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目次
この記事でわかること
クレセント錠で窓の防犯対策はできるの?
クレセント錠は窓の防犯に重要な役割を果たしますが、あくまで「締め金具」なので単体だと防犯性が低いです。
窓のセキュリティを強化する方法は?
窓のセキュリティを強化する方法は、以下の6つです。
- 防犯性の高いクレセント錠と交換する
- 補助錠を取り付ける
- 二重窓にする
- 窓ガラスに防犯フィルムを貼る
- 窓ガラスを防犯ガラスと交換する
- 窓に格子やシャッターを取り付ける
以上の方法をいくつか組み合わせると、窓のセキュリティを大幅な強化につながります。
1)クレセント錠だけでは窓の防犯対策が不十分
窓の鍵(クレセント錠)だけでは、窓の防犯対策が不十分です。
クレセント錠は窓の防犯に重要な役割を果たしますが、あくまで窓を開かないように固定する「締め金具」です。通常のクレセント錠だけでは、窓を割られると手で開錠されてサッシを簡単に開けられて侵入される危険があります。
実際に、侵入窃盗の侵入口として犯人に狙われやすいのは「窓」です。令和4年度の侵入窃盗事件において、戸建ては半数以上、3階建て以下の共同住宅は約4割が「窓」から侵入されていると警視庁の公式サイトで公表されています。
なかでも人が出入りできる大きな「掃き出し窓」や人の腰の高さにある「腰高窓」は人が出入りできるサイズで狙われやすいので、侵入窃盗対策として窓の防犯対策を徹底するとよいでしょう。
参考:手口で見る侵入犯罪の脅威|住まいる防犯110番|警視庁
侵入窃盗とは?
空き巣 | 家の人が以内ときに忍び込み金品を盗む |
---|---|
忍込み | 夜間、家の人が就寝している間に金品を盗む |
居空き | 家の人が昼寝や食事中に金品を盗む |
また、クレセント錠の取り付けがゆるんでいる場合、窓を簡単にこじ開けられてしまうので、状態を確認して必要であれば対処しましょう。
クレセント錠がゆるんでいるときの対処法について詳しく知りたい方は、クレセント錠に関する記事もあわせてご覧ください。
クレセント錠は揺らすと解錠できるって本当?外から窓を開けられる危険性とは
2)窓のセキュリティを強化する防犯対策
侵入犯罪において犯人は侵入に5分かかると7割があきらめ、10分かかるとほとんどがあきらめると言われています。
窓から侵入しにくくすることが、防犯対策をするうえで重要です。窓のセキュリティを強化するには、以下6つの方法が有効です。
以上の方法をいくつか組み合わせると、窓のセキュリティの大幅な強化につながります。
※※注意※※
賃貸物件の場合、以上の方法で自宅のセキュリティ強化するには管理会社や大家さんの許可が必要なので、無断で行わないようにしましょう。
参考:侵入者プロファイリング〜心理と行動②|住まいる防犯110番|警視庁
防犯性の高いクレセント錠と交換する
クレセント錠を「鍵付き」や「ダイヤル錠付き」など、防犯性の高いクレセント錠と交換すると、窓のセキュリティ強化につながります。
通常のクレセント錠はハンドルを下げるだけで、開錠できるため窓ガラスを割られると簡単に開けられてしまいます。
「鍵付き」や「ダイヤル錠付き」などと交換し、鍵や暗証番号でハンドルをロックすると、窓ガラスが割られてもサッシを開けにくくできます。
クレセント錠の防犯カバー(ガード)を取り付けるのもおすすめ!
