フローリングが剥がれた時の補修方法｜原因と状況別の対策方法も

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目次

1. 1）フローリングが剥がれる原因と予防策
2. 2）フローリングの剥がれを補修しないとどうなる？
3. 3）フローリングが剥がれたときの補修方法｜状態別
4. ①無垢のフローリングの補修方法
5. ②複合のフローリングの補修方法
6. 4）フローリングの剥がれを補修する時はDIY？専門事業者？
7. ①フローリングの剥がれをDIYで補修する場合のメリット・デメリット
8. ②フローリングの剥がれを専門事業者に依頼する場合のメリット・デメリット
9. 5）フローリングの剥がれを確実に補修したい方は

1）フローリングが剥がれる原因と予防策

フローリングが剥がれる主な3つの原因は以下の3つです。

また、それぞれの原因に対する予防策も一緒にご紹介します。

①経年劣化

一般的にフローリングに法定耐用年数の規定はありませんが、10年～30年程度の寿命といわれています。そして、施工から年数が経つと塗装や木材が剥がれてくるというのも、経年劣化の主な症状です。

そのため、築年数が経っている場合には、経年劣化による剥がれを想定した方が良いでしょう。

参考：【フローリングリフォーム】原状回復をめぐるトラブルとガイドライン｜国土交通省、住まいと設備のメンテナンス技術ガイド ｜住宅産業協議会

参考：フローリングの経年劣化を抑制するには ｜ベルカーサ株式会社

経年劣化は避けらませんが、ちょっとした予防策よりダメージを抑えることが期待できます。

フローリング掃除のやり方について詳しく知りたい方は、下記の動画でご説明しています。

②摩擦

椅子を引いたり、キャスター付きの家具を使用したりすると、フローリングに摩擦が加わり、剥がれやすくなります。

特にフローリングの溝部分に傷が付くと、そこから徐々に剥がれることもあるでしょう。

摩擦によるフローリングの剥がれは、生活にひと手間加えるだけでフローリングへの影響を予防することが可能です。

参考：実現場写真で見る！よくある不具合｜フローリング総合研究所

③水分

フローリングは木材のため、水分に弱いという特徴を持っています。

そのため、拭き掃除で残った水分や水漏れや高い湿度など、このような条件下では、フローリングが剥がれやすいので注意が必要です。

水分を放置していると、フローリング木材が浮いて剥がれてきてしまう例も少なくはありません。そのため、フローリング周辺の水分は徹底的に予防しましょう。

参考：木質床材・フローリングのお手入れ｜Panasonic

2）フローリングの剥がれを補修しないとどうなる？

フローリングは、内部の木材を守るためにコーティングされていることがほとんどですが、一度剥がれてしまった箇所を放置しているとその部分はどんどん悪化してしまいます。

さらに剥がれた部分に水分や汚れが加わると木材が腐食し、周辺のフローリングもボロボロになる可能性もあり、剥がれたフローリングにつまずいたり、木片で擦りむいてしまったりと怪我に繋がることも考えられるでしょう。

見た目が悪いだけでなく機能面を損ねないためにも、状況に合った早い処置をおすすめします。

3）フローリングが剥がれたときの補修方法｜状態別

フローリングには「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類があります。

「無垢フローリング」は、天然の木からそのまま一部を切り出した素材で、肌触りが良く木の香りがするのが特徴です。

対して「複合フローリング」は、合板を何枚か重ねてできた人工的な素材です。

それでは、フローリングの種類とフローリングの剥がれの状態ごとに補修方法をご紹介します。

参考：木質フローリング材は「無垢」と「複合」の2種類が基本｜無垢フローリング専門店 キャスオンラインショップ

無垢のフローリングの補修方法

無垢のフローリングの補修方法を2つご説明していきます。

小さい剥がれには「サンドペーパー」

摩擦やシールを剥がした時などにできた無垢フローリングの小さい剥がれは、サンドペーパーを使用して補修しましょう。

手順

1. フローリングの剥がれた部分を粗い質のサンドペーパーで削る
2. 細かい質のサンドペーパーでフローリングを滑らかにする
3. カーゼに染み込めせたオイルやワックスを塗る

ちなみにですが、「キヌカ」という米ぬかから生まれた塗料だと塗った後すぐにフローリング上を歩くことができるので便利な塗料です。

参考：無垢のフローリングのキズ・汚れの補修方法｜株式会社 田辺木材ホーム

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参考：キヌカ│日本キヌカ株式会社

大きい剥がれには「水」

物の落下時などにできた無垢のフローリングにできた大きな剥がれには、水を使用して補修しましょう。

手順

1. フローリングの剥がれた部分に水をたっぷりと染み込ませる
2. 濡らした雑巾を30分程度上に被せる
3. フローリングの剥がれた部分を雑巾の上から金づちで軽く叩く

この方法で補修してもまだ傷が残っている場合は、前途でご紹介した【無垢のフローリング】小さい剥がれにはサンドペーパーに従って補修すると、さらに傷を目立ちにくくできます。

