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ライター:笹倉さくら
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。
1)赤ちゃんにダニ刺され跡?何に刺されたかを見分けるのは難しい
赤ちゃんの肌に赤い斑ができていると心配になりますよね。まずは、かゆみはどうか赤ちゃんの様子を観察してください。次に、体のどこにどんな赤い斑があるかを確認し、刺されたのはいつかを考えてみましょう。
刺された跡から何に刺されたかを判別するのはかなり難しいのですが、一般的な刺され跡の特徴をご紹介します。
①ダニ
赤ちゃんの皮膚はやわらかいため、全身どこでもダニに刺される可能性があります。夜間に刺されていたら、ダニを疑いましょう。
不定形な赤い班が複数ある場合が多いでしょう。ダニは刺された直後ではなく、時間がたってからかゆみが出てきます。
②蚊
刺された直後からかゆくなりはじめ、半日ほどでかゆみがおさまります。刺されるのは皮膚が露出しているところです。刺し跡は一つだけのことが多く、赤く丘状に腫れる場合もあります。
③ノミ
強烈なかゆさで、不定形の赤い班が複数あることが多いのが特徴です。刺された跡に水ぶくれができることもあります。肌をかきむしる場合は早めの受診がおすすめです。
④あせも
暑い時期にひじやひざの内側など汗が溜まりやすいところに赤い小さな湿疹が複数出ます。かゆいのでかきむしる可能性があります。汗を水で洗い流し、清潔にし、かゆみを止める工夫を。
⑤マダニ
屋外に住むマダニに刺された場合は、重大な病気を媒介する可能性がありますのですぐに受診をおすすめします。マダニは数日〜2週間程皮膚に取り付き、吸血をします。
マダニを無理に取ると口の部分が皮膚に残り、炎症をおこしてしまう可能性があるため、医師の処置を受けましょう。
参考:ダニに刺されたらどうなりますか?|公益社団法人日本皮膚科学会、蚊に刺されたらどうなりますか?|公益社団法人日本皮膚科学会、ノミに刺されたらどうなりますか?|公益社団法人日本皮膚科学会、赤ちゃん・子どもの『あせも』対策と予防法|田辺三菱製薬、マダニ|東京都福祉保健局
2)赤ちゃんがダニなどに刺されたときの対処方法
赤ちゃんは我慢ができません。かゆければ一生懸命かいてしまいます。肌をかき壊すと跡が残る場合がありますし、細菌が入って水ぶくれができ、「とびひ」になる可能性もあります。赤ちゃんが皮膚をかかない工夫をするとともに、かゆみを止めてあげましょう。
- 刺された部分を洗ってタオルなどで冷やす
- 肌をかき壊さないよう、赤ちゃんの爪を切る
- それでも掻く場合はかかないように患部を覆う
- 市販のベビー用かゆみ止めを塗布する
- 市販の薬が効かない場合や、傷口がジュクジュクしたら皮膚科か小児科へ
参考:かゆがる子供を何とかしてあげたい!原因と対策を知ろう|ユースキン_肌育研究所
3)ダニが原因と疑われたらすぐに駆除と予防を
赤ちゃんは布団の上で過ごす時間が長いのが生活の特徴です。その布団にダニがたくさんいればダニに刺される可能性が高くなります。ダニをゼロにすることはできませんが、努力と工夫で数を減らしましょう。
3-1)知っておきたいダニのこと
駆除に取り掛かる前にダニの特徴を把握して適正な駆除をしましょう。
- 布団に多く生息するチリダニ 類は人のアカやフケをエサとしている
- 人を刺すツメダニは チリダニ類をエサとしている
- ダニの活動温度は20~30℃、湿度60~80%
- 活動のピークは6月~9月、冷暖房がきいていれば通年で活動
- 生きているダニは繊維にしがみつくので、掃除機では吸いきれない
- ダニの死骸やフンはアレルギーの原因になる
参照:ダニを知る|アース製薬
3-2)ダニの駆除と予防対策
ダニ駆除の最強の方法は、「布団乾燥機のダニモードでダニを死滅させ、布団の裏表を丁寧に掃除機で吸い取る」ことです。
もし、同じ部屋にパパやママの布団も敷いているのであれば、赤ちゃんの布団だけでなく、大人の布団もダニ駆除をしましょう。きちんと対策することで、ダニは減っていきます。
ダニ予防のポイント
- シーツやカバー、タオルケットや毛布など赤ちゃんが使う寝具はこまめに洗濯する
- ベビーベッドを使っている場合は、ベッドの床板にも掃除機をかける
- 畳や床に布団を敷いている場合は「すのこ」を敷き、布団から湿気が抜ける工夫をする
- ベッドパッドや布団の下にダニ取りマットを敷く
- 布団のシーツやカバーを防ダニのモノに変える
- 部屋の風通しを良くし、部屋の掃除機がけはゆっくり丁寧に
- エアコンや除湿器で部屋の湿度を55%以下 にする
ダニ対策は1日やれば終わりではありません。掃除機がけや、洗濯を継続して徐々にダニの数を減らしていきましょう。
参考:住まいとダニによるアレルギー(赤ちゃんをダニから守るために)|目黒区、ウェザーニュース ダニ対策 湿気を溜めないための注意点
4)ダニ駆除はプロに頼めば安心
赤ちゃんがダニに刺された可能性があるときの見分け方と、対処方法をご紹介しました。ダニ刺されが疑われるときは、必ず駆除と予防をしてくださいね。大切なのはダニに刺されないこと。赤ちゃんの肌を、ダニから守ってあげましょう。
布団のダニ駆除だけより、家の中の駆除が何よりも効果的。家中のダニ駆除は大変なので、どうすればわからないという時は、プロに相談するのも手です。
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