外壁塗装の工程まとめ｜工期や失敗しない事業者の選び方

目次

1. 1）外壁塗装の工程
2. 　 外壁塗装の各工程について
3. 2）外壁塗装の工期は10日間が目安
4. 3）失敗しない外壁塗装事業者の選び方

1）外壁塗装の工程

外壁塗装のおおまかな工程は、以下のとおりです。

外壁塗装の各工程について

外壁塗装の各工程について詳しく解説します。

1. 近隣への挨拶


外壁塗装工事では、足場設営や高圧洗浄など作業中に騒音が発生するため、工事する1週間前くらいに近隣住民へ工事をすることを知らせしに行きましょう。

近隣への挨拶を怠ると、騒音トラブルにつながりかねないので注意してください。また、外壁塗装の事業者さんが挨拶をしてくれる場合も、一緒についていくのをおすすめします。

2. 足場設営（仮設工事）


外壁塗装は高所作業が必要となるので、足場の設営をします。

金属製の足場材を組み立てるので騒音が響くため、事前に「いつ行うのか」「どれくらいの時間かかるのか」を把握しておくと、近隣への挨拶時に伝えておくことができます。

3. 下地処理（ケレン作業・高圧洗浄・補修）


外壁塗装するには、外壁面の古い塗膜や藻・カビなどの汚れを落とす必要があります。

そのため、サンドペーパーなどで外壁を研磨したり、高圧洗浄機を用いて線状したりして塗装面の状態を整えます。

外壁に古い塗膜や汚れが残っていると、仕上がりに影響したり、短期間で塗装が剥がれてしまったりするため重要な作業です。

また、外壁にクラックが見られたり、シーリングが劣化している場合は、補修作業を行います。

外壁のヒビ（クラック）についてこちらの記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。



クラックとは？原因や対策・対処法を解説

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コーキングとは？シーリングとの違いを解説

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ケレンとは塗装するときの下処理のこと！重要性や種類を解説

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4. 養生


窓サッシや玄関、植木など塗料がついてはいけないものに、「ビニールシート」や後から剥がしやすい「養生テープ」などを使用して保護する養生作業を行います。

5. 下塗り


まずは、接着剤のような役割をする「シーラー」や「プライマー」などの下塗り塗料を使って塗装します。

下塗り作業を怠ると、中塗り・上塗りの作業で塗料が外壁に密着せず塗膜が剥がれやすくなってしまうため必要不可欠な作業です。

また、下塗りには外壁に塗料が吸収されにくくする役割もするので、外壁塗装で色・ツヤにムラなく仕上げるためにも重要となります。

下塗りが終了したら、乾燥させます。乾燥時間は使用した塗料によって異なります。

6. 中塗り・上塗り


下塗りが乾燥したら、中塗り・上塗りを行います。

中塗りは、上塗りと同じ塗料を使いますが、仕上げとなる上塗りをきれいに仕上げるために外壁面を整える重要な作業です。

また、塗装に厚みをもたせ、外壁の耐久性を高められます。

中塗りが完了したら乾燥させ、上塗りをします。

上塗りをすることで美しく耐久性のある塗膜に仕上がり、塗料の持つ防水性や防汚性などの性能が効果を発揮します。

中塗り不要の塗料を選んだ場合は、下塗りが完了したら上塗りとなります。

中塗り・上塗りの乾燥時間は？

中塗り・上塗りの乾燥時間は、塗料によって定められています。また、使用量や通風・湿度・素地の状態などでも異なります。

参考：ニッペ ファインシリコンフレッシュⅡ｜日本ペイント株式会社

7. 外壁塗装事業者による点検・清掃・養生撤去


外壁塗装事業者による外壁塗装の仕上がりを点検します。塗り残しがないか、色ムラがないか・不要な場所に塗料が飛んでいないかなどを確認します。

問題がなければ、清掃や養生撤去を行います。

8. 施主との点検

次に施主と点検を行います。

この点検で気になるところがあれば、手直しをしてもらえます。

よく外壁を点検するためにも、夫婦二人で立ち会うとよいでしょう。

最終点検に立ち会わないと、足場解体後に気になる部分を見つけても対応できないことがあるので注意してください。

9. 足場解体・外壁塗装完了


外壁塗装に問題がなければ足場を解体します。足場設営時と同じで騒音が響くので、事前に日時を確認しておくとよいでしょう。

足場の解体が完了したら、外壁塗装の完成となります。

参考：外壁塗装の工程と施工日数｜あなたの街の外壁塗装屋さん

2）外壁塗装の工期は10日間が目安

外壁塗装の着工から完了までの期間は、建物の大きさによっても工期が異なりますが、10日間が目安です。

しかし、シーリングの打ち替えや大がかりな外壁補修が必要だったり、天気が悪い日が続いたりした場合は、工期が延びる可能性があります。

外壁塗装のタイミングについて詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

外壁塗装のベストな時期はいつ？おすすめ季節と最適なタイミングの見極め方

外壁塗装は10〜20年のタイミングで行うのが目安で、最適な時期は春と秋です。逆に外壁塗装に適さないのは夏と冬ですが、閑散期で割引がある場合も。すぐに外壁塗装をするべきサインは外壁にひび割れや触ると白い粉が付く（チョーキング）時です。外壁塗装は余裕を持って計画的に依頼しましょう。

