡れたものを入れられる保存袋があると便利です
暑さ対策グッズ残暑が残る時期はハンディファンや保冷剤などで暑さ対策をしましょう
寒さ対策グッズ寒い時期は暖房設備のない社殿もあるため、カイロ・ひざかけなどで防寒しましょう

6)七五三当日の撮影はプロの出張撮影がおすすめ

七五三の家族撮影

七五三の当日は、晴れ着を着て神社を参拝する子どもにとっても親にとっても想い出深い大事な一日です。せっかくなら子どもの自然な笑顔や表情を写真に収めたいですよね。

七五三の写真撮影といえばスタジオでの写真をイメージする方も多いと思いますが、七五三当日の写真を収めるなら、出張カメラマンがおすすめです。

出張カメラマンのメリット

七五三の撮影を出張カメラマンに依頼するメリットは以下の通りです。お詣り当日の笑顔を残せるよう、SNSなどで「出張カメラマンを依頼した」という声が増えています。

お子さんや家族の自然な表情を撮影できる

人見知りで緊張しやすい子、飽きやすい子、とにかく元気な子の場合、スタジオで撮影できない可能性があります。ご機嫌が悪くて泣いてしまい、別の日に撮り直すなんてことも…。
お詣り当日に家族みんな揃っていると、かしこまらずに自然な笑顔を撮影することができます。

家族の集合写真も撮ってもらえる

普段は撮影側に回っているパパママも参拝中、写真を撮る必要がないので撮影のプレッシャーから開放されます。
さらに自分たちも写真に収まる事ができるため、大切な日の家族全員の写真をさまざまな角度から撮影してもらうことができます。

希望する場所で撮影できる

縁のある神社など、希望する場所で撮影してもらう事が可能です。順番待ちが無く、お子さんのタイミングに合わせて撮影がスタートします。

6)出張カメラマンはくらしのマーケットで頼める

さまざまなプロのサービスをネットから予約できるくらしのマーケットなら、当日撮影するカメラマンの料金や口コミを一覧で比較して依頼することができます。「◯時間◯円」と時間制の料金は明朗会計で安心です。

Q

撮影枚数に上限はありますか?

A

撮影枚数の上限はありません。
予約時間内に撮影した全データが納品対象です。(ミスショットを除く)

Q

撮影した画像はどのくらいで納品してもらえますか?

A

事業者によって納品の速さは異なります。
最短で当日納品が可能な店舗や、1週間程かかる店舗もありますので、予約前に事業者に確認を行ないましょう。

Q

予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。

A

店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。

Q

予約方法が知りたいです。

A

くらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックシ、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。

出張カメラマンを予約する

くらしのマーケットの出張撮影・カメラマンの費用相場

時間相場料金
1時間8,000円〜2万円

スタジオだと貸衣装・着付け代等込で4〜5万円かかったり、写真枚数に限りがあったり、数ある写真の中から購入する写真を決めなければならないのに対し、出張カメラマンなら時間内に撮影したデータが全部もらえて1万円程度。(1時間の撮影でおおよそ50〜150枚程)
「とにかく安くたくさんデータがほしい」「現像された写真やアルバムは不要」という人にはぴったりです。

※神社や場所によっては敷地内での撮影を禁止している場合もあるので事前にご確認ください。

お住まいの地域の出張撮影・カメラマン料金をチェック

地域都道府県
北海道北海道
東北
関東
中部
近畿
中国
四国
九州・沖縄

七五三の写真をスタジオ、町の写真館、出張カメラマンで撮影した際の料金相場を下の記事でまとめています。よろしければこちらもご参照ください。

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エアコンクリーニングの最適な時期は?頻度を下げて節約するコツ

七五三女の子

くらしのマーケットで七五三に出張カメラマンを依頼した人の口コミ

くらしのマーケットを利用して七五三に出張カメラマンを依頼した人の口コミを一部紹介します。

口コミ

5

娘の七五三の撮影でお世話になりました。他の方の口コミの方の通り、撮影当日は勿論、打ち合わせの段階から丁寧で素早く対応して下さいました。谷尾さんに撮って頂いて良かったと感謝の気持ちでいっぱいです。また、撮影の機会があリましたら是非またお願いしたいです。

利用時期:2023年3月

出典:口コミ|くらしのマーケット

口コミ

5

七五三の撮影を依頼しました。子ども3人一気に撮るということで着付けがいつ終わるかも不明瞭な中、当日の時間変更まで柔軟にご対応いただけて大変助かりました。
当日の撮影におかれましても、子ども達が最後まで楽しめるように、小道具や声かけを本当に工夫してくださり、おかげさまで楽しく撮影を終えることができました。
次回もぜひお願いさせていただければと思っています。

利用時期:2023年6月

出典:口コミ|くらしのマーケット

くらしのマーケットの出張カメラマンの口コミをもっと見る

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暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

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