延坪30坪住宅の外壁塗装の相場はコレ！見積書をチェックしてみよう

1-2）同じ面積で相場費用に幅ができるのはなぜ？

30坪の外壁塗装でも、相場の価格帯が約60～100万と大きくひらきがあります。このような価格の差は、どこで生まれるのでしょうか。

費用に影響するポイントはココ！

• 正確に測った時の塗装面積　…　事業者に見積もりを依頼すると、現地を採寸したり、図面から正確な面積を割り出したりの上、費用計算をしてくれます。
• 塗料の価格　…　塗料は一般的に価格が高いものは耐久性が高くなります。塗料によっては、価格差が2倍近くあります。
• 外壁の傷み具合　…　外壁が痛んでいなければ高圧洗浄後そのまま下塗りができます。しかし、激しく痛んでいる場合は、外壁を補修し下地の処理をするため費用がかかります。
• 付帯工事の違い　…　雨戸・雨どい・軒天（軒裏）などの塗装があるかないかも費用を左右します。
• シーリング　…　窓の周りや外壁の継ぎ目にあるコーキングがシーリングです。シーリングを外してうち直すか、打ち増しかでも費用は異なります。シーリングが少ない家もあります。
• 事業者ごとの施工単価の違い　…　施工単価は事業者ごとに異なります。熟練の職人さんの塗装は高い場合もありますので、安いところがいいというわけではありません。

2）見積書のチェックポイントはココ！

外壁塗装をする場合には、数社に合い見積もりをとるといいでしょう。見積書が届いたときに見るポイントを知っておきましょう。

必ず確認するべきポイントは以下の5つです。

1. 塗りは「下塗り・中塗り・上塗り」の3回記載されているか（※）
2. 塗料名は商品名で記載されているか
3. 工事の工程が個別に記載されているか
4. 面積や単位をきちんと書き込んであるか
5. 依頼した塗料の色や種類は間違いないか

まずは、相場金額と大きく外れていないかをチェック。高すぎる見積もりや安すぎる見積もりが無いか、比べてみてください。料金の不明点は、必ず依頼先の事業者に確認しましょう。

このように合い見積もりをとることで、同じ建物でも依頼先によって出てくる費用が異なってくることに気づくでしょう。その事業者の人件費なども関わってくるため、一律ではないのです。

外壁がボロボロで大掛かりな補修が必要など、状況によっては相場よりも高額になる場合もありますが、あまりにも金額が大きく外れた見積もりは要注意です。5つのチェックポイントを参考にしつつ、不明点は事業者の方に確認しましょう。

※あくまで一般的な工程です。塗料の種類によって、作業工程が変わることがあります。

3）まとめ

30坪の外壁塗り替えの相場はおよそ60～100万円ほどです。費用の差が出るポイントの解説と、見積もりで確認必須のポイントをご紹介しました。外壁塗装は塗装後すぐには、工事の良しあしの判断がしづらく、数年たってから悪いところが出てきます。高額な買い物なので、あらかじめ相場を知って適正価格で依頼しましょう。

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