防犯カバーは、受け具側の窓に取り付けることで、クレセント錠が外から見えなくできるアイテムです。ステンレス製なら、クレセント錠近くのガラスを割りにくくするのにも役立ちます。
くらしのマーケットでは、「窓の鍵(クレセント錠・カムラッチハンドル)の交換」のサービスも提供しています。
信頼できる事業者が揃っているので、「窓のクレセント錠を交換したい」と思った方は利用してみてください。
「窓の鍵(クレセント錠・カムラッチハンドル)の交換」の料金・口コミを見るクレセント錠について詳しく知りたい方は窓の鍵の記事もあわせてご覧ください。
窓の鍵(クレセント錠)|窓の防犯性を高める方法
補助錠を取り付ける
窓のセキュリティ強化には、窓用の補助錠の取り付けをおすすめします。
補助錠とは、主錠の他に取り付ける錠前のことです。万が一クレセント錠が解錠されても、補助錠があればサッシが開かないので侵入するのに時間がかかり犯行を諦めさせる効果が期待できます。
特に「鍵付き」や「ダイヤル付き」の補助錠なら、簡単に解錠できないのでおすすめです。
また、換気をしたいときの防犯対策に役立つ補助錠も販売されているので、窓の用途から取り付けるものを選ぶとよいでしょう。
くらしのマーケットでは「鍵(補助鍵)の交換・取り付け」も行っています。
「プロに補助錠の取り付けを依頼したい」「防犯性が高いものを取り付けてもらいたい」というときに利用してください。
「鍵(補助鍵)の交換・取り付け」の料金・口コミを見る二重窓にする
二重窓にするのも窓の防犯対策として有効です。
二重窓(内窓)を取り付けると、ガラスが二重、クレセント錠も2つになります。
空き巣や泥棒が侵入しようとすると、鍵を2つあけるか窓を2枚割らねばなりません。
二重窓(内窓)は1枚の窓より侵入に時間がかかり、侵入をあきらめる可能性が高くなります。
また、二重窓に「目隠し効果」のあるガラスを使えば、外から部屋の様子が見えないため窓の防犯性を高められるでしょう。
くらしのマーケットでは、「内窓(二重窓)リフォーム」も行っています。信頼できる事業者が揃っているので、ぜひ利用してみてください。
「内窓(二重窓)リフォーム」の料金・口コミを見る二重窓について詳しく知りたい方は、二重窓(内窓)リフォームの記事もあわせてご覧ください。
二重窓(内窓)リフォームのメリットデメリット!防音・断熱以外にもいい点が
窓ガラスに防犯フィルムを貼る
窓のセキュリティを高めるために、窓ガラスに防犯フィルムを貼るのもよいでしょう。
防犯フィルムを貼れば窓ガラスの強度が増し、割るためには数回殴打する必要があります。割るときに何度も大きな音がするうえ、侵入にも時間がかかるため防犯対策として有効です。
くらしのマーケットでは、「窓ガラスフィルム施工」も行っています。
実績のある事業者が揃っているので、「防犯対策で窓にフィルムを貼りたい」と伝えれば施工してもらえるのでおすすめです。
「窓ガラスフィルム施工」の料金・口コミを見る窓に面格子やシャッターを取り付ける
外部からの侵入を防ぐのに、窓に面格子やシャッターを取り付けるのもおすすめです。
大幅リフォームになるものの、面格子やシャッターがあると切断や破壊して突破しない限り窓ガラスを割るのが難しいため、犯行を諦める可能性が高まります。
取り付けるときは、切断・破壊に5分以上かかる「防犯建物部品」のシャッターや面格子を選ぶとよいでしょう。
くらしのマーケットでは、窓に面格子やシャッターを取り付ける「窓の防犯」サービスも提供しています。
実績のある事業者が施工するため安心です。
「窓の防犯」の料金・口コミを見る窓ガラスを防犯性の高いガラスと交換する
窓のセキュリティを強化するために、窓ガラスを防犯性の高いガラス(合わせガラス)と交換するのもよいでしょう。
防犯性の高いガラスは、2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜があるのが特徴です。
厚みがあるほど耐貫通性に優れていて破壊されにくく、ハンマーやバットなどを使ったこじ開けに有効です。
参考:安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス|YKK AP
3)クレセント錠を自分で交換する方法
クレセント錠は、自分で交換することも可能です。
クレセント錠を交換する前に、まず以下の3つを準備しましょう。
- 新しいクレセント錠
- 定規
- プラスドライバー
クレセント錠を交換する方法を「クレセント錠の選び方」と「手順」に分けて詳しく解説します。
