一部分だけの外壁塗装は行うべき？メリットとデメリットを解説！

目次

1. 1）外壁塗装を一部分だけ行うメリット
2. 2）外壁塗装を一部分だけ行うデメリット
3. 3）基本的には外壁は全面塗装がおすすめ
4. 4）外壁塗装を一部だけ依頼！部分塗装で注意するポイント
5. 5）外壁塗装やコーキング補修はプロの事業者に依頼！

1）外壁塗装を一部分だけ行うメリット

外壁塗装を一部だけ行う、部分塗装のメリットを紹介します。

少ない費用で行える

部分塗装は全面塗装より安く行えるため、費用を抑えることができます。

外壁塗装の費用を抑えたいときには、事業者が展開するキャンペーンや、助成金を使用すると良いでしょう。

こちらの記事では、外壁塗装で使用できる助成金や補助金制度を紹介していますので、合わせて参考にしてください。

【2022年度】外壁塗装で使える助成金・補助金制度｜東京・神奈川・大阪・愛知・北海道・福岡の事例も

外壁の気になる部分だけ塗装・修繕できる

全面塗装は築10年、または色あせやクラックが発生したら、などとタイミングがありますが、部分塗装であればすぐに気になる部分だけ修繕できます。

全面塗装のタイミングまで待たなくても良いのが大きなメリットです。

未塗装部分だけに対応できる

給湯器の交換や増築などで発生した未塗装の部分だけを塗装したい場合には、部分塗装を選択するのがおすすめです。

全面の色合いからは少し浮いた感じがするかもしれませんが、比較的安く塗装できます。

部分的なコーキング補修ができる

部分的な色あせや塗装のはげを塗装するのと一緒に、表面のひび割れを補修するコーキングも行えます。

外壁内部の腐食やカビの原因となるひび割れに素早く対処できるのが特徴です。

2）外壁塗装を一部分だけ行うデメリット

ここからは、部分塗装のデメリットを紹介していきます。実は多くの事業者が部分塗装を積極的に勧めていないのには理由があります。

色合いや濃淡にムラがでる

全面と同じ塗料を同じ手法で塗っても、部分塗装をした箇所には若干の違いが生まれます。

その部分は外壁全体を見た時に色合いや濃淡のムラとして目立ってしまうのです。

足場を組む金額を考えると不経済

高さのある箇所を部分塗装する場合には全面塗装と同じように足場を組むため、塗装料は安くても全面塗装と同額の足場代が請求されます。

費用自体は抑えられても、内訳を見るとあまりお得であるとは言えません。

メンテナンスのタイミングがずれる

一部分だけの塗装を完了させてしまうと、外壁全面のメンテナンスのタイミングがずれてしまいます。

せっかく塗装が完了したばかりの箇所があるからと、部分塗装の箇所に合わせて全面のメンテナンスが先延ばしにされてしまうのです。

そこで適切なタイミングで全面塗装を行う決断をしても、部分塗装と合わせて二重で費用がかかることになります

3）基本的には外壁は全面塗装がおすすめ

一部だけ施工する外壁の部分塗装は未塗装の部分や増築部分、災害や事故などで発生した早急な補修が必要な部分以外には基本的に適していません。

外壁全体をまとめて塗装する全面塗装の方が、費用的にも仕上がり的にもおすすめです。

全面塗装であれば外壁全体が浮きや色ムラなく綺麗に仕上がり、劣化メンテナンスを行うタイミングも全体で揃います。一部分の塗装を繰り返すよりも経済的で美観が保ちやすいのです。

4）外壁塗装を一部だけ依頼したい！部分塗装をしたい時に注意するポイント

どうしても部分塗装を行う必要がある場合は、以下のポイントに注意しましょう。

信頼できる優良事業者にしっかりチェックしてもらう

部分塗装はデメリットを伴うため、塗装箇所を入念にチェックしてなるべく浮きや違和感を抑える塗装を行ってくれる優良事業者に依頼するのがおすすめです。

費用の安さだけを優先して事業者を選ぶと失敗する恐れがあるので注意してください。

全面塗装も適切なタイミングで行う

どうしても部分塗装をしたい場合は、外壁全体の劣化を進行させないために全面塗装のタイミングを遅らせないことも大切です。

部分的な塗装箇所に合わせることなく、全面は適切なタイミングで塗装を実施してください。費用が二重になることもありますが、劣化が進行するよりも良いでしょう。

補修箇所が浮かないように最小限にとどめる

一部分で行われた塗装は色味が変わり安く、はっきりと浮いて色ムラを起こすことがあります。

そのため、全体の外壁の美観を損なわないように部分塗装を行う箇所は最小限にとどめるのがおすすめです。

塗装箇所が広くなる場合は、全面塗装のタイミングまで待ちましょう。

5）外壁塗装やコーキング補修はプロの事業者に依頼！

今回は外壁塗装を一部だけ行う場合のメリットやデメリット、注意点を解説しました。

外壁の部分的な劣化や色落ちが気になることもありますが、基本的には外壁全体のメンテナンスまで待ち、全面塗装で補修するのがおすすめです。

中には部分補修だからといってDIYで対応しようとする人もいますが、外壁全面とのバランスを崩して美観を損ねる可能性が高いので控えましょう。

外壁塗装やコーキング補修は一部分であっても、必ずプロの事業者に依頼してください。プロの補修であれば、外壁の美観と機能性を長期間維持できます。

信頼できる外壁塗装事業者の選び方や、失敗しないコツをこちらの記事で紹介しています。気になる方は合わせても参考にしてください。

優良な外壁塗装事業者の選び方｜失敗しない4つのコツ

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