従来のETCとETC2.0との違いを徹底解説!ETCの種類も併せて紹介

次世代のETCとして注目されている「ETC2.0」。これから購入を検討している方も少なくないでしょう。そこで従来のETCとETC2.0との違いを徹底解説。どのような機能やサービスの向上があるのかをお伝えします。

2022.5.12 更新
ETCの料金所

目次

  1. 1)従来規格のETCは料金を自動で支払う機能のみ
  2. 2)ETC2.0と従来規格のETCとの違いはサービス充実度
  3. 3)ETC2.0の特徴とサービス
  4.  3-1)①広範囲の交通情報を素早く入手できる
  5.  3-2)②災害情報も受け取れて安全行動が取れる
  6.  3-3)③高速道路からの一時退出・再進入時に料金がかからない場合がある
  7.  3-4)④ETC2.0利用者だけの割引を受けられる(圏央道)
  8. 4)今後もサービス拡大が期待できるETC2.0
著者の写真

ライター:KIKUCHI
フリーランスのWEBライター。“できることは自分でやってみる”をモットーに、料理や掃除など暮らしに関わる全般から、モノづくりのDIYまで何でもチャレンジ。これまで得てきたノウハウやコツをシェアすることで、皆さんのお役に立ちたいと思っています。

1)従来規格のETCは料金を自動で支払う機能のみ

ETCの看板

従来規格のETCは2001年から本格的なサービスが開始されました。

ETCを搭載した車を運転するドライバーは高速道路や地域の有料道路の料金所で停止することなく、減速通過するだけで料金の支払いを行うことが可能です。

このようなキャッシュレス決済での利便性の向上だけでなく料金所渋滞の緩和、また排気ガスや騒音の低減効果などもあり、令和4年1月時点のETC利用率は93%を超えています。

しかし、従来規格のETCは複数のメリットがある一方、ドライバーが利用できる主なサービス・機能は「料金の自動支払い」や「割引サービス」など限定的です。

参考:国土交通省│ETCの利用状況

2)ETC2.0と従来規格のETCとの違いはサービス充実度

ETCカード

ETC2.0は2016年の春から本格導入が始まった次世代のETCです。

従来規格のETCとの主な違いはサービスの充実度で、ETC2.0では料金所でのキャッシュレス決済に留まらないさまざまなサービスが受けられます。

これを可能にしたのがDSRCと呼ばれる双方向通信技術です。

DSRCとは

DSRCによって車と道路との間でリアルタイムかつ大容量の情報のやり取りが可能になり、ITS(高度道路交通システム)の中心を担ってくれると期待されています。

参考:Panasonic│DSRCとは何ですか?

3)ETC2.0の特徴とサービス

駐車場

ETC2.0には主に以下のような特徴とサービスがあります。

ちなみに、これらの特徴やサービスはETC2.0に対応するカーナビと連動させることにより、各種情報が画面にポップアップ表示されたりするなど、より便利に使うことができます。

では上記で挙げたETC2.0の特徴やサービスについて詳しく確認していきましょう。

3-1)①広範囲の交通情報を素早く入手できる

ETC2.0は通信機能が向上しているため、従来規格のETCよりも受信できる道路交通情報の範囲が最大1,000kmと拡大しています。

より広範囲の事故や渋滞などの道路交通情報を取得できることにより、目的地までスムーズに移動することが可能です。

カーナビと連動している場合は迂回ルートを自動で選択してくれ、運転に集中できることもドライバーにとっては大きなメリットと言えるでしょう。

3-2)②災害情報も受け取れて安全行動を取れる

ETC2.0は、地震などの災害発生時にそれを知らせてくれる機能も搭載されています。

災害情報は発生と同時に音声で知らせてくれるだけでなく取るべき安全行動も提供してくれますので、いざというときに非常に役立ちます。

【地震発生時の音声案内例】
地震発生、通行止です。後方を確認しハザードランプをつけてゆっくり左側に停車してください。


3-3)③高速道路からの一時退出・再進入時に料金が不要になることも

ETC2.0の大きな特徴の1つには、現在国土交通省が実験・実証中の「高速道路の一時退出・再進入の料金同一化」も挙げられます。

これは分かりやすく言うと、高速道路を下りて対象となる道の駅で休憩し、一定時間内に再度高速道路に進入した場合でも利用料金がかからないというサービスです。

これは「賢い料金」という名称で実施されていますが、利用にはETC2.0の車載器以外にも以下のような条件があります。

条件!

  • 対象となっているICからの入退出であること
  • 退出したときと同じ方向で再進入時すること
  • 対象の道の駅に必ず立ち寄ること(国道側から道の駅に入る)
  • 退出してから3時間以内に再進入すること

全国の高速道路には休憩施設同士の間隔が約25km以上離れている区間が約100区間もあります。

この休憩施設不足に対応し、良好な運転環境を実現するための実験的な取り組みがこの「賢い料金」です。

現在(2022年5月時点)は試験段階で利用できる道の駅も23ヶ所限定になっていますが、これから本格導入も期待されるETC2.0の特徴の1つであると言えるでしょう。

参考:国土交通省ITS-TEA

3-4)④ETC2.0利用者だけの割引を受けられる

ETC2.0利用者だけが受けられる割引があるのも特徴の1つです。

具体的な場所は圏央道利用分(新湘南バイパスを含む)で、ETC2.0の利用者は約2割引きで対象区間を利用することができます。

【割引対象区間】
圏央道
茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT
新湘南バイパス
藤沢~茅ヶ崎JCT


例えば入間と境古河間(62.1km)の普通車の通常利用料金は2,180円ですが、ETC2.0の場合は1,850円となり330円の割引を受けることができます。

一部区間だけではありますが、できるだけ安く高速道路を利用したい人には嬉しいサービスと言えるでしょう。

参考:ITS-TEA│圏央道割引

4)ETC2.0を利用するには対応の車載器が必要

さまざまな特徴やサービスがありメリットも多いETC2.0ですが、利用するにはETC2.0に対応した車載器が必要です。

ETCカードに関しては現在利用しているものをそのまま利用可能ですが、ETC2.0に対応した車載器を購入し車に取り付けてセットアップしなければ、便利なサービスを受けることはできませんので注意しましょう。

ETCの取り付け方法やセットアップに関しては、こちらの記事で詳しく解説しておりますので、併せてご確認ください。

ETCの取り付け方を5つの手順で分かりやすく解説!自分で取り付けたい方必見

ちなみにETCの取り付けや交換はプロへの依頼をおすすめします。

ETCは適切に設置されないと料金所ゲートが開かなかったり、車の不具合の原因にもなります。安心して車を運転するためにも、専門知識のない人はプロへの依頼を検討しましょう。

自宅のガレージまで出張して作業してくれる事業者もありますので、できるだけ手間を省きたい人にもおすすめです。


5)今後もサービス拡大が期待できるETC2.0

ETC料金所

ETC2.0は今後もサービスの拡大が期待されています。多くの民間企業との連携も予想されていますので、さらに便利で充実したサービスも生まれるかもしれません。

より快適で安心できるカーライフを送りたい方にはETC2.0はとてもおすすめです。この機会に導入を検討している人は、取り付けもプロに依頼し安心して次世代ETCを利用できるようにしましょう。


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