クレセント錠の選び方
クレセント錠を交換するとき、適当に購入すると取り付けられない可能性があります。
既存のクレセント錠と同じメーカーで同じ型番のものが手に入るなら、それと交換するのがおすすめです。
しかし、「今の鍵よりも防犯性の高いものと交換したい」「メーカーがわからない」などの場合は、既存のクレセント錠の以下3つの部分を採寸し、取り付けられるものを選びましょう。
- ねじピッチ:クレセント錠が固定されているネジ穴の中心から、ネジ穴中心までの距離
- 奥行き:「引き寄せ寸法」とも呼び、クレセント錠を固定しているネジ穴の中心から、受け金具までの距離
- 高さ:取付部分からハンドルまでの距離
また、クレセント錠には、「右向き」と「左向き」があるので、既存のクレセント錠の向きを確認してから購入してください。
クレセント錠を交換する手順
クレセント錠を交換するときの手順は以下の通りです。
所要時間 | 約10分 |
---|
- 施錠具を固定している上のネジを外す
- 下のネジを少し緩める
- 上のネジを戻す
- 施錠具を外す
- 新しいクレセント錠を取り付ける
- 上のネジを緩めに締める
- 施錠具の位置を確認して固定
まず、クレセント錠の施錠具を固定している上のネジをドライバーで外します。
ネジが見えないようにカバーが付いている場合は外しましょう。
また、ネジを外すときネジの頭の溝が潰れていて、プラスドライバーでネジを外せないことがあります。
幅が太めの輪ゴムをネジとドライバーで挟むようにして回してみたり、市販の「ネジ外し剤」を利用したりすると外せる可能性があるので試してみてください。
下のネジを少し緩め、施錠具の上部をずらします。
次の工程を終えるまでは、下のネジは完全に外さないようにしてください。
上の穴にネジを戻し、仮止めします。
このとき仮止めをしないと、裏にあるプレートが落ちて鍵交換の事業者に頼むことになるため忘れずに行いましょう。
下のネジを外し、施錠具を外します。
通常新品のクレセント錠には取り付けネジが付属されています。しかし、変えのネジがない場合は外したネジの保管場所に注意しましょう。
新しいクレセント錠の向きが正しいか確かめ、下のネジを緩めに締めます。
上のネジで軽く固定してから位置を決めるため、ここでは強く締めないようにしましょう。
③で仮止めしたネジを外し、施錠具を上へ持ってきてネジで緩めに締めます。
施錠具の位置を確認するために、上のネジも下ネジ同様緩めに締めましょう。
受け金具に施錠具をかけて、位置を確認。スムーズに施錠できる位置で下のネジを締めます。ハンドルを下に下げて解錠し、上のネジを締めて固定すれば鍵交換が完了です。
また、取り付け後に高さや奥行きを変えられる万能型クレセント錠の場合は、受け具としっかり固定されるかを見ながら調整しましょう。
しかし、自分でクレセント錠を交換し、「取り付けに失敗してガタついている」「間違えて裏にあるプレートが外れてしまった」というケースも少なくありません。
クレセント錠の取り付けに少しでも不安があるなら、クレセント錠の交換を行っている事業者に依頼するのをおすすめします。
4)クレセント錠の交換を事業者に依頼するとかかる費用
クレセント錠の交換を事業者に依頼すると商品代金+施工料金がかかります。
施工料金は事業者によって異なるので、事前に見積りを取ると安心です。
くらしのマーケットには、「窓の鍵(クレセント錠・カムラッチハンドル)の交換 」を行っている事業者が揃っています。事業者ごとに料金や口コミを確認して選べるため、「予算内に収めたい」「信頼できる事業者に依頼したい」という人におすすめです。
「窓の鍵交換」の料金・口コミを見る他にこんなサービスもあります
くらしのマーケットでは、窓・サッシの掃除もプロに依頼できます。プロの技術とアイテムで、窓やサッシを徹底的にきれいにします。蓄積した窓やサッシの汚れを見て見ぬフリをしている方は必見です。
窓・サッシの掃除を利用する「防犯カメラを設置したいけれど、録画機材も設置場所もわからない」という方には、防犯カメラ設置がおすすめです。セキュリティカメラのプロに位置や機種を相談しながら設置してもらえます。
防犯カメラ設置を利用する
ライター:森田さなえ
主婦8年目です。自宅を購入したものの、思いのほか大通りから自宅の中が見えて防犯対策を試行錯誤しています。
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