後悔しない防犯砂利の選び方｜種類や費用、おすすめ商品の紹介も

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目次

1. 1）防犯砂利とは？普通の砂利との違い
2. 2）防犯砂利のメリット・デメリットは？
3. 3）防犯砂利の種類とおすすめ｜主に4種類
4. 4）後悔しない！防犯砂利の選び方4つのポイント
5. 5）防犯砂利はどこに敷くと効果的？場所の選び方
6. 6）防犯砂利を敷くときの費用相場はいくら？
7. 7）砂利敷きをプロに頼むならくらしのマーケット

1）防犯砂利とは？普通の砂利との違い

防犯砂利とは、踏むと大きな音が発生するように加工された砂利のことです。

具体的には、人が踏むと76.5dB（デシベル）以上の音を出すように作られたものを指します。
これは「掃除機をかける音」や「電話の呼び出し音」に匹敵する大きさです。

庭やベランダなどに敷いておくことで、不審者が侵入したとき、不審者の足音が砂利の音で大きく聞こえるようになり防犯効果を高めてくれます。

普通の砂利との違いは？

防犯砂利は、普通の砂利の機能に加えて「防犯性」に特化しています。

普通の砂利も、防犯砂利も見た目はほぼ同じですが、普通の砂利のほうが種類が多く、自分好みの砂利を見つけやすいと言えます。

ただ、「大きな音を立てる」という点では防犯砂利には劣るため、「防犯性よりも見た目が重要」「見た目よりも防犯性を高めたい」というニーズによってどちらを選ぶのかが変わってきます。

参考：騒音｜東邦精機

2）防犯砂利のメリット・デメリットは？

防犯砂利には「防犯性が高い」以外のメリットもあります。一方で、普通の砂利と比較してのデメリットもあるため、導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

本記事では、防犯砂利のメリットに焦点を当てて詳しく解説します。

メリット①：普通の砂利に比べて軽い

防犯砂利は軽量素材でできているものが多く、普通の砂利に比べて軽い傾向にあります。
庭に砂利を敷くとなれば大変な重労働ですが、防犯砂利であれば持ち運びも楽で、砂利敷きの負担が軽減されます。

メリット②：雑草対策になる

普通の砂利同様、防犯砂利を敷くことで雑草対策も期待できます。

ただし、先に述べたように普通の砂利よりも軽量なものが多いため、より本格的な雑草対策を求める場合には、「防草シート」を隙間なく敷いた上に防犯砂利を乗せる方法をおすすめします。

防草シートに砂利を敷く方法｜自分でできる失敗しない手順

防草シートの上に砂利を敷くには4つのステップがあります。防草シートとは、雑草が生えるのを防ぐために地面に設置するシートのことです。防草シート+砂利敷きのメリットやデメリット、防草シートの耐用年数や、事業者に依頼した際の費用も紹介します。

メリット③：デザインが豊富にある

防犯砂利にはガラスやセラミックなどのさまざまな種類があり、粒の大きさもカラーバリエーションも幅広いです。そのため、敷くことで庭のデザイン性を向上させることができます。

ガーデニングやエクステリアのお手入れの一環として取り入れてみてもいいでしょう。

メリット④：靴の裏が汚れにくくなる

防犯砂利を敷いておけば、何も敷いていない状態よりも水たまりができにくくなります。

防犯砂利を設置しておけば、雨が降ったときに庭を歩いても、靴が汚れたり浸水したりしにくいというメリットがあります。

防犯砂利のメリット・デメリットについては他の記事でも詳しく解説しています。
「導入前に、メリット・デメリットの詳細は調べておきたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】防犯砂利のメリット・デメリット｜騒音や粉塵ポイント解説

3）防犯砂利の種類とおすすめ｜主に4種類

一口に防犯砂利と言っても種類は豊富。ここでは、主な種類と特徴を説明します。

①ガラス製

ガラス製の砂利は、ガラスを高温で溶かして発泡させた商品です。

粒の中に多くの空気を含んでおり、音が大きく重量が軽い点が特徴的です。比較的安価に購入できて使い勝手もいいですが、もろくて粉々に割れてしまいやすいというデメリットがあります。

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高温で溶解したリサイクルガラスを使った防犯砂利です。口コミには「60リットル入りなので、大きな袋で届きますが、軽いので女性でも運べます。静かに歩こうとしても音がするので、防犯にはピッタリです」という声も。ホワイトカラーのため、おしゃれな庭にも馴染みやすいです。

おすすめ：グリーンテック 防犯の砂利

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ガラス瓶をリサイクルしたグリーンテックの防犯砂利。「思った以上に軽く、3袋買ったけど庭に撒くのが楽だった」という口コミもあるほど、軽量で扱いやすいのが魅力です。

