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ホームインスペクション(住宅診断)は入居後もできる!住宅診断のベストタイミング

2024.1.22 更新

住宅診断

目次

  1. 1)ホームインスペクション(住宅診断)は行うべき?
  2. 2)ホームインスペクション(住宅診断)をするベストタイミングは?
  3.  2-1)建売新築・マンションを購入する場合
  4.  2-2)建築前・建築途中の新築住宅を購入する場合
  5.  2-3)中古住宅を購入する場合
  6.  2-4)現在住んでいる住宅の場合
  7. 3)ホームインスペクション(住宅診断)をする際の注意点
  8. 4)ホームインスペクション(住宅診断)の事業主を探すなら

1)ホームインスペクション(住宅診断)は行うべき?

床を点検する

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に欠陥や改修箇所があるかを確認するサービスのことです。ホームインスペクター(住宅診断士)と呼ばれるプロが住宅の調査を行い、建物がどのような状態かを把握することができます。

ホームインスペクションを行うべき人と行わなくてもいい人は、以下のようになります。

行うべき人・物件の購入をする人
・物件の売却をする人
・住んでいる住宅に不安がある人
・新築住宅に住んで2年以内の人
・過去に検査をした事がない住宅に住む人
行わなくていい人・賃貸住宅に住んでいる人

ホームインスペクションを行う事で、住宅の状況を第三者の視点で把握する事ができます。売主と買主双方が安心して取引する事ができたり、購入・売却後のトラブルが防ぐ事ができますし、今住んでいる住宅の劣化状況を把握できます。

物件を新たに購入する場合や、住んでいた物件を売りに出す場合、また現在住んでいる住宅に何かしらの不安がある場合などに行うといいでしょう。

▼こちらの記事ではホームインスペクション(住宅診断)の費用相場やメリット・デメリット、申し込みから完了までの流れなどを詳しく紹介しています。

住宅と虫眼鏡

2)ホームインスペクション(住宅診断)をするベストタイミングは?

物件購入の流れ

物件を購入する際の全体の流れは、おおまかに上の図のようになります。
この流れを踏まえたうえで、ホームインスペクションを行う場合、どのタイミングで行うのがベストか、ホームインスペクションを行いたい住宅の状況別に紹介します。

2-1)建売新築・マンションを購入する場合

物件購入の流れ

既に完成された状態で販売されている建売の住宅や、マンションを購入する場合は、「購入申し込み」から「売買契約」の間にホームインスペクションを行うのがベストなタイミングです。

複数物件の物件を検討している場合など、購入申し込みを行う前にホームインスペクションを行う事もできますが、他の人が希望物件の購入手続きを進めてしまう可能性があり、その場合は費用と時間が無駄になってしまうため注意が必要です。

また、「購入申し込み」の場合はホームインスペクション後に購入をやめても申込金等を返してもらう事ができるため、「購入申し込み」をして、住宅を押さえている状態でホームインスペクションを行うのがベストといえるでしょう。(売買契約後に購入をやめる場合は、申込金等は返ってきません。)

2-2)建築前・建築途中の新築住宅を購入する場合

建築中の一軒家

注文建築や、建築前の建売住宅を購入する場合、まだ建築工事が始まっていないタイミングの際は、インスペクションする対象物がないため、契約して工事が始まってから建築途中のタイミングと完成後に住宅検査をするのがベストなタイミングです。建築途中のタイミングでは、壁の中など完成後では確認できない範囲までチェックする事ができます。

建売の住宅とは違い、完成するまでの間、継続的に検査をする事ができる点はメリットであるといえます。

2-3)中古住宅を購入する場合

物件購入の流れ

中古住宅を購入する場合も、「購入申し込み」から「売買契約」の間にホームインスペクションを行うのがベストなタイミングです。

中古住宅の場合、新築物件と比べると売主が事前にホームインスペクションを行っている場合も多いですが、売主や不動産業者としてはできるだけ高値で物件を売却したいため、中には売主にとって不利益な情報が買主に報告されない事もあります。また、不動産業者が斡旋するホームインスペクションの場合も同様です。

このような事態を避けるためにも、買主は売主と利害関係のない第三者性があるホームインスペクションを利用する事をオススメします。

2-4)現在住んでいる住宅の場合

家

ホームインスペクションは住宅売買の際に行うイメージが強いかもしれませんが、居住中に診断をするケースもあります。

例えば、「床が斜めになっているような気がする…」など、実際に何か気になる点がある場合や、リフォーム前など「住宅全体を点検してもらう」という目的でホームインスペクションを利用することができます。