参考：雨楽な家｜ 推進本部「すぐやろ工務店会」主宰 株式会社リック 一級建築士事務所

複合のフローリングの補修方法

複合フローリングの補修方法を2つご説明していきます。

小さい剥がれには「補修シール」

経年劣化などでできた複合フローリングの小さな剥がれには、補修シールを使用しましょう。

手順

1. フローリングの剥がれた部分の汚れを雑巾等で拭いたり、突き出している部分をカッターで取り除いたりする
2. フローリングの剥がれた部分にシールを貼る

補修シールの角を丸くカットしておくことで、テープの剥がれを防止できるのでおすすめです。

また、フローリングの剥がれを目立ちにくくするためには、自宅のフローリングに合った色を選びましょう。

参考：フローリングをDIYでキレイにするアイテム特集｜和気産業EC事業部

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参考：フローリング補修テープ｜Nittoニトムズ

大きい剥がれには「パテ」

大きな衝撃が加わった時などにできた複合フローリングの大きな剥がれには、木材用パテを使用しましょう。

手順

1. フローリングの剥がれを囲むようにテープでカバーする
2. パテを剥がれた部分に埋める
3. ヘラで余分な箇所を取る
4. パテが乾いたら固まったらサンドペーパーで平らにする

ただし、フローリングによっては、パテ補修をした箇所が不自然に仕上がってしまうことも。
そのため、木目が細かいフローリングや色が特殊の場合には、プロに依頼した方が安心です。

参考：フローリングの傷・凹み 補修方法 ｜朝日ウッドテック株式会社

コニシ ボンド ウッドパテ ラワン 30ml #25904 Amazonで見る 楽天で見る

参考：フローリング補修テープ｜Nittoニトムズ

フローリングのすり傷やえぐれ傷を補修したい方は、初心者向けに解説しているフローリングの傷に合った補修方法の記事をご確認ください。

フローリングの傷に合った補修方法を初心者向けに解説｜床のすり傷・えぐれ傷

4）フローリングの剥がれを補修する時はDIY？専門事業者？

フローリングの剥がれは、DIYでも専門事業者への依頼でも補修することが可能ですが、それぞれのメリット・デメリットについて比較しながらどちらの方法が適切なのかご説明していきます。

フローリングの剥がれをDIYで補修する場合のメリット・デメリット

フローリングの剥がれをDIYで補修する場合のメリット・デメリットについてご紹介します。

フローリングの剥がれをDIYで補修するメリット

コストをかけずにフローリングの剥がれを補修したい場合は、DIYが良いでしょう。

フローリングの剥がれをDIYで補修する場合は、必要な材料を自身で用意し補修するため、比較的費用を抑えることが可能です。

また、専門事業者への問い合わせや予約の手続きなどをする必要がないため、材料が揃っていれば気になる剥がれを発見したその場で即時に補修することができます。

フローリングの剥がれをDIYで補修する場合のデメリット

補修の手間が少ないフローリングの剥がれであれば自身で補修することは可能ですが、完璧に直すことは難しいでしょう。

フローリングの剥がれをDIYで補修したのに、かえって補修部分が目立つ、他の箇所も経年劣化で剥がれてきてしまったなどの問題があります。

また、賃貸にお住まいの方は、管理会社や大家によって補修のルールが決められているため、まず相談・報告をしてから適切な対処をしましょう。

フローリングの剥がれをDIYで補修する場合は、コストを抑えることはできますが、一時的な補修でしかないため、根本的な問題を解決することは難しいです。

参考：「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について ｜国土交通省

賃貸物件のフローリング補修について詳しく知りたい方はフローリングが傷だらけ！傷の予防と直し方・賃貸の場合の注意点を紹介 もあわせてご覧ください。

フローリングが傷だらけ！傷の予防と直し方・賃貸の場合の注意点を紹介

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼する場合のメリット・デメリット

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼する場合のメリット・デメリットについてご紹介します。

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼するメリット

確実にフローリングの剥がれを補修したい場合は、専門事業者に依頼するのが良いでしょう。

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼すれば、専門知識と数々の経験により適切なフローリングの補修を施し、見た目も綺麗に修理してくれます。

さらに、準備から補修完了までまるっと代行してくれるため、材料や道具を自分で用意する手間がないこともメリットと言えるでしょう。

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼するデメリット

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼する場合は、DIYより確実にきれいに補修することができますが、費用は発生します。

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼するデメリットは、費用がかかるという点ですが、くらしのマーケットで補修する場合は、全長2cm以下の小さなフローリングの剥がれであれば3,000円〜7,000円程度（2023年12月時点）で補修ができます。

そのため、何度も何度もDIYをするより長期的に見るとコストパフォーマンスが良いとも言えます。

フローリングの剥がれを専門事業者に依頼すれば、フローリングの剥がれの原因を素早く把握し適切な補修が可能なので、フローリングが剥がれた場合は、すみやかに専門事業者へ相談すると良いでしょう。