②セラミック製

セラミック性の砂利は音が非常に大きく丈夫で、重量もあるため雨に流されにくいという特徴を持っています。

ホワイト系の色が多いため、足跡をつけたくないという心理効果を生んで防犯効果を高めてくれます。値段が高いので、ほかの種類と混ぜて使ってもいいかもしれません。

③天然石や溶岩製

天然石や溶岩製の砂利は、落ち着いた高級感のあるデザインが特徴的です。

非常におしゃれで重量もあるため、長く使い続けられる点が魅力です。ほかの素材と比べると音が小さい商品が多いため、使う時は注意しましょう。

おすすめ：防犯砂利 20kg 天然石 マツモト産業

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自宅周辺にも馴染みやすいマツモト産業の天然石の防犯砂利。天然石のために長期的に品質が変わらないのもおすすめポイントです。

おすすめ：STクラフト お庭用の防犯対策 天然砂利 防犯砂利 22kg

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あざやかな天然ブラウンで防犯性も高い天然石の防犯砂利です。大きすぎず小さすぎずのサイズ感で庭に最適。敷き終わったあとに水をまくことで、砂利本来の美しさに輝きます。

④瓦製

廃瓦を使った砂利は浸透性と保水力に優れているため、水に対しての耐久性が非常に高い商品です。

音は小さめですが、安く手に入れられるのでほかの砂利と混ぜて使ってもいいでしょう。

おすすめ：井上建設 瓦砂利 選べる4種類 10kg

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使われなくなった国産瓦を専用の機械で粉状にして、砂利のように仕上げられたもの。瓦は粘土が原料のため、動植物にも優しい素材です。踏むたびにザクザク鳴るので防犯性も優れています。

4）後悔しない！防犯砂利の選び方4つのポイント

ここからは、防犯砂利の選び方について見ていきましょう。

①素材をチェック

「3）防犯砂利の種類とおすすめ｜主に4種類」で解説した防犯砂利の種類を参考に、まずは「どの素材の防犯砂利がよさそうか」を検討しましょう。

軽さや使いやすさを重視するのであれば、ガラス製の防犯砂利がおすすめです。粒が大きく、70db以上の音量を出せる商品も多く、お値段もお手頃なのが魅力的。
鉢底石としても使えるなど汎用性が高いので、使い勝手も申し分なしです。

ただし、軽量ゆえに粉々に砕けやすかったり、雨風で吹き飛ばされやすい特徴もあるため、定期的に新しいものと交換する必要があります。

「定期的に交換・追加するのは面倒くさい」と感じる方は、天然石・溶岩・瓦タイプの防犯砂利がおすすめです。

ガラス製に比べて重量があり安定するため、雨風への耐性が強く、粒が割れにくい分、長く使用できます。

セラミック素材の防犯砂利の中にも、雨風から受ける影響が少ないものもあります。ただし、天然石・溶岩・セラミックタイプは高価な傾向にあり、瓦は音が小さい反面、比較的安価です。

なお、ガラス製の防犯砂利よりも重いため、ひとりで敷くには注意が必要です。

②音の大きさ

防犯砂利を選ぶうえで大切なのが、音の大きさです。

きちんと効果を得たいのであれば、75dB以上程度の商品が最適です。
あまりにも音が大きい場合は近所迷惑になるので、往来の多い通路となるところには音が小さめの砂利を敷き、それ以外は音が大きめの砂利を敷くなどと、使い分けることをおすすめします。

③重さ

重さも、防犯砂利を購入するときにチェックしておきたいポイントです。

敷きやすさを求めるならガラス製のような軽めの砂利がいいですが、雨で流されたり台風で吹き飛ばされたりしやすい点に注意が必要です。天然石や溶岩など、重めの砂利を敷く際は、施行作業が重労働になりやすいというデメリットに注意が必要です。

④デザイン

防犯砂利にはさまざまな商品が存在しています。大きめの粒や小さめの粒、グレー系やホワイト系、ブラウン系など、とにかくバリエーションが豊富です。

素材さえ同じであれば、見た目や粒の大きさで音の大きさが変わることはありません。ご自宅のエクステリアにマッチするデザインを選んでみましょう。

5） 防犯砂利はどこに敷くと効果的？場所の選び方

「防犯砂利は人目につく場所に敷いたほうがいいのでは？」と思われがちですが、防犯砂利を敷く場所に向いているのは逆に「普段は人が通らない、人目のつきづら場所」になります。

泥棒や空き巣犯は、人目をなるべく避けるようにして、人目の薄い場所から侵入を試みるケースが多いです。
上記であげた場所は、家主も中々目を向けない、人目の薄い場所＝空き巣や泥棒の侵入ルートになりやすいため、防犯砂利を敷くのに向いています。

ただ、玄関やリビング窓周辺からも侵入されるケースがあるため、玄関や窓際にも敷いておくのが安心です。

人が頻繁に地面を歩く場所に防犯砂利を敷くと、石同士が擦れてすぐに割れ粉塵（ふんじん）になってしまうため、窓際や玄関に敷く防犯砂利は耐久性の高いものを選ぶといいでしょう。