参考：外壁塗装の工程と施工日数｜あなたの街の外壁塗装屋さん,ヤマダの安心塗り替え工事の流れ｜外装リフォームカタログ｜ヤマダ電機

3）失敗しない外壁塗装事業者の選び方

外壁塗装事業者を選ぶ際は、以下のポイントに注目して選ぶと失敗を避けることができます。

資格や塗装工事業許可があり、施工内容の説明が丁寧で真摯に対応してくれる事業者は、信頼できる事業者の可能性が高いです。

こちらの記事では、上記6項目をさらに詳しく解説しています。依頼先の選び方も紹介していますので、あわせて参考にしてください。

外壁塗装はどこに頼む？優良な事業者の選び方やトラブル事例を紹介

外壁塗装の事業者選びは相見積もりを

複数の事業者の見積もりを比べることを「相見積もり」といいます。

複数の見積もりを比べると、数万円から数十万円違う結果が出ることもあるため、外壁塗装を安く依頼したい方にもぜひ行ってほしい方法です。

見積もりがあまりに多すぎると「迷って決められない」「見積もりを比較するのに疲れる」ということもあります。
外壁塗装の見積もりを依頼するのは、3社くらいがベストです。

安さだけで事業者を選ぶのではなく、価格が適正かどうか、不明な見積内容がないかを確認しましょう。

外壁塗装の見積もりをする際は見積もりの注意点などを解説したこちらの記事もぜひ参考にしてください。

外壁塗装の見積もり7つの注意点｜見積もり例と費用相場も

4）くらしのマーケットは外壁塗装の相見積もりの手間が少ない

さまざまな「家の困った」を解決するくらしのマーケットには、外壁塗装事業者が多数登録しており、 家の近くの外壁塗装業者の口コミ評価を確認して探せます。

※施工条件によっては第三者による現地調査がない場合もあります。

くらしのマーケットの外壁塗装の現地調査の流れ

1. ご挨拶・図面の確認


外壁塗装の見積もり額を出すために必要な情報を確認します。図面がある場合は15分程度、建築図面が手元にない場合は現地計測のため30分程度が必要です。

2. 外壁の状況を確認


外壁の色（苔の有無）、シーリングの劣化状況、チョーキングのレベルなどを確認します。

3. 困りごとのヒアリング


最後にお客様の悩み事をヒアリングし、現地調査が終了です。現地調査には基本的に第三者の店舗が向かうため、その場で契約を迫られたり、不当な請求をされる心配もありません。

約1週間後に、くらしのマーケットのメッセージ上にて現地調査の結果報告書とあわせて見積書が送られます。

現地調査で点検した箇所の現状の様子と対応策が写真付きで簡潔に説明されています。

外壁塗装に詳しくない方でも理解しやすいように、専門用語の解説や塗料の説明があるため安心です。

現地調査の内容をもとに複数の店舗から見積もりを提案してもらうことが可能なため、現地調査は一回のみ対応すればOKです。

▶▶▶さらに詳しく現地調査の様子紹介した記事はこちら

口コミから施工店舗を選べる！くらしのマーケットで外壁塗装を依頼する3つのメリット

外壁塗装の費用相場

以下は、くらしのマーケットの外壁塗装の費用相場です。
外壁塗装にかかる費用は、トータルの金額の安い高いを見るのではなく、工事の工程や、塗料名などが詳細に記載されているかを確認しましょう。

外壁塗装の費用相場や、費用を安くするコツが知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

外壁塗装の費用相場｜20〜60坪の費用内訳と安くする4つのコツ

外壁塗装の費用相場は、30坪で60～100万円程度です。使用する塗料の種類や外壁の状況、塗装方法、依頼する事業者の設定価格により費用は大きく変わります。30坪・40坪・50坪・60坪の外壁塗装の費用相場をまとめたので外壁塗装を検討している方はぜひ参考にしてください。

くらしのマーケットは口コミを見て自分で店舗を選べる

くらしのマーケットは実際に外壁塗装を依頼したユーザーの口コミが投稿されており、自分で施工店舗を選ぶことができます。

お住まいの地域の外壁塗装事業者を探す

他にこんなサービスもあります

【屋根塗装】

日光や雨風のダメージを受けやすい屋根は塗装し直し耐久性を高める必要があります。寿命が約13年なので築10年以上経っている方などは必要かもしれません。プロの場合、下処理がしっかりしており塗装本来の寿命を最大限に活かしてもらえます。落下の危険性や足場を組む手間も省けるので屋根塗装の利用がおすすめです。

屋根塗装を利用する

【屋根修理】

屋根の雨漏りでお悩みの方や台風前の防災対策をしたい方は屋根修理にお任せください。これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根にする葺き替えタイプと現在の屋根の上に新しい屋根を載せて覆うカバー工法のタイプがあります。葺き替えは屋根の軽量化による地震対策をしたい方、カバー工法は解体工事が不要なので費用を抑えたい方におすすめです。

屋根修理を利用する

ライター：森田さなえ
2年前に中古自宅を購入。テレビアンテナが壊れていたり、害獣被害に遭ったりしていますが、専門事業者さんに助けられ、やっと住心地が抜群になりました。

くらしのマーケットは、生活に関するさまざまなサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

300種類のサービスが頼める

ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定など、300種類以上のサービスが頼めます。また各事業者は同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。

はじめての方へ

200万人に選ばれたプロたちがいる

実際に利用した方の口コミを比較してプロに依頼することができます。口コミの内容をチェックすると、予約から当日までのやりとりや対応もイメージしやすくなります。

「万が一」の対応もしっかり

自宅で作業を行う出張・訪問サービスは、ぼったくりにあうかも…と不安に思う方もいるかもしれません。
くらしのマーケットは、厳正な出店審査や最高1億円の損害賠償補償制度など、安心してご利用いただくための仕組みがあります。万が一のときにしっかり対応します。

くらしのマーケットの安心・安全

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