新築時はEVコンセント(電気自動車充電用)を設置すべきか?メリットや注意点

2024.1.22 更新

新築時にEVコンセント(電気自動車充電用)は設置すべきか? EVコンセント(電気自動車充電用)設置の費用・口コミ比較は無料!

1) EVコンセント(電気自動車充電用)を設置すべき理由

ガソリン車に乗っている場合や車を保有する予定がないと、EVコンセント(電気自動車充電用)を設置する必要があるのか迷います。果たしてどのような必要性があるのかみていきましょう。

理由①将来への備え

イギリスなど欧州をはじめとする各国では2030年前後までにガソリン、ディーゼル車の新規製造や販売を禁止するという流れが主流になりつつあります。

日本においても、2030年代の半ばを目標に、新車販売をすべて電気自動車にするという方向で調整が始まっているともいわれており、この先10年ほどで自動車を取り巻く環境は大きく変わる可能性が高まっています。

理由②自分の環境や家族の変化への備え

いまは車が不要でも、例えば10年先の話として、通勤形態の変化で車が必要になるかもしれません。また、親の介護、パートナーや成長した子どもが車を必要とする可能性も大いにあるでしょう。

理由③使い道は充電に限らない

分電盤などの対応が必要ですが、電気自動車を購入して充電用として使うまでは、外にある通常の家庭用コンセントとして使うことができます。

高圧洗浄機や掃除機、防犯ライトや防犯カメラ、クリスマス電飾、DIY工具の充電など、外に電源があると便利です。

2) 「新築時」にEVコンセント(電気自動車充電用)を設置すべき理由

新築時にEVコンセント(電気自動車充電用)設置をすすめる理由

電気自動車が必要になったときに、改めて設置することも可能です。しかし新築時に車の充電器を設置するのには、メリットがあります。それは、費用と工事の手間が少なくすむといわれていることです。

※ここで紹介する事例や費用は一般的なもので、状況などによって異なる場合があります。

理由①後付けだと工事が意外に大変

新築時に工事を行えば、最初から電気自動車の充電に適した分電盤の処置ができます。また配線なども壁の中を通すような工事が可能です。

後付け工事の事例

一般的な後付け工事の例になりますが、電気工事の資格をもつ事業者に依頼し、分電盤から配線(一部、交換)を行う工事が必要です。その際、配線をうまく隠せない状況も少なからずあるようです。

最終に、壁に穴を開けて配線を外に出しコンセントを設置するという、やや大きな工事が必要になります。

理由②後付けだと余計に費用がかかる

新築時であれば、コンセントの種類に関わらず、配線や壁に穴を開けるなど基本的な工事内容は同じ。それゆえ、一般家電用の外付けコンセントを設置する費用との差が、小さくできるのが特徴です。

実際の費用はハウスメーカーや設置するコンセントのタイプ、状況などによって異なりますが、10,000〜40,000円前後で依頼できるケースが多いようです。

後付け工事の費用例

後から工事を行う場合は、一般的に、分電盤の工事や配線工事、壁に穴を開ける作業などが必要になります。スタンド式の充電器に至っては地面に設置する工事も必要に。

工事内容や事業者にもよりますが、おおよそ60,000〜100,000円ほどかかるのが相場とされているようです。

3) EVコンセント(電気自動車充電用)を設置する際の注意点

新築時にEVコンセント(電気自動車充電用)を設置するときの注意点

新築時には最初から電気自動車の充電設備を設置するのがおすすめとお伝えしましたが、注意するべきことがあります。さっそく見ていきましょう。

注意点①電気自動車の充電用なのを伝える

車の充電に必要な電圧は、一般的に200Vといわれています。一方で、家庭用の電気製品はほとんどが100Vで使うようにできています。

新築時に外にコンセントを設置する際は、必ず「電気自動車の充電用」であることを伝えましょう。ただ「外用のコンセント」を設置するだけでは、後から追加工事が必要になってしまいます。

注意点②切り替え可能なタイプにする

しばらくの間、電気自動車の充電が不要な場合は、「分電盤の切り替えを行うだけで、家庭用の100Vから車の充電用の200Vに切り替えることができるタイプ」を設置するよう依頼しましょう。

電気自動車専用の設備だけだと、通常の家電には使用できないため、しばらくの間、無駄になってしまいます。

注意点③コンセントの形状にも注意する

電気自動車を充電するコンセントは、家電のコンセントとは形状が異なるのが一般的です。

分電盤を後から切り替えできるタイプにした場合、家電用、電気自動車用、どちらのコンセントを設置するのか、希望を明確に伝えましょう。

注意点④配線も太めにする

もう一つ、ハウスメーカーに依頼すべき点は、配線のコードの太さです。100Vと200Vの電圧の差は大きいので、200Vに切り替わっても、より安全に電気を運べるよう太めの配線を設置するよう依頼しましょう。

4) EVコンセント(電気自動車充電用)の取り替えはDIYできる?

切り替えできる分電盤を設置しておき、後からEVコンセント(電気自動車充電用)への交換が必要になったときに、どういった工事が必要になるのでしょうか?

※一般的な事例につき、状況によって異なります。

自分でDIYできる?できない?

ただコンセントを付け替えるだけだからDIYできるのでは?と勘違いされる方もいるかもしれません。しかしこの作業を素人がDIYすることは禁止されており、電気工事の有資格者のみが行うことができます。

▼くらしのマーケットには電気工事の資格を持ったプロがいます。地域を選択するだけで、対応できる事業者一覧が表示。料金や口コミを比較して納得した事業者を選べるから安心です。
電気自動車のコンセントの設置費用も平均で40,000〜60,000円と依頼しやすいのも特徴です。

後からの取り替えで必要になる工事

・分電盤で、100Vから200Vへ切り替える工事

・コンセントを電気自動車の充電用に取り替える工事

分電盤自体の工事や配線作業がないので、短い時間での工事が可能です。

後からの取り替えで必要になる費用

・工事代など技術料 8,000円前後〜

・EVコンセント(電気自動車充電用)(家の壁に設置するようなタイプ) 4,000円前後〜

※ここで紹介した工事内容や費用は一般的な事例で、ケースによって異なる場合があります。

5) これから新築するなら最初に設置がおすすめ!

ハウスメーカーでは、最初から電気自動車の充電設備があるプランなども出てきており、これから家を建てるなら電気自動車の充電を想定した計画を立てるのがおすすめです。

ハウスメーカーに断られた場合や、設置を見送った場合には、後からの設置ももちろん可能。自分のプランにあった方法を選びましょう。

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EVコンセント(電気自動車充電用)設置サービスのよくある質問
Q設置サービスの申し込みと一緒に、充電用コンセント本体の購入もできますか?
AくらしのマーケットのEVコンセント設置サービスでは、EVコンセント本体のご用意はお客様にお願いしております。
事前に必要品を揃えたうえで、設置サービスのお申込みをお願いいたします。

Q予約前に事業者に確認・伝えておいたほうが良いことはありますか?
A予約前に事業者に以下の内容を確認・お伝えいただくとスムーズです。
・取り付ける電気自動車充電コンセントの品番
・車の車種
・ブレーカーからEV(電気自動車)コンセントの設置箇所まで15mを超えるかどうか
ブレーカーの空き状況
作業について気になる事や疑問点があれば、予約前に事業者にメッセージで確認をしておきましょう。

Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
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Q予約方法が知りたいです。
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③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。

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ライター:佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。


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