新築の一戸建てで築2年以内の場合

すでに新築物件を購入して入居済みであっても、2年以内の場合ならホームインスペクションを頼むベストタイミングです。

「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」で重大な瑕疵が見つかった場合、売主は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、引渡し後10年間は補修や損害を賠償する責任があります。

しかしながら、床鳴りや壁紙のはがれなど比較的軽度な不具合の保証期間は「2年間」となっているケースが多いため、この期間内にホームインスペクションを頼むといいでしょう。
保証期間内であれば、施工会社に不具合を直してもらえることもありますので、補償期間が切れてしまう前に不具合を見つけることをオススメします。

▼住宅の品質確保の促進等に関する法律について詳しくは下の国土交通省のホームページから確認できます。

住宅の品質確保の促進等に関する法律 - 国土交通省

いままで住宅の点検をしたことがない場合

住宅も住み続ければ経年劣化していくものです。過去に住宅の点検をしたことがない場合は、一度ホームインスペクションを行い、劣化している箇所がないか調べておくと良いでしょう。
劣化部分を発見した場合、壊れてしまう前に早めに補修を行う事で安心して住み続ける事ができます。

特に1981年(昭和56年)以前に建てられた住宅の場合は、耐震性能が低い場合が多いため、ホームインスペクションと合わせて耐震診断をされることもオススメします。

3)ホームインスペクション(住宅診断)をする際の注意点

ワンポイント

ホームインスペクションを利用する際に、いくつか注意・事前に把握しておくべき事があります。

不動産屋にインスペクション希望の旨を伝えるタイミング

ホームインスペクションを依頼する場合は売主・建築会社・不動産業者が立ち会う事が多いため、事前に物件の相談をしている不動産業者や売主にホームインスペクションを行う旨を伝えておく必要があります。
ホームインスペクションを希望していることは、始めの物件の問い合わせや相談をしているタイミングや、物件の見学のタイミングで伝えるのがいいでしょう。

検査に時間がかかる

ホームインスペクションにかかる時間はおよそ2時間~3時間が目安です。
所要時間は住宅の面積や診断内容等によって変わるため、検査を行う際は立ち会いの時間を確保するようにしましょう。

売り主によっては検査を断られる場合がある

特に中古住宅の場合、ホームインスペクションの結果によっては値引き交渉が発生する可能性があるため、断られる場合もあります。
また購入申し込みが重複している場合、インスペクションを希望していない購入希望者が優先される事も考えられます。

このような場合は、検査なしで購入を進めて購入後に検査をするか、購入をあきらめる必要がありますが、検査を希望していても、断られる可能性があることは事前に把握しておくといいでしょう。

事前に依頼する事業者を決めておく

住宅の購入申し込みの後、おおよそ1週間~10日くらいで売買契約を結ぶことが多いため、 ホームインスペクションを依頼する会社・事業者をあらかじめ決めておく事が大切です。購入申し込みが完了したら、すぐに申し込めるようにしておくと良いでしょう。

4)ホームインスペクション(住宅診断)の事業主を探すなら

ホームインスペクションは「安心を買う」サービスです。物件の売買は多額の費用が発生しますので、ホームインスペクションを行ってもらう事業者も慎重に選びたいですよね。失敗しないためにも、依頼する事業主を選ぶ際は下記の項目に注意する事がポイントです。

  • 実績や利用者の口コミはどうか
  • 調査してくれるインスペクターの経験や専門性は確かか
  • 報告書の充実度・提出の速さはどうか
  • 売り手や不動産会社と利害関係のない第三者であるか

事業者選びの際には、料金面と合わせてユーザーのリアルなクチコミをしっかり確認、比較することをおすすめします。

くらしのマーケットなら、ホームインスペクションの事業者を料金・口コミで比較して、オンラインで簡単予約することができます。ホームインスペクションを検討する際には、是非業者選びの参考にしてみてください。

ホームインスペクション(住宅診断)サービスのよくある質問
Q当日の作業時間はどのくらいかかりますか?
A物件の規模や状態によって前後しますが、一戸建てでおおよそ2時間半〜3時間程、マンションで1時間半〜2時間程が目安です。

Q床下や屋根裏の調査も行ってもらう事は可能ですか?
A床下・屋根裏への進入調査は追加オプションとなり、事業者によって対応の可否と作業費用が異なります。希望の場合は店舗ページの料金表にて、オプション追加が可能か確認しておきましょう。

Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。

Q予約方法が知りたいです。
Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。

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著者の写真

ライター:三橋未帆
建売新築に住んで6年目。そろそろ我が家もホームインスペクションを行うべきかも…と考えながら執筆させてもらいました!

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