なお、「自分で防犯砂利を敷きたい」と考えている方は、DIYで砂利を敷く方法を紹介している記事がありますので、あわせて参考にしてください。

防犯砂利の敷き方を4ステップで紹介！防草効果も期待できるコツとは？

防犯砂利はをただ敷くだけでは防犯効果は半減しメンテナンスにも手間がかかってしまいます。防犯砂利の効果を高めるコツと防草効果も期待できる敷き方を紹介します。

6）防犯砂利を敷くときの費用相場はいくら？

防犯砂利を敷くときにかかる費用は、敷くスペースと使う砂利によって異なりますが、1㎡（厚さ3cm）あたり、10kgの砂利約4〜6袋を使用します。

約2台分の駐車場の広さとされる30㎡（18〜19畳くらい）の敷地に砂利を敷く場合、120〜150袋が必要です。

どんな種類の砂利を、どれくらい敷くか、また自分で敷くのか or 事業者に敷いてもらうのかによっても費用は変動します。

砂利敷きに必要な費用

砂利を敷きたいと思ったら、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
一般的な砂利敷きに必要なものとその費用を紹介します。

自分で砂利敷きをすると費用相場はいくら？

DIYで砂利敷きをする際の費用相場を表にまとめて解説します。

今回は、おしゃれな庭にぴったりの白い玉砂利と、防犯などに使用されるバラス（砕石）の価格を調べます。

【砂利別・砂利敷きの費用相場（目安）】

※価格はホームセンターで調べた参考価格です。また敷地の形状や条件でも費用は変わるので、一つの目安としてください。

砂利の必要量と費用の早見表の記事もありますので、計算が面倒くさいという方は、購入時の参考にしてください。

防草シートと砂利敷きをDIYで！砂利の必要量と費用の早見表

砂利敷きを計画中だけど、まずはざっくり予算を知りたい！そんな方向けに費用が分かる表を作りました。サンプルにしたのは10㎡。6畳（本間）の部屋の広さとほぼ同じ面積です。表を見て驚くのは砂利の重さ。ホームセンターから自宅までどうやって持って帰るかなど、クリアするべき課題も見えてきます。DIYを検討する際にお役立てください。

事業者に砂利敷きを頼むと費用相場はいくら？

※2023年12月時点の費用相場です

砂利を敷きたい土地の広さに応じて金額が変わります。砂利を敷く厚みを規定の5cmよりも増やしたい、除草剤を撒きたいなどは、事業者によりオプションで依頼することができます。

くらしのマーケットの砂利敷きサービスは、10㎡あたり20,000円から、砂利の用意〜除草・整地・転圧〜砂利の敷き詰め（厚さ3〜5cm前後）まで依頼可能です。

お住まいの地域の砂利敷きサービス料金をチェック

砂利敷き事業者の作業内容

一般的な砂利敷きサービスの内容は、以下のとおりです。

砂利敷きの費用を安く抑えるコツ

砂利敷きの費用を安くするコツは主に以下の3つ。自分でやる場合でも事業者に依頼する場合でも活用できる事があるので、費用重視の方はぜひお試しください。

砂利敷きの費用相場や安く抑えるコツについて詳しく解説している記事もありますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

【関連記事】砂利敷きの費用と安くする3つのコツ｜自分で砂利を敷く手順も

7）砂利敷きをプロに頼むならくらしのマーケット

くらしのマーケットには、多数の砂利敷きサービスを行っている事業者が出店しています。
お近くの事業者の実績・料金・口コミ数を一覧で確認でき、そのままオンラインで予約ができます。
相談したいことや不安なこと、不明点があれば、事前にメッセージで担当者とやり取りが出来るので、安心して当日を迎えることができます。

砂利敷きの口コミをもっと見る

他にこんなサービスもあります

【窓の防犯】

一人暮らしの女性や人通りの少ない通りにお住まいの方は窓の防犯がおすすめです。窓へのシャッターや面格子、目隠しルーパーの取り付けを依頼できます。シャッターや面格子の設置は、外から防犯対策の有無が分かることや台風や暴風雨対策の役割があります。目隠しルーパーはプライバシーを通気性や採光性を損なわずに守ってくれます。空き巣や泥棒に合わない家づくりをしましょう。

窓の防犯を利用する

【鍵の取り付け】

鍵の取り付けはドアや窓に適した防犯アイテムを取り付けてもらえます。鍵やガードプレート、ドアチェーン、ドアクローザーを取り付けると防犯対策になります。引越しに伴い防犯強化したい方や、長年住んで玄関の鍵が回りづらい方、玄関を電子キーに変えたい方におすすめです。

鍵の取り付けを利用する

ライター：松本 さな
家事はなるべく楽したい一児のママ。時短と節約が好きです。子育てと仕事を両立するため、くらしのマーケットを活用しています。

くらしのマーケットは、暮らしに関わるサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

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ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定・アンテナ工事・家具の組み立てなど、幅広いカテゴリがあります。あなたの「これプロに頼みたい」がきっと見つかるはず。

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各事業者は一覧で同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。
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