フローリングの補修費用にを安くしたい方はフローリング補修はどこに頼む？費用相場や安くするコツの記事 でご紹介しています。

フローリング補修はどこに頼む？費用相場や安くするコツも

また、フローリングの張り替え費用について詳しく知りたい方はフローリング張替え費用相場は6畳4.2万円〜！リフォーム費用を抑えるコツ もあわせてご覧ください。

フローリング張替え費用相場は6畳4.2万円〜！リフォーム費用を抑えるコツも

5）フローリングの剥がれを確実に補修したい方は

DIYでフローリングの補修をすることで、不自然に目立ってしまったり、凹凸ができて使いづらかったりと、失敗の声も少なくはありません。

「DIY」での補修は、一時的な対処法に過ぎないため、再びフローリングが剥がれ補修を繰り返し、結局、DIYでの総額が結構かかったなんてことも・・・

根本的解決のためには、やはりプロに依頼することをオススメします。

ただ、「フローリングの剥がれが気になるけど、専門事業者に頼むとかなりの費用がかかってしまいそう・・・」と感じる方も少なくないはずです。そこで、フローリングの補修費用を安く抑えるコツをご紹介します。

「コスパの高い事業者」を選んで費用を抑える！

技術力と人柄に安心できる事業者に依頼すると、結果的にコストパフォーマンスが高くなり、費用を抑えることが可能です。

くらしのマーケットでは、コスパの高いフローリング補修事業者を探す便利なサービスがあります。

口コミで利用者のリアルな声をチェック

利用者のリアルな声を確認しましょう。口コミを確認することで、自分がどんなサービスを受けられるのか、そのサービスで満足できそうかをイメージしやすくなります。
また、フローリング補修を依頼したことがなくて利用イメージがわかない時にも、口コミを見ることで、自分がどんなサービスを期待しているのか、考えを整理するのに役立ちます。

料金やサービス内容を事前に比較できると安心

お客様にわかりやすいように、料金や作業内容の説明を細かく依頼前に説明（サイトに掲載）してくれているところがおすすめです。

フローリング補修の基本料金だけでなく、どういう場合に追加費用がいくら発生するのかや、出張費用は必要か、作業範囲の細かな説明など、事業者によっては詳細な情報を載せているところもあります。

料金の明確さやサービスの事前説明の充実度は、お客様目線で対応してくれる事業者を見つける指標になります。

わからないことや不安なことがあれば、依頼前に事業者に質問をしておきましょう。親切にわかりやすく回答してくれるかどうかも、信頼できるかを判断する材料になります。

どんな人が作業しに来る？自己紹介やブログを確認

フローリング補修は家の中で作業するので、どんな人が作業しにくるかは、料金や作業内容と並んで重要です。

くらしのマーケットでフローリング補修を探すと、事業者の顔写真入りの自己紹介や、ブログを事前に確認できます。

女性スタッフ同伴で作業してくれる事業者も選べるので、家の中で他人と一対一になるのは避けたい方も安心です。

6）フローリング補修ならくらしのマーケット

前述した口コミや人柄、料金をまとめてチェックするならくらしのマーケットのフローリング補修サービスがおすすめです。
不安なことや不明点があったら、予約前に事業者に直接メッセージを送ることも可能です。

他にこんなサービスもあります

【クッションフロア張替え】

フローリングのテーブル跡や傷が気になるなら、くらしのマーケットでクッションフロア張替えはいかがでしょうか。下地の処理をする張替えから、簡易的にフローリングの上から重ね張りを行います。模様替えをしてリフレッシュしたい方にもおすすめです。

クッションフロア張替えを利用する

【フロアクリーニング】

床掃除は体力が必要なので、いざやるとなるとなかなか腰が重いもの。くらしのマーケットでは、フロアクリーニングもプロに依頼することができます。汚れを落とすだけではなく、コーティングまでやってくれます。大掃除や引越しにおすすめです

フロアクリーニングを利用する

ライター：nozomi
自分じゃできない！と思った時は何かとくらしのマーケットを活用しています！くらしのマーケットを活用してからは、家族と毎日快適に過ごせています。

くらしのマーケットは、暮らしに関わるサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

頼みたいカテゴリがある

ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定・アンテナ工事・家具の組み立てなど、幅広いカテゴリがあります。あなたの「これプロに頼みたい」がきっと見つかるはず。

はじめての方へ

比較が簡単だから選びやすい

各事業者は一覧で同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。
さらに実際に利用した方の口コミを見てプロに依頼することができます。口コミ評価や量はもちろん、口コミの内容をチェックすると、予約から当日までのやりとりや対応もイメージしやすくなります。

万が一の保証もしっかり

自宅で作業を行う出張・訪問サービスは不安に思う方もいるかもしれません。
くらしのマーケットは、厳正な出店審査や最高1億円の損害賠償補償制度など、安心してご利用いただくための仕組みがあります。万が一のときにしっかり対応します。

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